2011年5月31日火曜日

◆カナダスキー・・・口惜しかった記憶です。

前回の体験談は「英語が少しでも話せて良かった」というもの
でした。

今回はずーっと昔の「英語が話せなくて口惜しかった」という
体験談です。

わたしは一度カナダにスキーに行ったことがあります。
36歳のときで、今から21年前です。カミさんが一緒でした。

カナダは英語の国ですので、当然全てが英語でした。
そのときはツアーでしたので、ガイドする人がいてくれたので
ほとんどは自分で話す必要がありませんでした。

ですがスキーツアーですから、当然スキーをする日中と、
夜の食事数回はコースの中に入っていなかったため、
自分たちで予約したり、注文したり、精算する必要がありました。

当時は英会話コンプレックス人間でしたので、
食べ物を買うときは単語を並べるだけで、
レストランの予約をする時などは、あらかじめ文章を紙に書いてから、
電話をして予約するような状態でした。

また、スキーをしているときに
立ち止まって二人一緒の写真を撮りたいときなどは、
「写真を撮っていただけませんか?」
という文を先に頭の中に組み立ててから、近くの人に話しかけたものです。

そして翌日、次のスキー場へ移動するため、
カナディアンロッキーの上を飛行機で飛んでいるとき、
その機中で隣席の年輩の女性から話しかけられたことがありました。

「日本から来られたのですか?」と聞かれ、すぐに
「はい、そうです。」と答え、心の中で
「何とか答えたけど、他のことをいろいろと聞かれたらどうしよう」
「素直に英語が話せないと言った方が良いかな?」
と考えていました。

ですがやっぱり、別のことを聞いてきました。
「日本のどこに住んでいるのですか?」

自分達の住んでいる場所を聞かれて、うまく説明することができず、
そのときは三重県津市に住んでいたので、
「名古屋の近く・・・」とか、「日本の中央のあたり・・・」
とか言ったことを覚えています。

すごく緊張しながら、よくわからない説明をしていたのが、
その時の自分の英会話の実力でした。

とても口惜しかったので、今でもはっきりと記憶に残っています。

この体験もずいぶんあとになってから、「やはり英語をやろう!」と
決心させることに繋がった、口惜しかった体験の中の一つでした。

2011年5月28日土曜日

◆第二ターム:ベトナム/ハノイで家庭教師と文法復習(4ヶ月)

1月16日(ベトナムでの英会話実践)の記事でも書いたのですが、
ベトナムはわたしの英会話取り組み歴の中で、特に思い出深く記憶に
残る場所です。

それは何かというと
「やっと少しだけまともな英会話ができるようになったと初めて感じた場所」
だからです。

記事中にも書いていますが、
ベトナムへ行った頃は5~6分の会話しかできなかったのが、
4ヶ月後の日本へ帰国するときには、30分以上話せるようになったからです。

そういう意味で、自分にとってとても思い出深い国なのです。



内容がダブる部分が多々ありますが、ここで改めてベトナムでの取り組みと
結果について簡潔にまとめて見たいと思います。

           ★ベトナムでの取り組みの詳細は、下記1月の3記事を参照下さい。
                ・1月16日 ベトナムでの英会話実践
                ・1月17日 ベトナムで実践した勉強方法
                ・1月18日 家庭教師との勉強方法

実施内容:
  ・ここからが自分の本当の意味での英会話勉強がスタート
  ・小学生英会話の基本文を毎日起床後に音読(約5分)
                                               <この効果が大きかったです!>
  ・平日夜1~2回フリートーキング(1時間/回)
  ・日曜午前中、家庭教師と英語文法の復習(2時間勉強、全て英語で)  
  ・簡単な質問はできるけど、自分のいろいろなことの説明がうまくできず
    よく詰まったものでした。(うまく説明できません・・と)
  ・聞き逃さないよう、あるいは次は何を言おう、これはどう質問したら良い?
    というような感じで、始終プレッシャーを感じながら会話していたように
    思います。

成果:
  ・1対1の会話において、最初は5~6分程度しか話ができなかったのですが、
  ・3ヶ月半終了するころには2~3センテンス言って小休止の繰り返しなら、
    30分間以上は会話ができるようになった。
  ・時折会話がリラックスしてできる瞬間があり、楽しさを感じるようになった。
  ・でも会話の勉強が終わると少し疲労感が・・(やはり緊張しているんですね!)

