2011年7月30日土曜日

◆英文/単語の記憶定着率を上げるにはどうやる・・?

7月10日の記事にも書きましたが、勉強をしてそれが記憶に残る
割合は、
  1)読むだけ     10%
  2)聞くだけ      20%
  3)見る+聞く    50%
  4)言うだけ     70%
  5)言う+体験   90%
ですと書きました。

エドガー・デールという研究者の方の報告です。
数字の大小は個人差もあるでしょうから、そのままの数字ではない
かも知れませんが。

ですが、「言う」や「体験」というのは、まさに実際に試すという
ことを示しており、オンラインや直接でネイティブの人達と勉強し
て覚えたことを試すことが、一番定着させられるやり方である・・
ということを言っていると思います。

もしも相手が得られないのならば、どうにかして都合の良い相手を
確保してやるべきだ・・ということになります。

オンライン英会話がすぐにできないとか、話せる人や場所が周りに
ないというのであれば、
・犬、猫、あるいは観葉植物を相手に見立てて、語りかける。
  (この場合相手は質問や返答をしてくれないので)
・CDやPCを使って、問いかけてくるしくみを作る。
・最低でも、目を閉じて強くその場面を思い描きながら、声を出
 して擬似体験しながら練習する。
というのも良いのではないでしょうか。

理論を知ってもそれを行動につなげないと、何も成果は出ませんの
で、ときおりアイデアを出してやり方を工夫したり、気分を変えて
行うことも継続力のアップにつながると思います。

わたしの場合はオンライン英会話を続けているので、そこで「言う
と「体験」の部分を実践して、楽しく定着を図っていきます。

ただやみくもにフリートーキングをするのではなく、毎月意識して
使えるようになりたいと思っているいくつかの基本文を、何度も相
手を代えて繰り返し練習し、少しずつ表現の幅を広げていきたいと
考えています。


2011年7月28日木曜日

◆ピクチャーイングリッシュ(追加2)アニメーション式

PCソフトのアニメーションイングリッシュもなかなか良いです。

何が良いかというと、あとでやったときのことを考えると、すぐにそのと
きのアニメーションの絵や動きと、発音の音声が頭の中に浮かび上がって
きます。

つまりアニメーションの動き(=単語の意味)と、その時にアナウンスさ
れる単語の発音が結びついており、フラッシュバックしてくるということ
です。

残念ながらトライした全てが一斉に浮かび上がってくるというのではなく、
それを見たときに感情が動いたものについて、浮かび上がってくるという
ことです。

例えば「絵がおもしろい」とか「アニメーションの動きが変わっている
とか「絵の色が変だ」などなどです。

やはり人は
自分の想像を超えていてびっくりしたり、ありえないことや期待以上
のことなどに対して、通常以上の感情が動いたりしたときのこと
は、やすやすと記憶に残るしくみになっているようです。

反対に普通のことや平凡な内容などで、自分の感情が動かないものについ
ては、記憶しにくいというよりはあたかも記憶されないようなしくみにな
っているのでは・・と思うくらい、なかなか記憶できず、覚えてもあっと
言う間に忘れてしまうようです。

ここに一つの覚えるためのヒントがあると思います。

本当に覚えたいものは、感情を大きく動かして記憶させる
ということです。

模造紙に大きく英単語とその意味を書いて、ライターで火をつけて燃やす
・・とか。

覚えたい英単語を紙の表に書いておき、さらに裏には日本語の意味を書い
ておきます。それをちょくちょく見て覚えようとするのは普通のやり方で
すが、感情を動かすやり方の場合、例えば学校の友人にその紙を見せて、
この単語の意味わかる?
と質問し、答えを確認します。わからない人には裏を見せて教えてあげま
す。

こういうことを3~5人くらいに試せば、自分自身は間違いなくそのとき
のシーンと一緒に単語のこともしっかりとインプットされているはずです。

少し話が横道に逸れてしまいましたが、アニメーションイングリッシュは
アニメーションを見ながら感情を動かすことで、比較的簡単にそれらをリ
ンクさせて覚えることのできる優れものだと思います。

あまり気張らなくても、わりと楽に覚えれますよ!




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長らく工事中だったサイトマップがようやく完成。是非覗いて見てください。
  

2011年7月26日火曜日

◆懐かしのピクチャーイングリッシュ

以前、単語を覚えるのにはイメージを活用することで、必要なときに
  ・フラッシュバック効果 のある ピクチャーイングリッシュ
が良いと書きました。

実は当時いろいろ調べてトライしたピクチャーイングリッシュにはいくつ
もあり、その中で次の4つについてはすでに紹介したと思います。
  1)WORD BY WORD (ワード・バイ・ワード イラスト辞典)
  2)イラストでわかる日常生活の英語表現
  3)THE HEINLE PICTURE DICTIONARY (テキスト)
  4)3)用に用意されたCDソフト (PC上で行う)

      1、2、4月で計4回、記事を書いています。
      よろしければ サイトマップ をご参照下さい。

それぞれ効果は似たようなものと思うのですが、実は上の4つ以外にまだ
二つあるのです。そしてそれがなかなか良いのです!

