アメリカの映画などを見ていて気づかれてると思いますが、日常会話で
話す英文は意外にシンプルで、決まり文句が多いです。
ただ登場する役者の人によっては突然早く話したり、クリアーでない話
し方をしたりと、聞き取りにくいことが多々ありますが。
いずれにしろ、自分の実力からも高度な英文を話すのが目的ではなく、
テンポよく楽しく会話をしたいことが第一目標なので、レベル低いと言
われても気にせずにシンプルな文で話すようにしています。
具体的には、長文は使わずに短い文で少し多めに言うと言う感じです。
つまり長い1文では言わないようにして、短い文にして2~3文で同じ
意味のことを言うという感じです。
◆例1:その試験に通るのは、わたしにとってむずかしい。
1)構文を決め「主語+動詞」を言う It is
2)形容詞、目的語、補足語を言う difficult for me
3)場所、時、副詞、副詞句を言う to pass the exam.
この文だと、
・It is difficult / for me / to pass the exam.
と言う区切りの方が落ち着きますね。
◆例2:わたしはその店でお酒を買うつもりだ。
1)構文を決め「主語+動詞」を言う I am going to buy
2)形容詞、目的語、補足語を言う some alcohol drinks
3)場所、時、副詞、副詞句を言う at the store.
・I am going to buy / some alcohol drinks / at the store.
こういった文でさえも、まず最初に「構文」と「主語+動詞」を決めて、
すぐに話し始めます。
そうしながら、次の目的語や形容詞、あるいは補足表現(副詞句など)
を決めて話し、さらに場所や時や副詞などの補足表現を付け加えていき
ます。
「(構文)主語+動詞」で結論を話し、それにいろいろと補足するため
の表現を追加していくという話し方です。
◆例3:わたしは来年、イギリスに行くことを決めた。
1)(構文)主語+動詞 → I decided わたしは決めた
2)何を決めた? → to go to England イギリスに行くことを
3)いつ行くの? → next year. 来年
・I decided / to go to England / next year.
① ② ③
☆決して全体の文を作ってから話すのではなく、上の①・②・③と順に
各パートを作っては話す・・と繰り返しているだけです。
⇒このやり方の方が、応用力が身に付くので。
2014年4月30日水曜日
2014年4月26日土曜日
ニュアンスを汲み取ってやさしく話す
今回の取り組む例題は、「まだまだ道のりは長い」です。
特にあれこれ考えなくても、サッと出てくるでしょうか?
サッと出てくるあなたは・・・、
きっと似たような意味のことを何度か考えて話した経験のある人か、会話
レベルの高い人でしょう。
このような簡単な文章でも、日本語の場合はその言い回しがいろいろあ
って、英語で話そうとする場合、
「どう言ったら良いのかな・・?」
と、一瞬悩んでしまうものが多々あります。
そういったとき、その文を話すための考え方の角度を変えて、より英語
で言い易い形の文章にして、知っている単語を使って話すようにする
・・というのがコツだと考えています。
中・上級者は、そのような訓練と経験が積み重ねられていて、半ば無意
識のうちにそのようなことを素早く行っているのです。
■ニュアンスを汲み取って話す
さて、考え方だけ言ってもわかりにくいので、実際の例題でやってみた
いと思います。
「まだまだ道のりは長い」
ここで日本語をそのまま英語に翻訳しようとすると、
主語は「道のり」 = the way
動詞は「~である」= is
それに「まだまだ」= still
形容詞「長い」 = long
文にすると、
・The way is still long.
となりますが、この文はどこか変です。
「まだまだ道のりは長い」という文章は、単に距離が長いと言っている
のではありません。
その心としては、
・(ずいぶん来たけれど)まだまだ長い距離が残っている
という意味だと思います。
従って、「道のりが長い」ではなく「長い距離が残っている」と言うべ
きなのです。
その文を考えると
「~がある」 = There is
「まだまだ」 = still
「長い距離が」= a long way
そして
「行くべき」 = to go
を付け加えます。
すると
・There is still a long way to go.
という文章になります。
■ニュアンスの同じ別の言い方
ここでは「長い道のりが、まだ ある」という言い方をしましたが、
「わたし達はまだ長い道のりを もっている」という言い方で、
・We still have a long way to go.
でも良いと思います。文の持つニュアンスは変わりません。
上の例のように、日本語の文をただそのまま英文にしたのでは、言いた
いことのニュアンスを間違ってしまうことがあります。
逆に言うと、その言いたいことのニュアンスを正しく表せるのなら、ど
のような言い方をしても良いということです。
(少し極端な言い方ですが)
つなり、そのニュアンスを変えない範囲内で、自分の言える文でその心
を伝えれば良いということだと思っています。
たとえ文が2~3文になってしまっても・・。
特にあれこれ考えなくても、サッと出てくるでしょうか?
サッと出てくるあなたは・・・、
きっと似たような意味のことを何度か考えて話した経験のある人か、会話
レベルの高い人でしょう。
このような簡単な文章でも、日本語の場合はその言い回しがいろいろあ
って、英語で話そうとする場合、
「どう言ったら良いのかな・・?」
と、一瞬悩んでしまうものが多々あります。
そういったとき、その文を話すための考え方の角度を変えて、より英語
で言い易い形の文章にして、知っている単語を使って話すようにする
・・というのがコツだと考えています。
中・上級者は、そのような訓練と経験が積み重ねられていて、半ば無意
識のうちにそのようなことを素早く行っているのです。
■ニュアンスを汲み取って話す
さて、考え方だけ言ってもわかりにくいので、実際の例題でやってみた
いと思います。
「まだまだ道のりは長い」
ここで日本語をそのまま英語に翻訳しようとすると、
主語は「道のり」 = the way
動詞は「~である」= is
それに「まだまだ」= still
形容詞「長い」 = long
文にすると、
・The way is still long.
となりますが、この文はどこか変です。
「まだまだ道のりは長い」という文章は、単に距離が長いと言っている
のではありません。
その心としては、
・(ずいぶん来たけれど)まだまだ長い距離が残っている
という意味だと思います。
従って、「道のりが長い」ではなく「長い距離が残っている」と言うべ
きなのです。
その文を考えると
「~がある」 = There is
「まだまだ」 = still
「長い距離が」= a long way
そして
「行くべき」 = to go
を付け加えます。
すると
・There is still a long way to go.
という文章になります。
■ニュアンスの同じ別の言い方
ここでは「長い道のりが、まだ ある」という言い方をしましたが、
「わたし達はまだ長い道のりを もっている」という言い方で、
・We still have a long way to go.
でも良いと思います。文の持つニュアンスは変わりません。
上の例のように、日本語の文をただそのまま英文にしたのでは、言いた
いことのニュアンスを間違ってしまうことがあります。
逆に言うと、その言いたいことのニュアンスを正しく表せるのなら、ど
のような言い方をしても良いということです。
(少し極端な言い方ですが)
つなり、そのニュアンスを変えない範囲内で、自分の言える文でその心
を伝えれば良いということだと思っています。
たとえ文が2~3文になってしまっても・・。
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