会話能力:
  ・自己判定値:  30/100点


最後に第二タームのまとめですが、
ベトナムに行って英語を教えてもらい会話が少しできるようになったことが
大きなきっかけになり、今の自分があると思っています。

ベトナムで初めて、"他国の人と会話することがすごく楽しい"と感じるように
なれたので、オンライン英会話も昨年10月にトライしてから8ヶ月たった現在も
続けることができています。

また話は変わりますが、ベトナムのときの経験があるから、中国語も同じように
取り組んで話せるようになったと思います。

とにかく一度小さくても良いので、
成功体験をすることが大事 ではないでしょうか?



2011年5月26日木曜日

◆香港トランジットのとき英語に救われた体験(続編)

すぐ近くで掃除をしていた人に、英語で聞きました。
「ベトナムハノイへ行くには、どう行ったら良いのですか?」
と聞くと、

「そのエスカレーターに乗りなさい」・・・と。

「前回は一度もこのエスカレーターに乗らなかったのに・・・」
と思いつつ、時間がせまってきた今となってはとにかくその人を信じて
行ってみるしかない・・との結論になり、

またまた意を決してエスカレーターに乗りました。

長いエスカレーターを乗り継いで、どんどん下の階へ降りていきました。
最下階へ行き着くと、そこには1台の電車が止まっていました。

一緒にエスカレーターに乗ってきた人はエスカレーターから降りると、
みんなその電車に乗り込んで行きます。

またもや、
「前回は一度も地下の電車なんか乗らなかったのに・・・」
と思い、
「もし乗って間違っていたら、ハノイへの飛行機に乗り遅れるな・・」
とも思いました。

もう随分時間が押し迫ってきていたからです。

いろいろ考えていても結論がでません。
仕方なく近くにいたおじさんに、また聞くことにしました。

「ベトナムハノイへ行くには、どう行ったら良いのですか?」

するとそのおじさんは、
「この電車に乗りなさい」
でした。

もう余裕がなくなっていたので、再度意を決してその電車に乗り込み
ました。

そのときわたしは、まったく香港空港の階層構造が頭に入っておらず、
その電車はターミナル移動用だということがわかっていませんでした。

そのため不安な状況が続き、どんどん追い込まれていったのです。

電車に乗っている間も不安で、もしも乗り遅れたら便のチェンジは
どうやったら良いんだろう・・などと考えている間に電車は到着。

そこからエスカレーターで上に上がると、ハノイ行きのゲート案内
表示があり、ゲートまで走って移動して、搭乗している人の列の
最後に並ぶことができました。

その時、残っていた人は7人。
あと数分遅かったら、きっと乗り遅れたんだろうなと思いました。

搭乗した機内で、もらったなまぬるいビールに氷を入れて飲みながら、
しみじみ英会話をやっていて良かったなぁーっと感じた瞬間でした。

2011年5月25日水曜日

◆香港トランジットのとき英語に救われた体験

ちょいと一服して、海外で英語で救われた体験を書きますので
読んでみてください。

ベトナムへ行く前にその準備として、社内の英会話教室を受講したわけ
ですが、このあとたとえ3ヶ月ですが英会話を勉強したことで救われる
という経験をしました。

ベトナムには派遣で行く前に、一度だけ出張で行ったことがありました。
そのときはベトナムへの行き方がわからなかったため、先に行ったことが
ある人と一緒に行きました。

