2013年10月8日火曜日

英語をサッと話すコツは

あなたは英語をサッと話すコツは何だと思いますか?
何に気をつけて、どのようにやれば、サッと話せるようになると思いま
すか?

わたしは「主語+動詞」がポイントだと思います。

グロービッシュ英語をやってきて、まず「主語」を何にするのかがとて
も大事だとわかっています。

なので
・適切な「主語」を素早く選び、
・「主語+動詞」という形でサッと言う
ことだと思います。

まずこれを言ってから、そのあとゆっくり副詞句などの補足表現を、順
に話せば良いのです。


次の文型一覧を見てください。

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    第1文型 S+V

    第2文型 S+V+C

    第3文型 S+V+O

    第4文型 S+V+O+O

    第5文型 S+V+O+C

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誰でも知っている英語の5文型ですね。

ここになってまたこの文型一覧をじっくり見直して、新たに再認識させ
られたことがありました。

それは何かというと、すべての英文を代表する5文型において、どの文
型も最初は「S+V」だということです。つまり「主語+動詞」です。

ほとんどの方は、「何をいまさら!」と思われることでしょう。

ですがここで言いたいことは、どんな文でどう言おうとも、まずは
主語+動詞」をサッと言えば良いということなのです。

「主語+動詞」をサッと言えれば、まずは50点です。
50点分は相手に意思を伝えることができるということです。

そのあとで「O」や「C」を言えば良いのです。
しかしあくまでも主人公は「主語+動詞」ですが。

従って「主語+動詞」をサッと言えれば、50点ではなく60点くらい
の価値があるでしょう。

話すことに苦戦している人は、あまり欲張らずまずはこの「主語+動詞」
だけをサッと言う練習をして、この60点をしっかりものにするように
したらどうでしょうか?

1)適切な「主語」を素早く決める。
2)「主語+動詞」をサッと言う。

です。

少し練習をしてみましょう。


■1:ここにあるもの、どれでも飲んでいいよ。

1)主語は何?: 誰が飲むのか?⇒「あなた」
2)主語+動詞: You can drink

まずここまでをサッと言えれば60点。
あとは、

・「どれでも」 ⇒ anything
・「ここにあるもの」 ⇒ ややこしく考えない ⇒ from here.

  You can drink / anything / from here.


■2:研究発表の準備ができました。

1)主語は何?: 誰が準備したのか?⇒「わたし」
2)主語+動詞: I'm ready (to present)

ここは I'm ready で良いのですが、be ready to ~が熟語なので、わ
たしは一気に I'm ready to present まで一気に言うようにしています。

・「研究」 ⇒ my research.

  I'm ready / to present / my research.


■3:到着が遅れましたことを、お詫び申し上げます。

1)主語は何?: お詫びしているのは誰?⇒「わたしたち」
2)主語+動詞: We apologize

・「到着の遅れ」 ⇒ むずかしく考えず、遅れに対して(お詫びする)
            ⇒ for the delay.  

 We apologize / for the delay.


2013年10月2日水曜日

むずかしい文を2つのシンプルな文に分けて言う

今回も同時にいくつかのことを言おうとしている、少しむずかしい文を、
2つのシンプルな文に分けて言う練習をしましたので、その内容を以下
に載せます。参考にしていただけたらうれしいです。

まずは道案内の一つの例です。

■問題1:10分ほどこの通りに沿って歩いて、本屋さんの角を右に曲
          がってください。

考え方:

これは道案内なので、順に話していった方が良いようです。
まずは最初の結論文です。

・この通りに沿って行きなさい
  ⇒ Go along this street

そして補足。

・10分ほど
  ⇒ for about ten minutes.

さらに次の文。

・そして、
  ⇒ Then,

・右に曲がってください
  ⇒ take a right turn

・本屋さんの角で
  ⇒ at the bookstore.

特別「角で」とは言わなくてもOKです。

出来上がった文は、次の通り。

Go along this street for about ten minutes.

Then, take a right turn at the bookstore.


■問題2:今朝、寝坊しちゃって電車に乗り遅れたよ。

考え方:

言いたい結論は、「電車に乗り遅れた」なので、まずはそこから言うこ
とにします。

・わたしは電車に乗り遅れた
 ⇒ I couldn't catch the train,

そして次の文は乗り遅れた理由なので、「~したので」=「なぜなら~」
と考えて、

・寝坊した=起きるのが遅かった=遅く起きた
 ⇒ because I woke up late

・今朝
 ⇒ this morning.

出来上がった文は、次の通り。

I couldn't catch the train, because I woke up late this morning.


■まとめ

以上のように、少し複雑に見える文も言いたい要素ごとに分けて考え、
それぞれをシンプルな文でうまく繋げて話すようにすると、ずい分簡単
に言うことができます。

こういった練習を繰り返し、瞬間的にシンプルな文を並べて言えるよう
にしていきたいと思っています。