今日は、日本語独特のわかりにくい表現について、それをどう言い換え
て話すかの、練習をしてみました。
■(~さんは)番狂わせで(…になった)
このような文を言うときには、どのような言い方をしたら良いでしょう
か?
つまりこの「番狂わせ」をどう言うかがポイントになりますが、まず先
にこの簡単そうに見える文を、もっと簡単に言うことができるかを考え
ます。
★「二つに分ける」
まずは二つに分けられるかを考えます。
すると、次の二つの文に分けられることがわかります。
1)~さんは、~になった。
2)番狂わせだ。
1)は「~ became …」という文でOKですね。
★「やさしい表現に言い換える」
さて次は「番狂わせ」をどう言い換えるかですね。
同じような意味を表せる文を素早く考えて、その中のどの表現を使うか
を判断します。
例えば、次のような表現を考えました。
1)わたしはとてもびっくりした。
2)わたしはそれが信じられなかった。
3)わたしは~さんが、…になると考えていなかった。
4)誰も予想していなかった。
上の4つの文くらいが、同じ意味を伝えれるかと思います。
そこでこれを英文にして、先の文に続けて話すわけです。
1)I was very surprised (to hear that).
2)I couldn't belive about it.
3)I didn't think ~ would be the ….
4)Nobody expected it.
いつもこのように何通りにも言い換えれるかは様々だと思いますが、今
回のようなケースなら、わたしは2)か3)の文で話すのではないかと
思います。
いずれにしろ、簡単に話せるようになるには、
「文を分けるということ」
そして、
「できるだけ簡単な、相手が理解できる表現で話す」
ということを、普段からしっかり練習しておくことが大事だと思っています。
2013年11月30日土曜日
2013年11月24日日曜日
海外での貴重な体験が英語学習のヒントに
今回久しぶりに海外に来て、かなり貴重な体験をしました。
何かと言うと、英語を勉強して、いていつも疑問に思っていたことで、
重要なヒントに気がつくことができたことです。
それは、
・ボキャブラリも基礎構文も文法も、それほど多くは必要ない
⇒簡単な単語、熟語、基本文で十分
⇒会話の多くは簡単な「決まり文句」が占めている
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
・わからなければ聞けばよい
⇒話せるという自信は、知識ではなく慣れと経験から
という3つのことでした。
■英語勉強に対する誤解
わたしは「楽しく日常会話ができれば良い」ということを目標として、
今まで英語を勉強してきました。しかし10年を超えたときでさえ、ま
だ自分の英語力は十分とは感じていませんでした。
かなり話せるようになったいたし、海外へ出てもさほど困るようなこと
にはならないレベルになっていたにも関わらずです。
英語は奥が深くて限りなく勉強すべきことがあります。ボキャブラリも
基本構文も発音も文法も・・・です。
どこまで勉強すれば良い・・というところが、よくわかっていませんで
した。そのような状態だと、当然もう十分だと思うことができませんし、
「自信」というものもまだまだ不十分のように感じた訳です。
■中国語での体験でヒント
わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と心配してい
ました。
しかしまったく杞憂でした。
中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。そして今回、中国に来て3年半ぶりにかなりの中国
語を使い、そしてわかったのです。
「単語も熟語も構文も文法も、すべて英語より少ないレベルなのに、自
在に中国語が話せる」
話せるという自信は「知識」の量ではなく、「慣れ」と「応用力」なん
だということに。
■本当に重要なこと
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒抽象的で難解な表現は使わない
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
ああー!やはりグロービッシュなんだ、5歳児の英語なんだと。
ボキャブラリを増強することに汲々とすることより、いかに自分の知っ
ている単語でやさしい表現に言い換えて話せるようになるか・・が重要
なのです。
今回改めて、自分の英語学習の向かうべき方向について、認識し直した
のでした!
