2013年6月25日火曜日

英会話を習得するために大事な3つのこと

英会話を習得するためには、どうやったら良いのでしょうか?
簡単に会話力をアップさせるには、どうやれば良いのでしょうか?
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巷では「楽に・・」とか、「短期間で・・」とか、「○○するだけで・・」
などと、心をそそられる広告が氾濫しています。

ですが、自分のやっていることと結果を合わせて考えると、亀よりもさらに
遅いゆっくりとしたスピードでしか、レベルアップを感じることができませ
んでした。

ですから、余程自分のやり方が間違っているか、巷の広告が全てウソだらけ
なのかの、どちらかということになります。

わたしは学生時代の英語を勉強した期間以外で、さらに13年もの間、英語
勉強を続けてきました。そして海外旅行をして会話に苦労しないくらいには
なりましたので、巷の広告のウソとホントはわかるようになりました。

おそらくほとんどの人も半ばはわかっているのでしょうが、「楽して話せる
ようになる・・」という広告は、あたかも甘い蜜が蟻を呼び寄せるように、
甘く囁きかけてくる魔力があるのです。

「今回だけやってみよう・・」「これで最後にしよう・・」と。
騙されても騙されても、できない人ほど何度でもトライしてしまうのです。

■英会話は野球、水泳と同じ
わたしは英会話の習得は、野球の練習と同じだと思います。
あるいは水泳の練習と同じだと思います。

実際に体を動かして何度も練習し、だんだんできるようになっていくもので
す。そしてレベルが上がると、考えなくとも体が自然に反応し反射的に処理
ができるようになるのです。

もしも英会話が野球や水泳と同じことならば、「楽に」や「短期間で」や
「○○するだけで」で免許皆伝がもらえるはずがありません。

甘い言葉に乗りたがる弱い気持ちは振り捨てて、じっくりと取り組もうと
決心すべきだと思います。

■あくなき英語勉強
ある程度話せるようになっても、もう十分ということはありません。
いつでも何かしら、「もっと~できたらなぁ」などと、いつも考えています。

英語勉強には上限というものがありません。
自分で満足できなければ、無限に勉強を続けなければならなくなります。

こうなればなかなかモチベーションを維持することが、むずかしくなります。
モチベーションを落とさずに、継続して一歩一歩上達していくには、それな
りの作戦が必要だと思います。

■大事な3つのこと
最適解ではないかも知れませんが、今までいろいろやってきた中で、
「このやり方が一番自分に合っている」
と思うものはあります。

そのやり方をやってきたおかげで、海外に行ったときはあまり不自由なく
コミニュケーションできるようになりました。

これまでのことをまとめてみますと 一番大事なことは次の3つでした。

1)目的/目標/期限を明確にし、細分化する
      ⇒階段状に取り組み/達成/1段アップ/達成・・・というように
    達成感を味わいながらレベルアップ

2)基礎知識/能力のアップ
      ⇒話せる「基本文」を増やす
         フレーズを増やす(表現する能力の拡大)
         使える決まり文句を増やす

3)「話せる場」を作りトライ
      ⇒自分の現在の能力を知り次へ役立てる
        ・聞き取れるかどうか(リスニング能力の確認)
        ・話して通じるかどうか(スピーキング能力の確認)
        ・英会話での感情を動かし、記憶に強く刷り込む

3項については「オンライン英会話」をやっており、そこで毎回いろいろ
なトライをやっています。

■スピーキングに効果大の訓練は
しかしここ最近、ある一人でやる練習が、スピーキング力に大いに影響す
るということがわかりました。

それは何かというと、「ライティング」訓練です。

思っていることをすぐに英語で口ずさむことは、すごくスピーキングの良
い練習になるのですが、すぐに英文で書いてみることも良い訓練になりま
す。

思ったことをすぐに書くのも良いし、何かの本で書き取りの問題や、英語
でメモや日記を書くことでもOKです。

かつては全て英語でメモを書くのを挑戦したことがあります。
そして何度も挫折しました。

しかしあきらめず何回もトライすることで、今ではかなりのメモをすぐに
英語で書けるようになりました。そしてそれと時を同じくして、スピーキ
ングのレベルがアップしたことに気が付いたのでした。

■ライティングの訓練方法
やり方はいろいろあると思います。それこそ無限に。
自分に合った長く続けられる方法を、見つけるべきだと思います。

例えば、

①英語で日記を書く
②英語で家計簿をつける(1日のコメント付、日記と似たようなもの?)
③会社で英語でメモを書く
④オンラインレッスンでの質問や説明事項を、シーン毎に作っておく
⑤友人を作り英文でメールのやり取りをする
⑥ブログやホームページを英文で書く
⑦開いたページの1番最初に目に入った文を、すぐに英作文する
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最初は無理なく継続できるように、そのボリュームを自分で加減できる
もので、なお且つ、習慣化できるものが良いですね。