当時ベトナムへは日本から直行便がなかったため、成田から香港経由で
ベトナム、ハノイへと移動していました。

そして自分が派遣でハノイへ移動するとき、前回しっかりと行き方を
チェックしていたので、「一人で大丈夫です・・」と大見得を切って
一人で移動したのです。

ところが2回目は1回目と何から何まで変わっていたため、乗り遅れる
寸前のぎりぎりで間に合うということになったのです。

といいますのは、第1回目のときは成田からJALに乗って香港へ移動
しました。

そして次は飛行機を降りてからトランジットのカウンターへ行き、
そこで乗り換え手続きを行い、その横から中へ入り手荷物検査して
ベトナムエアラインのゲートへ移動しました。

次は一人で行かなければならない可能性があることを知っていました
ので、道中を良くチェックしてはっきりと覚えたつもりでした。

ところが2回目のときには、同じトランジットのカウンターに行ったら、
「ここではありません!あちらの方へ!」
と英語で言われ、

その方向へ行ってもJALの関係の人がいるわけではなく、
そこにはCATHYのカウンターがあるだけ。

何が何だかわからずに再度戻ってトランジットのカウンターで
「わたしはベトナム、ハノイへ行きたい。どこへ行くべきですか?」
と先に頭の中で組み立てた英語を言って、尋ねました。

するとまた同じように、
「ここではありません!あちらの方へ!」
と言われたので、

今度は仕方なく意を決してCATHYのカウンターへ行きました。
そして同じように、
「わたしはベトナム、ハノイへ行きたい。どこへ行くべきですか?」
と聞くと、
「ここで良いです。パスポートを・・・・」
となりほっと一息。そして無事トランジットの手続きを終了することが
できました。

そして斜め向かいのところで手荷物検査を終えてそのまま出ると、
その先が3方に別れており、直進方向にはエスカレーターがありました。

どちらへ行ったら良いんだろうと考えたのですが、どうもエスカレーター
以外の方向へ行くような雰囲気ではありません。

そこでエスカレーターに乗るべきか乗らないべきか迷ったたあげく、
「やはり聞こう」と決めて、すぐ近くで掃除をしていた人に英語で聞きました。

「ベトナムハノイへ行くには、どう行ったら良いのですか?」

「そのエスカレーターに乗りなさい。」

・・・まだまだ苦しい闘いは続きます。

2011年5月24日火曜日

◆第一ターム:独学開始、社内の英会話教室に時々出席 (3ヶ月)

2002年当時、会社ではアジアのいくつかに生産の拠点を作ったため、
そこへ赴任する人や出張する人のために、ネィティブ講師を外部より招き
入れ、社内で英会話教室を実施していました。

わたしはその時点ではほとんど英会話ができないに等しかったため、ベトナム
へ行くための事前準備として、その教室に参加をすることにしました。

追加募集で英会話教室に参加したい人の数が多くなったので、全員一緒では
なく5~6人のグループで4つに分けてやるようになりました。

参加している人はみな似たようなレベルで、誰もみな恥ずかしがり屋なのか、
初めのうちはなかなか自分から進んで話そうとはしません。

それで講師が質問を出してから答える人を指名して、ようやくおそるおそる
話し出す・・というのがその頃の状況でした。

なかなかうまく話せないので出席するのが少し苦痛だったのですが、何とか
気力を振り絞って週に2回程出席し、約3ヶ月間続けたあと、ベトナムへ
向かいました。

その時習ったことはほとんど記憶がないのですが、その頃のことで記憶に
残っているのは、

・簡単な短文しか話せなかったので、接続詞を使えるようになり、文を
  つないで少し長く話せるようにしようとしていた。

・使いこなせる副詞を増やしたいと思っていた。
<例> generally 一般に  ・・など。

・~のとき(when ~)、~したあとで(after ~)を使えるようになりたく
  て、これらの用法にかなり意識していた。

という、あたりです。

ですが、まだ他人の引いたレールの上を、他人が作ったペースで歩いていくだけ
・・・と言った感じでの取り組み状況でしたので、この3ヶ月間程度の参加では
あまり大きな成果があったとは思っていません。

まあ、しいて書いてみると、下記の通りとなります。

成果:
  ・へたくそな会話ですが、ネィティブ講師(カナダ人)と話すことで、今までは敬遠
    していた ネィティブと話すことに慣れた

  ・まだまだ会話は苦しくて、終わると 脳内に疲れ た感じに

会話能力:
  ・自己判定値: 20/100点

2011年5月21日土曜日

◆英会話の取り組み=記憶力との闘い の歴史

わたしは熟年になってから英会話を取り組み始めたのですが、
今までを振り返ると、英会話の習得とは記憶力との闘いだった
ように思います。(現在進行形です)

何度、若いときからやれば良かったなー・・・と思ったことか。

もともとあまりものごとに固執しないタイプなせいか、一晩寝れば・・
の口で、とにかく忘れやすいのです。何事も。(やはり年のせい?)