普通の平凡な感じの絵のものと、アニメーションを見ながら勉強するもの
の二つです。

どちらもそれぞれ特徴があってとても良いと思っているので、順にご紹介
したいと思います。

先にお断りしておきますが、フラッシュバック効果が得られるピクチャー
イングリッシュといえども、あれもこれも一緒にやるのは推奨出来ません。

いくつかある中のご自分に本当に合うと思われるものを一つ選び、まずそ
れを徹底的にやり切ることが大事だと思っています。

いくつもご紹介することになりますが、本当に合うものを選ぶための選択
枝を提供しているということで、ご理解下さるようお願い致します。

さて本日はその中の一つ「平凡な感じの絵のもの」についてです。
まず先にその絵を見てください。





上に絵があり、一番下段にその英語が書いてあります。
その下には日本語が書いてあったのですが、消して使っていました。

絵を見ればその日本語を見なくても意味がわかったからです。
このようにしてできるだけ絵と英語だけにして、日本語は使わない方が良
いと思います。

そしてその絵がなぜかはわかりませんが、一番早く自然に記憶に定着した
ように覚えています。

絵が好みの穏やかな雰囲気のものだったことと、何よりも一番最初に触れ
たピクチャーイングリッシュだったので、強く印象が残っているのかも知れ
ません。

残念ながら単語と絵の合計の数が少ないので、37ページあった絵の単語
は、2日ほどで全てを記憶してしまったことを覚えております。

1ページに平均5個の単語が載っていますので、わずかな時間で200個
近い単語を簡単に覚えることができたということです。

添付の写真は、現在持っているその本のコピーの写真です。

以前、どこかの図書館で借りた単行本(題名は忘れました)の巻末に載っ
ていたもので、印象が強かったためコピーをして残したものです。
  

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2011年7月24日日曜日

◆ちょっとした決心で全ての流れがポジティブに変わる・・?

今日はいつもと変わった内容について、書いて見たいと思います。

英語学習トライの結果・・という内容ではなく、投稿する原稿の作成につい
て・・というか、自分のちょっとした決心でいろいろなことの流れが大きく変
わる・・ということの自分の体験についてです。

最近は、投稿する原稿を随分早めに作るようにしています。
そして、だいたい一つは予約投稿をしてあります。

普通は問題なく決めたタイミングで投稿できるのですが、何せ宮使いの厳
しいところで、突然急な予定が入り、夜遅く帰宅することになることもありま
す。

そういった場合は、決めていた投稿ができなくなる可能性があるため、早
めに原稿を作成し予約投稿をセットするようにしています。

そうしておくとすごく精神的に”ゆとり”を感じることができ、また次に記事
を書く場合も余裕をもって進めることができるからです。

一時期はとにかく自分で決めている投稿期限になっても、原稿ができてい
ないことが多かったです。

すると何とか決めた期限内で書き上げて投稿しようと、結構気持が追い込
まれて苦しくなることがありました。

自分で決めた期限に対し、自分で追い込まれ苦しむわけです。
サッと期限を翌日に変更すれば良いのですが、やはり自分のサイトを気に
かけて訪問していただく人がいると思うと、何とか守ろうと頑張ってしまうわ
けです。

ブログを始めた頃は、長年やってきたことがたくさんあるので、書く題材に
はまったく困らない状態でした。

しかし何ヶ月かたつと、大体今までの書きたかったことを書いてしまい、
日々のやっていることや気づいたことなどを書くことになり、少しずつ記事
を書くのが滞るようになったのです。

ですが書くべき記事の候補がなくなったということよりは、自分の忙しさに
かまけて、記事の作成が遅れるようになっていったというのが真実です。

人間とは弱いもので、習慣を抜け出すのには大きなエネルギーが必要
です。何か強い感情が伴い、決別の決心をしたときに、習慣を変えてい
けるようになります。

少し前に「ゆとり」というものを真剣に考えることがあり、一つの実験トラ
イということでブログの記事作成と更新のやり方を、変えてみたというこ
とです。

その結果は自分にとってすごい効果がありました。
毎日の 心の余裕度がまったく変わった のです。
それだけ記事作成のことが心掛かりになっていたのでしょうね。

毎日が 余裕を持って過ごせる。
余裕があるから 記事のための良いアイデアも出てくる。
余裕があるので、 ゆったりした気持で記事を書くことができる。
          ・
          ・
というように、多くのことが楽に進められるようになり、全てが良い方向
で回りだしたような気さえし出すから不思議です。

ちょっとした決心で全ての流れが変わる ・・ということでしょうか。

みなさんも、何かちょっとした決心で、自分の流れを良い方向に変えて見て
ください。


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2011年7月22日金曜日

◆リンクプレース記憶法を活用。基本文暗記/再生(続編)

具体的には、
いくつかの覚えたい基本文があるとしたら、一つ一つを暗記していくのではな
くて、覚えたい全部の基本文を使用して一つのストーリィを作ります。

一つの文章で覚えるのではなくて、ストーリィとして全体を覚えます。
ストーリィになると格段に覚えやすくなり、必要な部分を思い出したい場合、
ストーリィの流れから比較的簡単に必要な部分を引き出すことができるように
なります。

