単語の暗記はとても単調で、なかなか続かないものです。
しかしここに、楽にボキャブラリを増やすための一つの良い方法が
あります。
それは通常のやり方よりもはるかに効率的に記憶することができる
やり方です。
なぜならすでにかなりの部分が、頭の中にインプットされているもの
が対象だからです。
そんなにうまいやり方があるのでしょうか?
どんなやり方だと思いますか?
それは、日本語化された英語をしっかりと正しいアクセントで覚え、
使えるようにするということです。
日本語化された英単語だと、日本語とリンクしながら楽に覚えるこ
とができます。また、正しいアクセントに修正するだけで、使える
単語に生まれ変わらせることができます。
■日本語化英語の数
実は、日本語化された英単語は非常に多いのです。
わたしが耳に覚えがあるものだけで、500語以上もあります。
普段のフリートーキングでサッと使えるようになっているものは、
その中の約30%程度ですかね。
聞いて理解できるのは70%もあるのですが、スピーキングで使え
るのは、ほんの30%程度なのです。
また聞いて理解できるものでも、それは日本語的な読み方をした
場合のことで、英語的に読まれたものだと、50%に満たないかも
知れません。
発音やアクセントが間違って記憶されているため、実際の会話な
どで聞いても、その単語に結びつかないのです。
これは宝の持ち腐れ状態だと思います。
大きな未開拓の宝の山が、眠り続けている状態なのです。
■日本語化単語の例
少し例をあげてみましょう。
ホテル hotél
レストラン réstaurant
アクセサリー accéssory
アダルト adált
アドバイス advíce
いずれもの単語も、すでに何度も聞きなれています。
従って、その意味はすぐにわかります。
しかし発音やアクセントが正しくないため、聞いてもわからなか
ったり、スピーキングではうまく発音できなくて、使えないケー
スのものも多いです。
バロメーター barómeter
ボランティア voluntéer
ボイコット bóycott
エネルギー énergy
イベント evént
アクセントが正しくないと、せっかく知っていて話せても相手に
伝わらないケースも多いのです。
こういった一度は頭に入っている単語は、短時間でボキャブラリの
アップにつなげることができます。
そして日本語とヒモ付きで覚えれるため、非常に忘れにくいです。
単に努力して覚えた英単語より、2倍以上は覚え易く忘れにくいで
しょう。
さらに例を挙げてみます。上の例も入れて全部で63語ありますが、
まだまだほんの一部です。優に500語は超えていますので。
(わたしが知っているだけで・・です)
これらの覚え易い日本語化英語をものにできたら、かなりリスニン
グ力をアップさせることができるでしょう。
■良く使われ割と近いアクセントのもの
アプローチ appróach
アレンジ arránge
アベレージ áverage
アドバンテージ advántage
アイデア idéa
メッセージ méssage
プログラム prógram
エアメイル áirmail
エアポート áirport
アナウンサー annóuncer
エチケット étiquette
デザート dessért
バナナ banána
タバコ tobácco
ブザー búzzer
カセット cassétte
ピアノ piáno
ミュージシャン musícian
ギター guitár
エージェント ágent
チャレンジ chállenge
オリンピック Olýmpic
パレード paráde
パーセント percént
■アクセントが違うように思うもの
アマチュア ámateur
コメント cómment
アルバム álbum
チョコレート chócolate
オレンジ órange
マネージャー mánager
イメージ ímage
バランス bálance
カレンダー cálendar
キャリア caréer
エレベーター élevator
エスカレーター éscalator
インターバル ínterval
ミサイル míssile
パターン páttern
キロメーター kílometer
パーセンテージ percéntage
アンテナ anténna
アルファベット álphabet
オーケストラ órchestra
アカデミック académic
デリケート délicate
カヌー canóe
ヒロイン héroine
ダメージ dámage
■読み方が大きく異なる単語
アルコール álcohol
アレルギー állergy
ビタミン vítamin
カタログ cátalogue