単語を20覚えれば、次の日には15は思い出せない口ですね。
それはそれで良いところもあるのですが。

そういったわけで、自分としてはすぐに多くを思い出せなくなること
は当たり前のことであり、結局それ以上に”繰り返すべし”として
取り組んできました。

 「よくもまあ、繰り返したなぁー」 という感慨です。

さて、本題に入ります。

自分の今までやってきたことのあら筋を書くにあたり、
自分なりの英会話力を評価する尺度を決めていますので、
先にそれについて簡単にご説明致します。

自分が目指している英会話のレベルは、本当に高度なレベルではなく、
スラスラと日常会話ができるレベルを目指しています。

なので、そのレベルを100点としていることを、あらかじめことわって
おきたいと思います。

100点: 種々話題をスラスラと話せる。考えを相手に明確に説明できる。
75点: 日常会話は問題なくスムーズにできる。専門分野の話題はあと一歩
50点: 海外旅行で困らない程度は話せるレベル
25点: ある程度の会話ができる。自分の意思表示ができるレベル
10点: 中学英語の知識を持っているが、うまく話せないというレベル

いままで取り組んできたその時々の内容を、5つのタームに分けて
書いていきます。その中に、少しは上達のヒントがあるかも知れません。

自分でもその点を意識して振り返りながら、書いていきたいと思います。


◆第一ターム:
      独学開始、及び社内の英会話教室に時々出席 (期間:3ヶ月)
      最終会話力: 自己判定値  20/100点

◆第二ターム:
      ベトナム/ハノイで家庭教師と文法の復習     (期間:4ヶ月)
      最終会話力: 自己判定値  30/100点

◆第三ターム:
      帰国、独学路線継続。無理なくできる方法考案 (期間:6年10ヶ月)
      最終会話力: 自己判定値  65/100点

◆第四ターム:
      中国の工場へ出向、独学(中国語9、英語1の割合で勉強)(期間:3年)
      最終会話力: 自己判定値  60/100点

◆第五ターム:
      帰国、独学路線を再開。途中からオンライン英会話開始 (期間:1年1ヶ月)
      オンライン英会話は昨年10月からで7ヶ月を超えました。
      現在の会話力: 自己判定値  85/100点

以上が、今までの取り組んできたあらすじです。
次回より詳細の内容について、書いていきたいと思います。

2011年5月18日水曜日

◆英語習得のための近道について一言

話せるようになるまでは時間がかかると話しましたが、
ここでひとつ参考になる話を。

それはどういう話かというと、
目標にたどり着くにはすごい距離があります。

ですが何事にも近道というのがあるということです。

残念ながらショートパスするような、あるいはいきなりゴールへワープ
できるような近道ではありませんが。

非常に効率良く短期間でゴールに向かうやり方です。

言い換えると曲がりくねった道ではなく、ゴールへ最短の直線の道です。

取り組んでいる途中の本人は直線かどうかわかりませんが、
すでにゴールにたどり着いた人が、振り返ると直線だったかどうかが
わかります。

ですから、すでにたどりついた人に教えてもらい、そのやり方を信じて
集中してやることが、一番の近道となります。

ここで一つ疑問が出てくると思います。
    「本当に最短のやり方なのか?」・・と。

言えることは、そのやり方を信じて続ければ
    「必ず話せるようになるということ」です。
    「楽しく続けられるということ」です。

そしてその必要期間はある程度「明確」です。

ここで一つはっきりさせておきたいのは、わたしは
同じやり方で、中国語を9ヶ月で不自由なく話せるようになった
ということです。

ある人に言わせると9ヶ月は長いといわれるかも知れません。

ですが英語を長年勉強してきて、話せない人が多い現状から考えると、
かなりの近道だと思っています。

けっして間違っていると思っていません。

わたしが思うのは、
  "途中で迷い始める" ので習得するための期間が長くなってしまうのです。
また
  "集中してできなくなる" ため、効率を落としてしまうのです。