次にその一つ一つの文を順番に自分に非常になじみ深い場所に結びつけていき
ます。

自分に非常になじみ深い場所というのは、例えば自分の体です。
1-頭(の上)
2-額
3-目
4-鼻
5-口
 ・
 ・
20-つま先
と言うふうになります。

わたしはこれが一番スムーズにイメージすることができる、覚え易い場所だと
思っています。

また他の例では、
1-前バンパー
2-ナンバープレート
3-ヘッドライト
4-ボンネット
5-ワイパー
 ・
 ・

今回は1分間スピーチを暗記するのに、自宅の玄関周りにリンクして覚えた例
を次に紹介します。

まずは覚えようとした1分間スピーチの文です。

【食べ物】
1. I like many kinds of food.
2. In fact, It's difficult for me to say what my favorite food is.
3. I like most kinds of Japanese food and Western food.
4. However I don't like sower foods very much.
5. I like foods that are solty or spicy.
6. I also have a good apitite.
7. I can eat a lot of food at one time.
8. And there are no foods which I cannot eat.
9. The one problem I have with foods, though is that I have a tendency to gain weight.
10.So sometimes I try to swim long distance to reduce my weight.

そしてリンクするための自宅の玄関周りの場所です。

1. 風除室入口のドア
    → オードブルの盛り合わせを見て、よだれが出てきている自分をイメージ
    = I like many kinds of food.
2. 風除室の床
    → ラーメンとスパゲッティとステーキと寿司が置いてあるのをイメージ
    = In fact, It's difficult for me to say what my favorite food is.
3. 玄関の扉
    → 扉の握手にも寿司折りとステーキ折りがぶら下がっているとイメージ
    = I like most kinds of Japanese food and Western food.
4. 玄関内のタタキ
    → 下にキュウリの酢の物が置いてあるとイメージ
    = However I don't like sower foods very much.
5. 靴箱(右側にある)
    → 靴箱の上にみそ汁とカレーライスが置いてあるとイメージ
    = I like foods that are solty or spicy.

6. 上がり口
    → 上がり口で自分がお腹を押さえ、お腹が「グー」と鳴っているイメージ
    = I also have a good apitite.
7. 階段
    → 右手にハンバーガー左手に大おにぎりを持って同時に食べているイメージ
    = I can eat a lot of food at one time.
8. 階段の踊り場
    → 自分が踊り場に立って焼き魚の皮までも食べているイメージ
    = And there are no foods which I cannot eat.
9. 2階廊下
    → 登り終わった廊下の上に体重計が置いてあるイメージ
    = The one problem I have with foods, though is that I have a tendency to gain weight.
10.2階廊下の本棚
    → プールで泳いでいる写真が貼ってあるイメージ
    = So sometimes I try to swim long distance to reduce my weight.

・・というように、覚えたい文とその文を思い出すための”もの”を、
覚えるための場所にリンクさせて覚えていきます。

このようにしてまずは覚えてください。たどたどしくてもOKです。
そしてこれ以降は何度も何度も、キーワードから英文を思い出す練習を行いま
す。思い出しながら口で言ってみましょう。

思い出したい文に対応した場所と、そこに貼り付けられた”もの”をイメージ
して、そこから英文を引き出していきます。

例えば、6番目の場合、
場所は「上がり口」です。そしてそこに貼り付けられたイメージは、
自分でお腹を押さえて「グー」と鳴っている」というイメージから
I also have a good apitite.
を思い出すようにしてください。

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長らく工事中だったサイトマップがようやく完成しましたので、是非覗いて
見てくださいね。。。。

  

2011年7月20日水曜日

◆リンクプレース記憶法を活用して基本文を暗記/再生

英語を勉強していると、たくさんの単語や基本文を暗記する必要が出てくると
思います。

英語を読めさえすれば良いという場合は、ある程度で良いのでしょうが、話せ
るようになるというのであれば、暗記は必須であると思います。

しかしある教材には、暗記をするのではなく赤ちゃんのように自然に覚える・・
というような勉強法を推奨しているものもあります。

ですが、今までの自分の体験では、基本文と単語は同時に覚え(知らない単
語も基本文の中で使用して)、さらに文法を覚えることで応用力を身につけ、
そしてそれを限りなく繰り返して使う(練習)ことで、より深いレベルで身に付け
ていけるものだと思っています。

我々は赤ちゃんではなくて出発点が違うのですから、それなりのやり方で効率
よく身につけるべきと考えています。

暗記ではダメという方の場合は、練習量が少ないので必要なときにサッと出て
くるレベルになっていないのではないかと思います。

わたしは中国語もまったく同じようにして取り組み、短い期間でスラスラと話せ
るようになりました。

必要なときに必要な文章がサッと出てきます。
頭の中ではサッサッサッと文頭から始まり、ショートセンテンス、副詞、場所な
どの表現を高速で組み合わせながら、ほぼ同時に話をしています。

普通のときは文を組み立てながら話しているとは、まったく見えないと思いま
す。
暗記というのはそうなっていくための、単なる「スタート点」だと考えています。

ということで、また前置きが長くなってしまいましたが、今回は効率よく暗記す
るための一つのやり方について、ご説明致します。

かつて英語の例文などを覚えるのが苦手で、複数の文を完全に覚えるのに
随分長い時間を必要としていました。

そしてある時に、まんがで書かれた記憶法の本を見つけ、その中の一つの
方法を実施して、従来の半分以下の時間でスムーズに覚えることができる
ようになりました。

その方法というのは、
・新たに覚えたいことをイメージに変換して、
・そのイメージをあらかじめ自分が良く知っているものとリンクさせて覚え、
・必要なときには自分の良く知っているものからリンクをたどり、
・覚えたことを引き出すというやり方
です。

長くなるので、次回自分がやったものの例を上げて、説明したいと思います。
  

2011年7月18日月曜日

◆やはり何と言ってもフィリピンです!



