2011年1月18日火曜日

◆家庭教師との勉強方法(in ベトナム)

前の記事で週1~2回、日本人スナックへ行きお酒を飲みながら横に来た女性と英会話の練習をしたと書きましたが、時々は文法などについても教えて欲しいとも思っていました。それでその中の一人に「できたら日曜日に家庭教師をしてもらえませんか?」と聞いてみたら、すぐに「いいわよ!」と引き受けてもらうことができました。

その女性は大学を出たばかりで、途中台湾へ6ヶ月ほど留学しアメリカ人の講師より英話を学んだとのことで、まったくなまりが無くて発音が良かったからです。

そして費用ですが、通常ネイティブの家庭教師だと1時間10ドルくらいなのですが、彼女に「1時間いくらで教えてもらえますか?」と聞いてみると、「3ドルでどうですか?」というので、あまりにも安いので思わず「それじゃあ5ドル出しますのでお願いします。」と言ってしまいました。ということで決定し、次の日曜から始めることになりました。

日曜の朝9時にマンション付近の場所にバイクで迎えに来てもらい、他の同僚に見つからないようこっそりと後ろに乗せてもらって出発です。マンションから十分離れた喫茶店の2階、もしくは3階のベランダの席へ行き、そこで彼女が持ってきた英語テキストのコピーを広げ、英語の勉強を行いました。

毎回甘い香りのするベトナムコーヒーを飲みながら約1時間文法の勉強をし、残り1時間を質疑応答やフリートーキングするという進め方で行いました。終わったらローカルの食堂へ移動して一緒に食事をし、食べ終わったらまたバイクの後ろに乗せてもらい、マンションまで送り届けてもらい終了するというやり方でした。

9時~1時頃までの合計4時間を一緒にいるため、その間はまったく日本語を使わないということになります。これもとても良い訓練になったんではないかと思います。

ある時一緒にテーマパークに行きそこのボートに乗って英会話の勉強をしたとき、家庭教師をしてもらい始めたときには連続で5~6分くらいしか会話ができなかったのですが、そのときは楽に30分以上話せるようになっていたのに気づき、とてもうれしかったことを覚えています。

ただ英会話を机に座って勉強するというのではなく、話しをしたくなるような、また質問をしたくなるような相手がいて、更には体を動かし行動しながらいろいろな体験を重ねながら勉強をするということが、とても有効なのではないかと思います。

これでベトナム編を終わり、次は「日本での効果大きかった勉強方法」について書きたいと思います。