2012年1月8日日曜日

◆知っている単語で説明する能力を向上させる方法

海外ではホテルだけでなくレストランなど多くの場所で、予約必要なところ
が多いですね。

そこで例えばですが、急にホテルの部屋を予約する必要が出たとします。

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■質問です!
  もしも reservation という単語を思い出せなかったとき、あなたは
  うまく相手に説明して部屋を予約できますか?
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英語の単語は数限りなくあるため、覚えても覚えても十分すぎるというこ
とはありません。

また、覚えていても普段あまり使っていないと、すぐに忘れたり思い出せ
なくなったりします。

そういうときのとっさに説明する必要があるときに、何とか知っている単語
で言い方を替えて説明ができるようになると、すごく会話の幅が広がるよ
うに思います。かなり会話力がアップするでしょう。

英語での実力の一つの目安ではないかと思っています。

その大事な能力は、ただ勉強していてもなかなか身に付きません。
やはり、意識して言い替える練習をする必要があります。

■具体的な練習のやり方
今日はそのために普段やっている練習のやり方について、書いてみたい
と思います。

1)適当に1語を選定します。
    パッと本を開いて最初に目についた単語を選ぶとか、
    新聞の好きなところへ指をもっていき、そこに書かれた単語を選ぶ
    などして決めます。

2)まずはその単語を英語に翻訳します。

3)次にその英単語を知らないものとして、
    1~3文程度の説明文を組み立てて、その意味を説明します。

  ※特にこれだけが正解という訳ではなく、要は相手に間違いなく意味が
     伝われば良しとします。

     レベル上がればその説明の手際良さがポイントとなるでしょうが、
     まずは3文程度までで説明できればOKとします。

◆例1: reservation 予約
  ・I'd like to stay at your hotel.
  ・Are there any room available for tommorow night?
  ・Please keep a room for me, Ok?
  ・My name is ....

  というように話をして部屋を予約する・・というのは1つの例ですね。

◆例2: rainbow 虹
1)まずはその特徴を考えます

2)そしてそのいくつかの特徴を、短文にしていきます
  ・それはアーチです  It is an arch
  ・7つの違う色      seven different colors
  ・時々空に見えます  you can sometimes see in the sky
  ・雨のあとで       after it rained

3)実力ある人は、長文にしてみます
  ・It is an arch of different colours
   それは異なる色のアーチです
      ・which you can sometimes see in the sky
        あなたが時々見ることができる、空で
          ・after it rained.
            雨が降ったあと
  ・It is an arch of different colours which you can sometimes see in the sky after it rained.

と、スラスラスラと一文で言えればベストでしょうが、なかなかそうは
いかないと思います。そのときは、
  ・It is an arch.
  ・It has seven different colors.
  ・You can sometimes see in the sky.
  ・After it rained.
    Do you know ?

というように、4つの文になってしまいましたが、この短文を次々に順に
話しても十分相手に伝わるでしょう。

要は、相手に絶対に通じるいくつかのポイントを、簡単な短文でもれな
く示せれば良いと思います。

■長文にするためのコツ

ちなみに一言、長文で説明するコツは、その短文を
関係代名詞」や「不定詞」などを使い、in which, that, used to
のようにして修飾部分を付け足していけば良いですね。

まずは短文集で上手に説明できるようになってから、練習をしたら良い
でしょう!

そして最後にその単語を英英辞書で引き、辞書ではどういうふうに説明
しているのかをよく確認し、研究しましょう。