その「迷い」「モチベーションダウン」が一番の障害物になるんでしょうね。

結局のところ、そのやり方は各個人で判断して決めて進めていく
しかありませんが。

以上のことを頭に止めながら、
わたしの今までやってきたことを見ていただき、

記憶力の悪い熟年のおっさんでもこうやればできたんだと、
感じていただけるとうれしいです。

そしてたとえどこか少しでも、参考にしていただければ幸いです。

それでは47歳のときベトナムへ行くことをきっかけに英語の勉強
を開始して以来、現在まで取り組んできたこととその時々やったこ
との効果について書きたいと思います。

まず最初に大きなブロックごとにどうやってきたのか、全体のおお
まかなあら筋を書きたいと思います。

その後、各論に入っていきます。・・(次の記事からです。すいません。)

2011年5月14日土曜日

◆楽しく続けられる勉強方法を選ぶこと

前回までの分ですが、大事だと思っていますのでまとめてみると、

・英語の勉強は、やったらやった分だけの効果は必ず出る

  しかし巷のキャッチコピーのようには簡単なものではない
  ということ。

・効果が出る(英会話ができる)ようになるには、 時間がかかる
  ということ。

  人間の脳に知識がスキルとして定着するには、時間がかかる
  ということです。
  スキルとなるまで落とし込まないと、使えない となってしまいます。

・そして 継続しないと到達できない ということです。

こういうことをしっかりと認識して取り組まないと、必ず途中で挫折
してしまいます。

ですから、
・できるだけ 気楽に
・できたら 楽しんで
取り組むということが大事だと思います。

そしてさらに大事なのは、ただ気持だけ”気楽に”ではなく、
実際に 気楽にやれる「勉強方法」を選択すること だと思います。

また、気持だけ”楽しんでやろう!”ではなくて、
実際に 楽しくなれる「場」に参加する とか自分でその場を作る
べきだと思います。

セミナーとかイングリッシュカフェとか、Face Book でメール
のやり取りをするとか、skype でTV会話をするとか・・・
現在はありとあらゆる手段があると思います。

東京近辺ならネイティブの人が多く住んでいるので、マンツーマンで
できる家庭教師を見つけるというのも良いですね!

わたしは田舎住まいなので、簡単にそれができません。
それでオンライン英会話をしています。

もしも東京近郊にいたら、絶対にネイティブ家庭教師を見つけるか、
ネイティブの友人を作ることをしますね!

とても簡単にできると思いますよ!
ただこちらから先に一言だけ声をかければ良いだけですから。

2011年5月11日水曜日

◆途中で挫折しないために必要なこと

英会話をできるようになりたくて勉強するにあたり、あらかじめ
良く認識しておくべき大事なことがあります。

それは 短期間では無理 ということです。

そのことについて、少し書いてみたいとます。

英語の勉強はやったらやった分だけ、必ず結果がでるものです。
やり方の違いによる差であるとか、年齢からくる記憶力の差であるとか、
いろいろな個人差というのはあるでしょうが。

ですが、必ず やっただけの結果は出る ということです。

また、 結果が出るまでは時間がかかる ということです。

ですから大事なことは 継続 です。

続けてさえいれば、必ずどこかで望むレベルの結果が出ると
言うことです。

継続できないから、自分で感じられる結果が出るところまで
行かないのです。

では、なぜ継続できないのでしょうか?