フィリピンは日本から飛行機で4時間、時差1時間、世界で3番目に英語を話
す人が多い国です。

またとてもフレンドリーで陽気な人が多い国で、英語の練習にはもってこいの
国だと思います。

しかし一般の人はフィリピンは危険な国だ、アメリカと同じで銃の所持ができ
る国で、いつ撃たれるかわからず安心できない。

今までレッスンの際、講師より教えてもらった情報だと、2~3箇所だけ避け
た方が良いという危険エリアがありますが、そこに行きさえしなければ安全で
すよ・・とのこと。

わたしも7年前に一度仕事の関係で行ったことがありますが、そのとき車で
日航ホテルに入ろうとしたとき、腰に銃をぶら下げたガードマンが寄ってきて、
車内を注視して確認後、トランクを開けさせられ、その中をよく点検してから
やっとゲートを開けて中へ入れてくれました。

また、ホテルのエントランスに入るときにも、金属探知器のケージをくぐらさ
せられたし、やはり日本とはまったく違う危険な国なんだなぁとの印象を強く
もちました。

しかし、フィリピンは大小さまざまな島が7107もあり、セブ、ボラカイ、パラ
ワン島などのように有名でとても美しい島も多く、観光リゾートも多く果物や
トロピカルドリンクなどもおいしい、素晴らしい国だと思います。

欧米人観光客も多く、世界第3位の英語国の名に恥じないようになってい
て、ほとんどが英語でコミュニケーションがされています。

地元の人はタガログ語を話しますが、仕事関係では全て英語を使っている
ようです。

物価もとても安いようですね。

要は、美しい場所が多く、食べ物もおいしく、物価も安い日本から近い英語
圏なのですから、英語の実習旅行には最適ではないでしょうか。

香港は商業とショッピングの街で、フィリピンは観光とリゾートの英語修行
にもってこいのスポットだと思っています。

安全は最優先事項なので、まずはオンライン英会話講師の方に注意すべ
きことを良く指導していただき、しっかり情報入手と準備を行って2~3年以
内に行きたいと思っています。

英語を話す人だけではなく、少しはローカルの人ともコミュニケーションをし
たいと思っていますので、タガログ語も少し勉強して行こうかなと思っていま
す。




2011年7月16日土曜日

◆香港は日本に一番近い英語カントリー(続編)

そして食べ終わったらお勘定です。

この場合は店員さんに、
Check, please.」  (お勘定をお願いします)
と言えば良いです。

そうそうここで一つ注意すべき部分がありました。
お勘定のやり方が日本と少し違うのです。

何が違うかというと、お勘定は食べた席で行うのが普通なのです。
出口の近くにあるレジに移動して、そこでお金を支払うのではない
のです。

従って、席で店員さんを呼び店員さんが来たら「Check, please.」
と言って、そのまま席に座って待っています。

店員さんは精算しに行って伝票を持って戻ってきます。
そこで「○○HK$」と言って伝票を差し出しますので、その内容を
確認してからお金またはカードを渡します。

恐らくどこでもクレジットカードはOKと思いますが、
Can I use my credit card here?」(ここはカードが使えますか?)
と先に聞いた方が良いかもしれませんね。

それと最近海外でカードを使う場合は、暗証番号の入力を要請くる
ところがあります。サインだけというのはダメで、先に暗証番号を
入れてOKを確認してから精算作業に入るのです。

暗証番号を入れ、さらにサインを要求されるケースもあります。
いずれにしろカードを良く使われる方は、かならずカードの暗証番
号を確認しておきましょう。

お金かカードを受け取った店員さんは再度精算場所へ行き、おつり
かカードの伝票を持って戻ってきますので、おつりならそれを受け
取り、カードの伝票ならばサインをして控えをもらいます。

そして、
Thank you!
と言って立ち去ります。

とくにトラブルがなければ、すごく簡単なやり取りになります。

とにかく行ける機会を作れる人は、香港などでいろいろな場所へ行
き、楽しく英語をトライしてみることをお薦めします。

実際の行動と、トライした英語が通じたときのうれしさが、そのと
き使った英語を決して忘れないように記憶に焼き付けるででしょう
し、きっとあなたの英語に対するモチベーションを、数段上へ押し
上げることでしょう!

