”それ”はどうなって起こったのか?
・・について書きたいと思います。
まずどのタイミングに起こったか・・です。
そのときの状態について、並べて見ます。
単語やフレーズを一杯覚えてきたときでした。
単語というよりはフレーズの方でだったと思います。
そして自分で少しは正しく言えるようになってきた頃のタイミングだった
と思います。(ここがとても重要だと思います)
また文法的なことが、少しわかってきた時でした。
疑問文はこうなるんだ。
副詞はこの位置に置くんだ。
肯定文で知りたい部分を疑問詞で置き替えれば良いんだ。
・・・みたいなことがです。
そして全体的には中国語というものが何となくわかってきたころだったと思っています。
ここで少し話が横にそれますが、
中国語では発音記号(ピンインという)が非常に大事です。
ピンインがまったく同じ単語が山ほどあるため、上げ下げの発音を明確に言えないとまったく通じません。
以前、自転車のカゴを修理するために針金を買いに行ったことがあります。
店の奥からおばさんが出てきて「シェンマ?」と言いました。「何?」という意味です。
それで私は「ウオヤオ(わたしは欲しい)、ティエシー」と言いました。
針金はティエシーというのですが、本来はティエ(鉄のこと。低く音程を下げて言う必要がある)、シー(糸状のもの。音程を上げてそれを保持して言う)と言う必要があります。
ですが、それが明確にできていなかったそのときは、まったく通じなくて「チンプトン!(聞いてもわかならい)」と一蹴されてしまいました。
それだけ中国語ではピンイン(発音、特にイントネーション)が大事なのです。これがわからなければ、当然相手が何を言っているのかがわかりません。
言い換えると発音を勉強し、実際に発声(話しかけて)して相手がわかってくれれば、正しい発音になってきているということになります。
ピンインが正しい ⇒ 通じる = 正しく話せる ⇒ 正しく聞き取れる
という図式になります。
ここまでをまとめると、「正しく話せるようになると”聞き取れる”」 ということです。
すいません。長くなるので一息いれさせていただきます。