それは本人の 期待するレベルと現実に大きなギャップがある
ということです。


一つこういう例があります。

ある人が英会話ができるようになりたくて、早く楽に話せる
ようになれる教材を探していました。

そしてふと広告を見ると、まさにぐっとくるキャッチコピーの
教材がありました。

それですぐに申し込みをして、受け取ったあとトレーニングを
開始しました。

1週間、2週間はまじめに実施しました。
そして3週間目も中ほどになり、あるときふとある考えが
浮かんできました。
「何か変わったんだろうか?」
「よくわからないな」
「これを続けていて本当に話せるようになるんだろうか?」
・・・と。

ここで自分の大きな期待と現実に、大きなギャップがあった
ことが見えてきます。

数十日レベルでは、自分がわかるほどは変わらないのです。
なかなか教材のキャッチコピーの通りには行かないのです。

そしてここで、英会話は早く楽にできるようになるのではない
と感じることができるなら、まだ救われるのですが、
「この教材は良くない」
「ウソっぱちの教材だ」

というふうに考えた場合は、また次の良さそうな教材を探し始める
・・・ということになり、同じことを繰り返すことになります。

結構、世の中にはこの手の例は多いのではないでしょうか?

何かを成し遂げるには、それなりの代償を払う必要があるのですね。

2011年5月8日日曜日

◆自己流/話せるようになるまでのロードマップ

自分の経験をお話ししながら、どうやって英会話ができる
ようになっていったのかを書く前に、

いままでやってきた英語と中国語の勉強から感じている
英会話習得のロードマップについて、明らかにしておきたい
と思います。

それは次の通りです。

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ステップ1:                       【入門編】
・1~3語のショートセンテンスを覚える。
・ショートセンテンスで話す練習(体験)をする。

ステップ2:
・重要単語を覚える。
・単語を並べて会話する練習(体験)をする。
                                                        <3ヶ月間>
------------------------------------------------------------------------------
ステップ3:                       【初級編】
・基本文型を覚える。
・シンプルな短文で話す練習(体験)をする。

ステップ4:
・接続詞を覚える。
・二つの短文を接続詞でつなぎ、リズム良く話す練習(体験)をする。
                                                         <3ヶ月間>
------------------------------------------------------------------------------
ステップ5:                       【中級編】
・動名詞/不定詞を復習する。
・シンプルな短文に動名詞/不定詞を付けて話す練習(体験)をする。

ステップ6:
・関係代名詞を復習する。
・シンプル短文に関係代名詞と修飾短文付けて話す練習(体験)をする。
                                                         <3ヶ月間>
------------------------------------------------------------------------------

☆自分の状況に応じて、適当なステップより開始します。

☆ステップ7以降は、すでにそれなりの会話能力がついていますので、
どんどんレベルアップに取り組んできます。(実践を増やすこと)

☆なぜ各ステップに(体験)ということを入れたかというと、それぞれ
のステップで勉強してきたことの成果を確認することが重要と思う
からです。

ネイティブの人と話す機会を持つのが良いと思っています。
どうしても無理なら、オンライン英会話の体験レッスンをするのが
良いと思います。各社2回までは無料と思いますので。

やってみるとうれしかったり口惜しかったりすることになります。
そしてそれこそが必要なことだと思っています。

そこでわき起こったその感情が、そのあとのモチベーションアップ
に繋がっていくと思うからです。

2011年5月7日土曜日

◆ ”ながら時間” とは?

ところで昨日、表題に「ながら時間使って・・・」と書きましたが、
”ながら”の意味がわからなかったのではないでしょうか?

これは”○○をし ながら 、△△をする”の”ながら”です。
つまり○○をし ながら、英会話の勉強をする という意味です。

単調な作業をしているときに、一緒に勉強するというのは
結構楽な気分できるものです。

そしてまたそれなりに集中して、勉強ができるものだと思っています。

何かをし続けている中では、別のいろいろなことを考えたり
気を使ったりする訳にはいかないからです。

他のことができない状態ですので、逆に言うと
目の前のことに集中できる環境
だということになるのではないかと思います。

聖徳太子は一度に10人の言っていることを聞き分けられた
と言いますが、普通の人間でも片方の作業が比較的単純作業ならば、
あと一つは同時並列に作業ができるものです。

ですからわたしはあらたまって英語の勉強をするというのではなく、
何かの単純作業をしつつ、同時に英語を勉強するようにした方が、
気楽で効率が良いと思っているのです。

そしてテキストなどを使わないのであれば、場所も選びませんし。

歩きながらとか、車を運転しながらとか、電車で移動しながら、
mp3プレーヤーを使って英語の勉強をするというのが、
わたしの勉強のスタイルです。

こういうスタイルをメインにすると、結構気楽にできるし
何よりも長く続くものですよ!