この繰り返しが適当な期間で3回もあれば、あなたの英語は間違い
なく1レベルは上に行っていると思います。

通常の旅行会話は、問題なくこなせるレベルに・・。
 


2011年7月14日木曜日

◆香港は日本に一番近い英語カントリー

香港は日本から飛行機で約4時間、往復4万円台の安い料金で行ける、
英語が使えるというか話すことが必要とされる場所の多い国です。

時差は1時間。観光で来る欧米人も非常に多いです。
南米人なども結構多く、街角に立っていて偽物のブランド品時計を
そのまま、
「本当のニセモノの時計買いませんか?」
と呼びかけてきます。
「本当のニセモノ・・・???」

とにかく多国籍の人々が寄り集まっている国の一つなのです。
当然英語をトライするチャンスも多いですね。

地元の人たちは家庭などでは中国語(広東語)を使っていますが、
ビジネスの場、特に観光客にとっては、ホテル、レストラン、各種
ショップなどでは全て英語でやり取りすることになります。

だんだんと経験が増えてくると、いろいろとやり取りができるよう
になりますが、最初の頃は自信がないでしょうから、簡単にやるこ
ともできます。

例えば買い物では、
How much (is it) ?」  ((それは)いくらですか?)
20HK$」    (20香港ドルです)
I'll take it.」(それ買います)

現金、カードなどで精算

Thank you.
で済ますこともできます。

また、レストランでは、
Menu, please.
そしてメニューを受け取り何を食べるかを決めたら、メニューの中
の食べたいものを指さして、
This one and this one and ・・・」

のように、どんどん指さして注文をしていきます。
そして、
That's all.」  (それだけです)

そして料理が来たらゆっくり味わって食べましょう。

わたしは知らないレストランへ行ったときは、その店の自慢のもの
を食べてみたいので、店員さんに「お薦めはどれですか?」と聞く
ことも多いです。
What do you recommend?」 (お薦めは何ですか?)
などと。

自分の実力に応じていろいろと臨機応変に会話を広げてみたら良い
と思います。

わたしは最初の頃は、あらかじめ話しを膨らますための文章例を、
小さなミニノート (小さな手帳と同じ大きさ)にしっかりと書いて
おき、Yシャツの胸ポケットに入れて歩いていました。

そして、その都度引っ張り出しては文章を選んで話しかけ、どのく
らい通じるものか、試したものでした。

ちなみに旅行用の売られているハンドブックは利用しませんでした。
なぜならどこに何が書いてあるか、よほど先にチェックしておかな
いとわからないからです。

その点自分であらかじめ作ったものの場合は、どの辺に何が書いて
あるのか大体分かっているので、必要な瞬間すぐにその付近を開く
ことができるからです。
 

2011年7月12日火曜日

◆海外で実践。通じ易いものの尋ね方について

かつて自分の英語の発音が未熟だった頃、海外へ行った際に相手に話し
が通じるよう、ある話し方をするようにしていました。

それはどういうことかと言うと、知らない相手に突然ものを尋ねるよりは、
最初に「自分が何をしたい」と前置きを話しておいてから、
相手に「あなたは○○を知っていますか?」と尋ねるようにしたのです。

いきなり尋ねるより最初に自分の状態、希望などを前置きしておいてから
尋ねた場合の方が、ずいぶん通じ易くなるなと感じたからです。

知らない人から突然ものを尋ねられ、しかもその相手はネイティブではな
く発音が非常に聞き取りにくいものだった場合、一瞬何を言っているのか
理解するのに努力が必要でしょうし、すぐに答えにくい状況になると思い
ます。

相手にストレスをかけることになるのではないでしょうか?

ひどい場合は、聞き返したり理解する努力を放棄して
I'm sorry. But I don't know.
となってしまうこともあります。

そうならないようにするために、
先に自分が何をしたいのかを伝えて、そして一瞬間をおいてから、
相手に尋ねるようにしたのです。

例を上げますと、
1)ベトナムのハノイ行きは、何番ゲートから出るかを尋ねたいとき。
Excuse me?  I'd like to go to Hanoi in Vietnam.
Where is the gate?  Do you know?

すいません。わたしはベトナムのハノイに行きたいです。
そのゲートはどこでしょうか? 知っていますか?

☆こうのようにして言えば、肝心の部分を できるだけ簡単に言う
   ことができます。

☆他の言い方も数限りなくいろいろあります。
   ですが最初にハノイへ行きたいと伝えてあれば、どの文章で聞い
 ても 大きな間違いにはなりません

     Do you know what gate-no the plane will depart?
     Do you know where to depart?
     Where should I go?

2)おみやげの売り場を尋ねたい。
Excuse me? I'd like to buy some suveniers.
Where is it?   (What floor is it?)

☆例1と同じです。先に何をしたいと伝えてあれば、次の質問文は
   非常に簡単になります。

通常の言い方だと、
(インフォーマル) Where can I buy some suveniers?
(フォーマル)      Would you tell me where I can buy some suveniers?
などとなると思います。

まだまだいろいろな言い方が山ほどあると思いますが、いずれにしろ
先に 「○○をしたいです。」
と言っておいてから質問をした方が、簡単な言い方で良くなり、相手も聞き
取り易くなると思います。

ご参考になればうれしいです。


2011年7月10日日曜日

◆効果的な会話練習の仕方はどうやれば良いのか?