何かと言うと、英語を勉強して、いていつも疑問に思っていたことで、
重要なヒントに気がつくことができたことです。
それは、
・ボキャブラリも基礎構文も文法も、それほど多くは必要ない
⇒簡単な単語、熟語、基本文で十分
⇒会話の多くは簡単な「決まり文句」が占めている
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
・わからなければ聞けばよい
⇒話せるという自信は、知識ではなく慣れと経験から
という3つのことでした。
■英語勉強に対する誤解
わたしは「楽しく日常会話ができれば良い」ということを目標として、
今まで英語を勉強してきました。しかし10年を超えたときでさえ、ま
だ自分の英語力は十分とは感じていませんでした。
かなり話せるようになったいたし、海外へ出てもさほど困るようなこと
にはならないレベルになっていたにも関わらずです。
英語は奥が深くて限りなく勉強すべきことがあります。ボキャブラリも
基本構文も発音も文法も・・・です。
どこまで勉強すれば良い・・というところが、よくわかっていませんで
した。そのような状態だと、当然もう十分だと思うことができませんし、
「自信」というものもまだまだ不十分のように感じた訳です。
■中国語での体験でヒント
わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と心配してい
ました。
しかしまったく杞憂でした。
中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。そして今回、中国に来て3年半ぶりにかなりの中国
語を使い、そしてわかったのです。
「単語も熟語も構文も文法も、すべて英語より少ないレベルなのに、自
在に中国語が話せる」
話せるという自信は「知識」の量ではなく、「慣れ」と「応用力」なん
だということに。
■本当に重要なこと
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒抽象的で難解な表現は使わない
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
ああー!やはりグロービッシュなんだ、5歳児の英語なんだと。
ボキャブラリを増強することに汲々とすることより、いかに自分の知っ
ている単語でやさしい表現に言い換えて話せるようになるか・・が重要
なのです。
今回改めて、自分の英語学習の向かうべき方向について、認識し直した
のでした!
★ご連絡:
以前、毎日5分を2回、繰返しの大きな効果 の記事を投稿しましたが、
そこで使っていると書いたテキストは、「Side by Side 3」でした。
返答が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
2013年11月17日日曜日
5歳児英語に言い換え簡単に話すというスキル
さて久しぶりに5歳児英語の勉強をしました。
日本語特有の複雑な言い方を、いかに子供でもわかる表現に言い換えて
話すか・・です。
最初はまったく言い換えることができなかったのですが、何度か練習し
ているとそのコツが少しずつわかってきます。
そして何回も繰り返し練習を続けていると、今までだったら確実に言え
なかったようなことまでも、言えるようになってくるから不思議です。
あるわからない表現があると、単純にすぐにそれを暗記していた頃とは
考え方がまったく変わってしまったように思います。
スムーズな会話ができるようになるためには、ただボキャブラリを勉強
して覚えるというやり方では、不十分だったと気がつきました。
自分の知っている単語を使ってやさしくわかり易い言い方に言い換えて
話すというスキルが、いかに大事なのかということがわかりました。
ということで、今日も少しだけ練習してみました。
■1:面食い
「面食い」ってどう言いますか?
まさか単純に「面食い」という単語を辞書で調べないですよね。
でも、ある場面では本当にこの「面食い」という言葉で言おうとするか
も知れません。
「あなたは本当に面食いだよね」
あなたはどう言いますか?
5歳児英語のやり方で考えると、
「あなたは本当に(ハンサムな男性が好き)なんですね。」
あるいは
「あなたって(ハンサムな男性にだけ興味ある)のよね。」
というように考えます。
すると英文は、
・You really like handsome men.
あるいは、
・You are interested in handsome men only.
となります。
このような言い方だったら、悩まずに言えますよね!
■2:つじつま
さて、次になります。
「つじつまが合わない」と言う場合、どう言いますか?
すぐに言葉が出てくるでしょうか?
「あなたの話しはつじつまが合わないのよ。」
どう考えますか?
100点の答えではありませんが、次のように考えたらどうでしょうか?
「あなたの話はわからない。」
英文は、
・I don't understand your story.
あるいは、
・Your story is not logical.
■3:無頓着
次は「無頓着だ」です。
これもすぐに単語が出てきませんね。
「夫は服に無頓着だ。」
さてどう言いますか?
「無頓着」⇒「興味が無い」と言い換えたらどうでしょうか?
「夫は服に興味がない。」
英文は、
・My husband isn't interested in clothes.
ですね。
これだったらわたしにでも言えますよ・・・ですね!
何かすごく大事なコツを掴んだような気持ちになりますよね!
日本語特有の複雑な言い方を、いかに子供でもわかる表現に言い換えて
話すか・・です。
最初はまったく言い換えることができなかったのですが、何度か練習し
ているとそのコツが少しずつわかってきます。
そして何回も繰り返し練習を続けていると、今までだったら確実に言え
なかったようなことまでも、言えるようになってくるから不思議です。
あるわからない表現があると、単純にすぐにそれを暗記していた頃とは
考え方がまったく変わってしまったように思います。
スムーズな会話ができるようになるためには、ただボキャブラリを勉強
して覚えるというやり方では、不十分だったと気がつきました。
自分の知っている単語を使ってやさしくわかり易い言い方に言い換えて
話すというスキルが、いかに大事なのかということがわかりました。
ということで、今日も少しだけ練習してみました。
■1:面食い
「面食い」ってどう言いますか?
まさか単純に「面食い」という単語を辞書で調べないですよね。
でも、ある場面では本当にこの「面食い」という言葉で言おうとするか
も知れません。
「あなたは本当に面食いだよね」
あなたはどう言いますか?