ということで、またまた前置きが長くなってしまいました。
すみません!

いよいよ次から自分の今までのやってきたことを、
細かく書いて行きたいと思います。


わたしは現在かなり元気な57歳だと思いますが、47歳のときから
英会話にチャレンジし始めました。

およそ10年間自分流で勉強して、そこそこ不便なく話せるよう
になったのですが、途中3年半ほどは中国へ行っていました。

ですから、英会話は実質6年半の取り組みとなります。

もちろん中国滞在時に、ホテルのバーコーナーで欧米人と
友人になり、楽しく会話をしたりすることも多々ありましたが。

中国の人はほとんど英会話ができないので、高級なホテル以外では
中国の人と英会話をすることはありませんでした。

中国語ばかり・・です。

それで現地では中国語を勉強したのですが、日曜などは
まったく日本語も英語も話さずに、中国語だけの環境にどっぷり
浸かっていましたので、いまでは中国語の方が英語よりも上だと
思っています。

長くなるので、今日はここまでとさせていただきます。

2011年5月6日金曜日

◆ながら時間使って話せるようになるまでのロードマップ

英語を話せるようになるためには、どうやれば良いのでしょうか?

このようにやれば絶対英語が話せるようになる
・・というのはあるのでしょうか?

もちろん到達しようとする目標レベルによって、そのやり方と
要する期間が大きく異なると思いますが・・。

世の中に10日間でとか、30日間でとか、あるいはただ聞き流すだけ
でとかいろいろな誇大広告があります。

しかし確実なのは「話せるようになる」と書いていても、
「どのレベルで話せるようになる」とは書いていません。

そう簡単には中・上級レベルの会話ができるようにはなると思えまません。
人間の頭脳というのは、知識を本当に自分のものとするには
それなりの時間がかかるからです。

千本ノックを1回だけやって、そのあとすぐに体がかってに反応する
というふうにはなりません。

数ヶ月というレベルでボールを追い体を動かして初めて、
ボールを見た瞬間、体が反応するようになるのだと思います。

時間のスケールが大きく違うのではないかと思います。

もしも30日間くらいでペラペラ話せるようになれるのなら、
日本の学生のほとんどは話せるようになっていなければ
おかしいと思います。

まあそういう甘い宣伝は置いといて、現実を直視しそして覚悟して
英語に取り組むことでしか、なかなか話せるようにはならないのでは
ないかと思います。

多少回り道をしたのかもしれませんが、一応不便なく話せるように
なった一人の経験者として、いままでの取り組んできた内容について
書いてみたいと思います。

どこか少しでも参考にしていだだけたら幸いです。

・・ということで少し長くなります。続きはまた明日。

2011年5月3日火曜日

◆Sim English(スーパーエルマー)によるヒアリング力向上の近況

1月27日に Sim English(スーパーエルマー/CBS NEWS)を使って、
ヒアリング能力が向上したという記事を載せました。

そしてその後もずっと継続して練習をしていますので、
最近の状況について書きたいと思います。

現在のトライのやり方:
やり方は前と同じで朝のウォーキングのときに、歩きながら
mp3プレーヤーで何度も聞いています。

Sim English だけを何度も繰り返して聞きたいのですが、
スピーキング力もアップさせたいため、
CBS News、 シンプルパターン英会話瞬間英作文トレーニング
の3つをランダムに聞いています。

CBS News がかかると 集中してヒアリング をするし、
シンプルパターン英会話や瞬間英作文がかかった場合は、
すぐに 英作文をしながらそれを口ずさむ というように練習しています。