先の記事で中国語がどんどん出だすと、英語がどんどん出にくくなる
と書きました。

一方でヒアリングはいろいろな言語が混在しても、まったく違和感な
くシームレスで聞き取れました。

その原因は何なのか、どこが違うのか、それを乗り越える手だてがあ
るのか・・??。

何とかしてそのヒントを掴もうとして、いろいろな事柄を整理して考
えてみました。

その結果たどりついた結論は、
過去の経験の差、体験回数の差
つまり、
そのシーンへの遭遇回数の差
もっと言うと、
そのシーンがどれだけ強く記憶に焼き付けられているか
ではないかというところに行き着きました。

つまり、その場所、そのシチュエーションでどれだけ英語で会話した
か、どれだけ中国語で会話したか・・の差ではないかということです。

また、ただサラッと勉強し覚えるだけでなく、実際の場面で5感を使
って会話して覚えたことの方が、より強く記憶に残ることは皆さんご
存知の通りです。

ですがそれで終わりではなく、そのことがあとでより明確でスムーズ
なアウトプットにつながるのではないかということです。

つまりただ覚える、勉強するだけではなく、より行動や体験を伴って
記憶されたことの方が、よりアウトプットで優先されるのではないか
ということです。

以前、中国のその場所で苦しみながら無数に会話を繰り返した経験が
あるため、同じ場所に行き同じシチュエーションになると、努力無し
でポンポンとその場に合った中国語が飛び出してきます。

その環境に浸ることの影響が非常に強いので、英語ではなく中国語が
先に出てくるのだと思っています。

以前、中国語をまったく知らなかった場合は、日本語と英語だけで、
とにかく海外へ行けば英語モード・・だったのですが、今は英語だけ
ではなく中国語も同じレベルで機能していますので、このようになる
のかなと考えています。

英会話では圧倒的に体験回数が多い香港では、ホテルのチェックイン、
チェックアウト、レストランでのオーダー、買い物などのシチュエー
ションになると、英語が飛び出してくるような気がします。

もしもこの推察が正しいとしたら、頭の中で意識的に英語に切り換え
ることも可能でしょうが、よりスムーズに出来るようにするためには、
ただ単に英語を音読するだけではなく、擬似体験に近くなるよう強く
イメージを持ちながら進めるのが良いことになります。

さらには、その場の写真を用意して、あたかも自分がそこにいるつも
りになって音読するのが、効果的なように感じます。

つまりそのキーワードは
強くイメージして、擬似体験しながら
ではないかと考えています。

じゃあ、どうやって強くイメージするの?
どうやって擬似体験すればいいの?

・・・・・・???  → なんか方法考えてみます。

なんとかしてその検証実験をやって、
「イメージする場合としない場合に大きな差が出る」
・・・となるのでは?
いやきっとなると思います。。。
いや、・・・なって欲しいです!  (何のこっちゃー)

今までの話しとは別のところでですが、海外のエドガー・デールという
研究者の方と思いますが、同じようなことを述べている記事を見つけ
ましたので、参考に載せさせていただきます。

要旨は、14日後に覚えている確率は、
1)読むだけ   10%
2)聞くだけ     20%
3)見る+聞く   50%
4)言うだけ    70%
5)言う+体験  90%
である


・・・という理論です。
正に体験から「その通りです」と感じており、納得です。

今後、自分でその理論を活かした実験を考えやってみて、もしも良い
結果がでたならば、また記事に載せたいと思います。
 

2011年7月8日金曜日

◆英、中、日の3言語同時対応モードはむずかしい?


空港と街をつなぐ2階建てバス

中国語を使い出すとどんどん英語が後退していきます。
別に話せなくなると言うわけではないのですが、何か言われたりすると
まず先に中国語が瞬間的に出てきてしまうようになるのです。

何ぜかはわかりません・・・。

日本や香港にいる時は、いつでも頭の裏側で英語が待機モード
になっていて、英語で話しかけられると即座に英語で答えられ
るようになっているのですが・・。

27日帰国するため、中国から香港に移動してきて、最終駅の
紅ハムで下車し、空港までのバスに乗ろうとしたら、若い香港人
男性に話し掛けられました。

どうも友人と待ち合わせしているようですが携帯が使えないよう
で、それでわたしに英語で話しかけてきたようです。

Excuse me? Could you call this No?
(すみません。この電話番号に掛けていただけませんか?)

そこでです。とっさに英語が出ないで、
可以。等一下。
と答えてしまったのです。

意味は、「いいですよ。少し待ってください。」です。

英語の意味はすぐにわかったのですが、答える方は中国語が
出てしまったのです。

相手の人も香港人なので英語も中国語もできるので、もちろん
意味を理解してじっとわたしが電話番号を押すのを待っていました。

そして電話が通じると、「貸してください。」と言って友人と話を始め、
今いる場所の特徴を伝えて通話を終了。そして、

Thank you!」と英語で。

不用謝」とわたし。

これは中国語で「どういたしまして」と言う意味です。

とっさの応対だったので、その時は特に意識していなかったのですが、
あとでバスに乗ってからその時のやり取りが思い出され、まだ頭の中
が中国語モードのままなんだということに気がつきました。

今後どのように変わっていくのかわかりませんが、どこで中国語から
英語モードに戻るのか、意識して確認してみようと思いました。

しかし更によく考えてみると、不思議なことに
聞く方は言語が混在してもまったく問題がないのです。


日本語だろうと英語だろうと中国語だろうと・・。
本当にシームレスなのです。。。

理由は今はまだわかりませんが、話す方も聞く方と同じように3言語
同時対応モードにしていきたいので、今後の究明テーマの一つとして
頭の隅にインプットしておくことにしました。