5歳児英語のやり方で考えると、
「あなたは本当に(ハンサムな男性が好き)なんですね。」
あるいは
「あなたって(ハンサムな男性にだけ興味ある)のよね。」
というように考えます。
すると英文は、
・You really like handsome men.
あるいは、
・You are interested in handsome men only.
となります。
このような言い方だったら、悩まずに言えますよね!
■2:つじつま
さて、次になります。
「つじつまが合わない」と言う場合、どう言いますか?
すぐに言葉が出てくるでしょうか?
「あなたの話しはつじつまが合わないのよ。」
どう考えますか?
100点の答えではありませんが、次のように考えたらどうでしょうか?
「あなたの話はわからない。」
英文は、
・I don't understand your story.
あるいは、
・Your story is not logical.
■3:無頓着
次は「無頓着だ」です。
これもすぐに単語が出てきませんね。
「夫は服に無頓着だ。」
さてどう言いますか?
「無頓着」⇒「興味が無い」と言い換えたらどうでしょうか?
「夫は服に興味がない。」
英文は、
・My husband isn't interested in clothes.
ですね。
これだったらわたしにでも言えますよ・・・ですね!
何かすごく大事なコツを掴んだような気持ちになりますよね!
2013年11月12日火曜日
英会話上達のために最重要な2つのこと
わたしは長い期間、オンライン英会話を続けてスピーキング力のアップに取
り組んできました。そして、スピーキング力を伸ばすために、とても重要な
2つのポイントがあることに気がつきました。
そのことを知って学習するとしないでは、1年後にはものすごく大きな差が
出るということがわかりました。
いままで何度か同じようなことを記事として書いてきましたが、それを大き
く集約しまとめてみたら、今回の内容になったのでした。
そのコツとは、次の2つです。
■スピーキングのコツ(1)
「英語の語順で考えて、文を組立て話すこと」
・まず先に「主語+動詞」を話す
・次に「主語+動詞」に対する「なにを」「いつ」などの補足を話す
・「主語+動詞」言ったあと、考えてフレーズ作り話すこと
・結果として、一つの整った文ができるようなやり方
⇒ 従って、ボキャブラリ覚えるときは、文で覚えない。
まったく同じような構文は、なかなかやってこないから。
⇒ 単語で覚えるよりは、意味のあるフレーズで覚える。
そのままサッと使えるから。
■スピーキングのコツ(2)
「やさしい表現に言い換えて話す」
・日本的な複雑な言い回しはやめる
・常にシンプルな表現に置き換えて話すようにする
・長い文は止めて短くわかり易い2つの文に分けて話す
⇒ 知っている単語でやさしく話す練習をする。
⇒ 関係代名詞はできるだけ使わない。
以上のことに注意して勉強し練習することで、見違えるようにうまく話
せるようになるでしょう。
今まで単語が出てこなくて会話がストップした、あるいはどう言ったら
いいかわからず頭が真っ白になった・・というケースが、どんどん減っ
ていくことに気がつくようになります。
英会話も技法なのです。コミュニケーションのツールなのです。
ツールには使い方があります。
上手な使い方を勉強し練習した人が、早く使いこなせるようになるのは
当然です。英会話は文学ではないし知識や教養のためのものでもあり
ません。
ツールなのです。上手な使い方を覚えて、繰り返し練習することが一番
の近道なのです。
そういう意味では、早くうまく話せるようになるための「学習のやり方」
や「話すためのコツ」を知ることが、英会話の上達につながっていくと
いうことなのです。
り組んできました。そして、スピーキング力を伸ばすために、とても重要な
2つのポイントがあることに気がつきました。
そのことを知って学習するとしないでは、1年後にはものすごく大きな差が
出るということがわかりました。
いままで何度か同じようなことを記事として書いてきましたが、それを大き
く集約しまとめてみたら、今回の内容になったのでした。
そのコツとは、次の2つです。
■スピーキングのコツ(1)
「英語の語順で考えて、文を組立て話すこと」
・まず先に「主語+動詞」を話す
・次に「主語+動詞」に対する「なにを」「いつ」などの補足を話す
・「主語+動詞」言ったあと、考えてフレーズ作り話すこと
・結果として、一つの整った文ができるようなやり方
⇒ 従って、ボキャブラリ覚えるときは、文で覚えない。
まったく同じような構文は、なかなかやってこないから。
⇒ 単語で覚えるよりは、意味のあるフレーズで覚える。
そのままサッと使えるから。
■スピーキングのコツ(2)
「やさしい表現に言い換えて話す」
・日本的な複雑な言い回しはやめる
・常にシンプルな表現に置き換えて話すようにする
・長い文は止めて短くわかり易い2つの文に分けて話す
⇒ 知っている単語でやさしく話す練習をする。
⇒ 関係代名詞はできるだけ使わない。
以上のことに注意して勉強し練習することで、見違えるようにうまく話
せるようになるでしょう。
今まで単語が出てこなくて会話がストップした、あるいはどう言ったら
いいかわからず頭が真っ白になった・・というケースが、どんどん減っ