データが多いため、 CBS News は
・100%の skip(フレーズの間ごとに短い空白が挿入されたもの)と連続のもの
・150%の skip と 連続のもの
の4点を使っています。

180%と200%のハイパースピード品は、いまは使っていません。

Sim English の効果:
1月27日の記事には、
取り組んだ当初はせいぜい 20% 程度聞き取れるレベルだったのが、
3年ちょっとやって 40% 程度聞き取れるようになった、と書きました。

そして現在ですが、
やはり初めて聞いたときは 40%50% 程度かなと思います。

しかし2回目、3回目、4回目と聞くたびに理解度が上がって行き、
10回くらい聞くと90%くらいまで理解することができます。

恐らく回を重ねるごとに前回聞き取れた部分はサラッと聞き、
聞き取れなかった部分やあやふやな部分に来ると集中して聞き、
どんどん聞き取れる範囲が拡大していくという感じです。

そしてどうしても意味のつかめない10%の部分は、
自分のわからない単語がある部分となっていることがほとんどです。

従って、その単語をあらかじめ知っていたら、
かなり100%に近づいていくのではないかと思っています。

それから単語のスペルはほとんど聞き取れるようになりました。
もちろん知らない単語ででもです。

ですから随分英語の音が、聞き分けられるようになったと感じています。

一番の効果は・・:
そして・・です。一番効果を感じている部分があります。

それは、
オンライン英会話で講師の方が話していることは、
ほぼ100%聞き取れる ようになったということです。

時折り別のことを考えていたり、わからない単語を使っていたりすると
わからなかったりするときがありますが、会話の流れでだいたいの意味は
わかりますので、正しく受け答えができていると思います。

ですが、まだまだ CBS News を完全に聞き取るということに対しては
道半ばというところです。なかなかネイティブへの道のりは遠いです。

ですが、徐々に徐々にレベルが上がっていることは感じることができて
いますので、まだまだ同じやり方で継続していきます。

2011年5月1日日曜日

◆正しく話したい欲求について

以前は会話するときに、あまり余裕がありませんでした。
文章の構成を考えながら、単語やフレーズを思い出しながら
話していましたので。

とにかく文法が間違っていたとしても、気にせずに単語を並べて
間が大きくあかないようにして話をしていました。

ところが最近は、
オンライン英会話を130回以上も続けてある程度リラックスして
話せるようになり、言いたいことをそれなりに伝えられるように
なってきました。

そうなってくると、ここらで自分の中に少し欲求が出てきました。
もう少し文法上でも正しく話せるようにと。

というのは、講師と話しているときに、
ときおり文法的なことで「これは正しくないかも・・」
と思いつつも、そのまま突っ切って話をしています。

間違っていても問題ないし、モタモタ考え込むよりはリズムよく
話を継続したいと思っているので。

文法的に間違っていても、相手の方がずっとレベルが高いので、
単語を並べれば会話の流れから真意を汲み取ってくれますので。

ところが最近、文法的に正しいかわからないまま話した部分について、
正しい話し方を復習したいという気持が出てきました。

特に今感じている部分は、
1)正しい 単語 の選定
同じような意味の単語がいくつもあるので、それぞれの使われる
シチュエーションを確認し、正しく使えるように。

2)正しい 動詞 の選定
文章で使うべき動詞と会話で使うべき動詞とを、はっきりしない
ため間違って使っているケースがありそうなので確認する。

3) 動名詞 と 不定詞 の選定
これはTOEICの試験にも良く出てくるようですが、基本的に
動名詞は「現在」で、不定詞は「未来」ですが、再度具体的な
内容で復習する。

というところです。

それらを確認するための書籍は持っていますので、
今後、自分で復習をしつつ、講師にも確認をしてから、
ひとつずつその内容をアップしていきたいと思っています。

※お知らせ
   ”今週の復習構文”はスペースの関係で、今後掲載を中止したいと思います。
    上部ナビゲートメニューの「シンプル・パターン英語」に全て記載済みですので、
    そちらをご確認下さい。