今後、どこかで新たな手がかりがつかめましたら、別途ご報告させて
いただきたいと思います。


2011年7月6日水曜日

◆中国常平のかけすクラブで英会話を・・

常平というのは中国広東省東莞市の中の大きな街の一つ。東莞市が一千
万近い人口であり、この常平は恐らく5百万人は下らない街で、日本人
も千人近く住んでいると思われる街である。

自分の出張先はその街より車で15分くらいのさらに少し小さい街で、
木曜日の仕事あとに常平の大きなホテルの1階にあるクラブに、会社の
同僚と飲みに行ったときの話です。

そこには二つのフロアーがあり、一つは4人掛けの丸いテーブルで、お
酒を飲みながら話をしたり、大きなプロジェクションテレビを見ること
ができるコーナーで、よくサッカーやバスケットボールの試合が放映さ
れていることが多いようです。

もう一つのフロアーは日本人カラオケのコーナーになっていました。

当日は久しぶりにカラオケを歌おうということになったので、そちらの
フロアーに移動。

日本のカラオケのシステムとは少し異なり、話相手をしてくれながらお
酒を用意ししてくれる人がついて、歌いたい歌の番号を伝えると予約な
どもしてくれます。

最初に来てくれたママは若くて結婚したばかりとのことでしたが、今回
話したいのは彼女の言語能力の高さにびっくりしたことについてです。

つまり彼女は中国人にはめずらしく英語が堪能で、さらに他の国の言語
まで話せるのです。

最初挨拶から始まり、飲み物の注文をしたりするうちに、円テーブルの
フロアーの話になりました。そちらにはいつも多くの外国人が来るとの
こと。

一番多いのがドイツの人らしく、
「それじゃああなたはドイツ語を話せるのですか?」
と聞くと、
「ほんの少しです。ほとんどは英語で。」と。

中国では英語が話せる人が珍しいので、
「それではどうやって英語を勉強したのですか?」
と聞きました。 (ここからは全て英語での会話です)

特に学校には行っていない。お客さんが教えてくれた。とのこと

つまりここに来るお客さんと「いらっしゃいませ」「何を飲みますか?」
「どこから来たのですか?」というような会話から始まったとのこと。

そのレベルの会話は自分でチョコチョコッと勉強して、あとは全て店に
来たお客さんとの会話で覚えたらしい。

近くの会社に出張できてそのホテルに泊まっていたアメリカ人が、一人
で下のクラブに飲みに来て、親しく片言の英語で聞いてくる女性に対し
て、何度もやさしく会話を教えてくれた・・ということのようでした。

彼女の実力はかなりのもので、店の中で出るような会話はすごくスラス
ラと流暢に話せるほど。文法的にどうだという部分はありますが、それ
以上に聞く方に分かり易いメリハリのある話し方でした。

このことから思ったのは、英語は単なるコミニュケーションのツールだ
ということです。手段ではあり目的ではありません。英語を使ってコミ
ニュケーションしてナンボだということです。

いろいろな勉強の仕方がありますが、やはり重要なのは
  「実地訓練であり、話せるようになるべき必然性があること」
なのだなあと、感じさせられました。

それともう一つ大事なことがあります。中国語を自分で勉強して、急に
自分の会話力が伸びたと感じたときも同じですが、
  「わからないときすぐに相手に質問できるようになること」
です。

わからないときすぐにわからないと意志表示して、何がわからない、ど
ういう意味ですか?と聞くこと。説明を聞いてわからないときには、さ
らに紙に書いて説明してもらうこと。

そうやって一つ一つものにして行くことが重要だと思います。
紙に書いて残すことも大事ですね。
少しあとになると記憶が薄れるので、言いたいときに出てこないときが
ありますが、そのときに復習をするためです。

そういうことを3~4度繰り返すと、ほぼ完全に覚えることができます。

語学の勉強をしていてわからないことがあったときに、すぐにここがわ
からないと言って聞けるようになり始めると、急激に力がついていった
ように思います。

中国なので英語を話すことはないと思っていた場所で、英語を勉強する
上での重要なポイントを復習させてもらった一日でした。
 


2011年7月4日月曜日

◆香港空港からホンハム経由、中国へ移動

香港は大小さまざまな島のあるエリアですが、大きく分けると
・ランタオ島: 香港空港、ディズニーランド
・香港島  : ビジネス街、多くの観光スポット
・九龍    : ホテル街、商店街、など

の3つのエリアに分けられ、中国へ移動する場合は空港から九龍
地区へ移動する必要があります。

そしてそこの駅から越境して中国に入っていくことになります。

ということで香港空港から紅ハムまで移動しますが、こちらも
いくつかの方法があります。

今回は一番安くて、香港のホテルや商店街をぐるりと回りながら
走行するバスを選択。街の中を眺めながら移動しました。

参考に香港空港から紅ハムへの移動手段を載せておきます。

1)タクシーの場合:
  九龍地区は赤と白のタクシーです。
  乗るときに次のように言えばOKです。

  「Honghum Station (ホンハムステーション)」

  タクシーの運転手は英語を話せる人と話せない人がいますが、
  行き先を英語で伝えれば、ほとんどの人はわかると思います。

  降りるときは 「How much?」
  それと     「Give me the receipt.」(領収書です)
  さらに      「Thank you.」    ですね。

