2011年8月1日月曜日

◆スピーキング練習で効果の大きいやり方は・・

英会話ができるようになるためには、ヒアリングとスピーキングが必須であり、
日本における英語学習での最も手薄な部分であるのは周知の通りです。

それらを強化するのに一番望ましい方法は、誰でもわかっていると思いますが、
英会話のできる相手を見つけ毎日会話練習をすることだと思います。

しかし、なかなかそのような相手を簡単に見つけられないですよね。

また最近はオンライン英会話の環境が多数ありますので、それをやってみるの
も良い方法だと思います。

ですが、それもなかなか出来ない人はどうしたら良いのでしょうか?

ヒアリングはいろいろな良い教材があり、自分一人で勉強してレベルアップが
図れると思います。

しかし問題はスピーキングですね。

単語、基本文、会話例の暗記。音読やリピーティングの練習・・・などをやっ
ても、本当の意味でスピーキング能力を高めるには不十分だと思います。

やはりどうしても訓練できない部分があるからです。
それは何かというと、「瞬間処理能力」です。

相手に質問をされたときにその内容を聞き取り、瞬間的に英語の語順で返答の
フレーズを作りながら、次々に答えていく能力です。

能力というか、会話への対応スキルですよね。

これは一人でコツコツ通常の勉強をしてもなかなか身につかないでしょう。
勉強するというインプットの流れではなく、質問に対して瞬時に自分の知って
いる知識の中で返答(アウトプット)するという練習が必要ですから。

このようなやり方が本当にやるべきスピーキング練習の形だと思います。
勉強をするというよりは、練習や訓練をするというイメージですね。

そしてそれを一人でやるには、どうやったら良いのでしょうか?

自分なりの答えの一つが7月30日の前回の記事にも書いてありますが、
   CDやPCを使って、問いかけてくるしくみを作る。
というのが、効果のあるやり方だと思っています。

具体的には
   質問をする役目は、パソコンにやってもらう
ということです。

パソコンがランダムに選んだ質問で問いかけてきて、自分は想定した場面に応
じての返答を即座に返すという形で、繰り返し練習を行うわけです。

こうやることで
  ・予想できない質問に、都度考えて答える練習となる(事前準備ができない)
  ・パソコンからの質問に、即座に返答する必要がある (時間的制約がある)
  ・英語で考える必要に迫られる  (ゆっくり作文、翻訳をしていられない)
  ・英語の語順で、フレーズ単位で、話す訓練となる (日本語的作文は無理)

という対応が要求され、より実践に近い練習となります。

そしてその繰り返しは少しずつスピーキングの経験/体験を積み上げることに
なり、会話対応力を高めていくことになります。


より具体的な内容は、わたしのもう一つのブログに細かく書いていますので、
よろしければそちらをご確認下さい。

・かってに英語で質問してくる会話練習ソフト
・かってに英語で質問してくる会話練習ソフト(補足)


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