ていくことに気がつくようになります。
英会話も技法なのです。コミュニケーションのツールなのです。
ツールには使い方があります。
上手な使い方を勉強し練習した人が、早く使いこなせるようになるのは
当然です。英会話は文学ではないし知識や教養のためのものでもあり
ません。
ツールなのです。上手な使い方を覚えて、繰り返し練習することが一番
の近道なのです。
そういう意味では、早くうまく話せるようになるための「学習のやり方」
や「話すためのコツ」を知ることが、英会話の上達につながっていくと
いうことなのです。
2013年11月6日水曜日
話せるという自信はどうやってできたか
少し前より羽田から香港経由で中国に来ています。
そして今回とても貴重な体験をしました。
わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と少し心配し
ていたのです。
しかしそれはまったく杞憂でした。
中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。
「知識」だけではなく「知識+体験」という形で記憶されているものは、
一味違うんですね。
何かで話す必要があるときは、以前に体験したその場面が引き金になっ
て、話すことが簡単によみがえってくるということなのです。
■ここ最近の語学の状況
ここ数年は圧倒的に英語を多く勉強しています。
しかし、今回のことで、今でも中国語の方がずい分上だと感じました。
中国語のボキャブラリや基本構文、文法などの知識は、英語よりもはる
かに少ないにもかかわらずです。
違いは何か?
日常会話は簡単な単語、簡単な文、あるいはその組み合わせでほとんど
を話しています。そしてそれを何度も何度も繰り返しているのです。
中国に長く滞在していたので、その実戦での使用回数が圧倒的に多くて、
使い慣れているというだけなのです。
瞬時に必要な(簡単な)単語や文を引き出して、組み合わせて使ってい
るだけです。短い文を素早くつないで話しているだけなのです。
決して複雑で長い文は使っていません。
もちろんややこしい文法のことを考えて、話してもいません。
むずかしいことは考えず、繰り返しによる「慣れ」と「感覚」に従って
話しています。
■話せるという自信
決して中国語の知識は豊富ではありませんが、それでいて「わたしは中
国語が話せます」と、自信を持って言うことができます。
ここに一つの答えがあるのではないでしょうか。
英語を話せるようになり、そして自信がもてるようになるということは、
ボキャブラリや文法などの知識が多ければ出てくるというものではない
ということです。
知識はほどほどで良いのです。
簡単な単語と文、それを上手に組み合わせれる応用力があれば良いので
す。そして、そのことを何度も繰返して「慣れる」ということですね。
まさに、「5歳児の日本語で考えて話す」「やさしく簡単な表現に置き
換えて話す」ではないでしょうか。
そして今回とても貴重な体験をしました。
わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と少し心配し
ていたのです。
しかしそれはまったく杞憂でした。
中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。
「知識」だけではなく「知識+体験」という形で記憶されているものは、
一味違うんですね。
何かで話す必要があるときは、以前に体験したその場面が引き金になっ
て、話すことが簡単によみがえってくるということなのです。
■ここ最近の語学の状況
ここ数年は圧倒的に英語を多く勉強しています。
しかし、今回のことで、今でも中国語の方がずい分上だと感じました。
中国語のボキャブラリや基本構文、文法などの知識は、英語よりもはる
かに少ないにもかかわらずです。
違いは何か?
日常会話は簡単な単語、簡単な文、あるいはその組み合わせでほとんど
を話しています。そしてそれを何度も何度も繰り返しているのです。
中国に長く滞在していたので、その実戦での使用回数が圧倒的に多くて、
使い慣れているというだけなのです。
瞬時に必要な(簡単な)単語や文を引き出して、組み合わせて使ってい
るだけです。短い文を素早くつないで話しているだけなのです。
決して複雑で長い文は使っていません。
もちろんややこしい文法のことを考えて、話してもいません。
むずかしいことは考えず、繰り返しによる「慣れ」と「感覚」に従って
話しています。
■話せるという自信
決して中国語の知識は豊富ではありませんが、それでいて「わたしは中
国語が話せます」と、自信を持って言うことができます。
ここに一つの答えがあるのではないでしょうか。
英語を話せるようになり、そして自信がもてるようになるということは、
ボキャブラリや文法などの知識が多ければ出てくるというものではない
ということです。
知識はほどほどで良いのです。
簡単な単語と文、それを上手に組み合わせれる応用力があれば良いので
す。そして、そのことを何度も繰返して「慣れる」ということですね。
まさに、「5歳児の日本語で考えて話す」「やさしく簡単な表現に置き
換えて話す」ではないでしょうか。
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