2)バスの場合:(2階建て)
  ホンハム行きのバスは(A21)から。
  乗るときは fare box に30HK$(?)を入れてから乗ります。
  香港にはオクトパスカードというのがあって、わたしはそれを使って
  います。先に200HK$をチャージしておき、バスに乗るときはその
  カードをセンサーにかざすだけです。小銭のやりくりが不要で簡単です。
  特に英語を使う必要はありません。空港で乗ったら終点で降りるだけです。

3)KCR(高速列車)の場合:
  自動切符販売機に香港紙幣を入れて九龍まで購入。90HK$です。
  電車内のアナウンスは全て中国語と英語です。聞き取る必要あり。
  ですが社内に表示盤があり、駅の地名が赤いLEDランプが点灯します
  ので、すぐにわかります。 特に英語を話す必要はありません。

  九龍に着くと一つ上の階に移動し、そこから無料バスに乗り換え
  紅ハム駅へ移動します。乗り換えるときに、どのバスかを聞きます。

  「Which buss go to HongHum station?」

などと。そして紅ハムに到着。

中国へ行くには列車を利用する方法、地下鉄を利用する方法など、
いくつも手段がありますが、今回は列車を利用しました。

ホンハムの切符カウンターで中国行きの列車の切符を購入します。
電光掲示板に各電車の状況を書いていますので、そこで行き先を
英語で言って切符を買います。

   「16:35 Dong guan (ドングァン) 1 ticket」

係員は145HK$と言いますので、そのお金を渡します。

切符を受け取ったら荷物検査を行い、通関、イミグレ通って
電車待合室へ。そして時間になるとゲートが開き大勢の乗客が移動
しますので、一緒に移動し電車に乗り込みます。

 中国への移動電車の中

移動途中の深センの街

2011年7月2日土曜日

◆香港空港に到着。HSBC銀行へ行く途中で・・

飛行機は約4時間の行程を終えて香港に到着。香港と日本の時差は1時間。
中国の行く場所も時差は同じです。

飛行機を降りて移動し、イミグレ、通関を終わり到着フロアーへ移動。
実は今回ある理由で香港のHSBC銀行の自分の口座から、日本円の現金
を引き出すことにしていましたので、到着フロアーでHSBC銀行の支店
を探しました。

40mほど歩いていくとすぐに見つかったので、中へ入って行きました。
そこで案内係の人に
「ここで自分の講座から日本円を引き出したいのですが、できますか?」
と聞きました。

すると
「ここではできません。向かいのターミナル1の店だとできますが。」
とのことでターミナル1に移動。

要は海外で全て予定通りで行くならば、ほとんど英語を話す必要はないか
も知れませんが、特別な何かをやろうとすると、いろいろと他の人に聞く
必要がでてきます。

その場合は全て英語を使って説明し、依頼することとなります。

ここでは「お金を引き出せますか?」という文章なので、
「Can I withdraw some money from my account?」
と言って確認しました。

ということでターミナル1に移動したのですが、やはり場所がわかりま
せん。恐らく同じフロアではなさそうなので、向こうから歩いてくる人
に問い合わせました。
「 Excuse me? I'd like to go to the branch of HSBC bank.
  Do you know where it is? 」

その人は立ち止まって説明をしてくれたのですが、こちらが良くわからな
いような感じだと察知し、一緒に行ってくれることになりました。

途中一緒にエスカレーターに乗って移動。
そこでいろいろと雑談をしました。

日本には4回も旅行で行ったことがあるとのこと。
北海道や仙台にも行ったことがあるので、秋田の位置を説明してわかって
もらうことができました。

そしてすぐに今回の東日本大地震と津波の話がでました。
毎日テレビのニュースで放映されており、すごい反響だったようです。
まるで日本が沈没するのではないかとのイメージを持ったらしいです。

そして5階のHSBC銀行支店に到着。案内してくれた人にありがとうと
言って、握手をしてから支店の前で別れました。

さて店の中に入ると、案内の担当の人に
「何のサービスでしょうか?」
と聞かれ、日本円のキャッシュを下ろしたいと伝え、その窓口に案内して
もらいました。

窓口では係員に通常の口座からではなく、日本円のセービングからお金を
下ろしたいと伝え、途中手数料などの説明があり、何回か間違いを避ける
ため、紙とボールペンを貸してもらい筆談も交えて確認をしました。

以前、インターネットバンキングを行い、日本へ送金しようとして、先に
香港ドルを日本円に両替してから送金する必要があるのだと思って、間違
ってJapanese saving に日本円を蓄えてしまったため、今回それを引き出
そうとしたものです。

香港の銀行口座には、
SmartVantage HKD Savings
SmartVantage HKD Current
SmartVantage JPY Savings
の3つがあり、

ATMで引き出せるのは HKD Savings と HKD Current からだけなのです。

JPY Savings からの引き出しは、銀行で変換手数料を支払ってから受け取
ることができます。

今回は間違えないよう、きっちりと筆談でも確認をし、何とか無事に日本
円のキャッシュを手にすることができました。