わたしはすでに11年間、独学で英語の勉強を続けています。
英語は自分の生涯学習になってしまいました。
もちろん脳力低下を防ぐためでもありますが、なんといっても英語が話せると
楽しい経験ができるからです。
■わたしの英語勉強
学生時代は英語の勉強は、あまり楽しいものではありませんでした。
英語は一つの学ぶべき学科であり、進級や卒業をしていくための学業のノルマ
の一つであったからです。
しかし、今は英語の勉強は、比較的楽しいものとなっています。
勉強そのものはそう大して楽しいものではないのですが、自分の会話力がアッ
プしていけば、より楽しく会話ができるようになるからです。またさらに多く
の友人を作るチャンスも広がるからです。
英語で話す力が上達していくほどに、より楽しい体験をすることができるよう
になると信じています。
そういう意味ではここ4~5年の体験を通して、英語は単なる学科ではなく、
楽しくコミュニケーションするためのツールであるということがわかりました。
■英語への三つのアプローチ
現在私は自分の会話力をアップさせるために、英語に対して三つのやり方で
アプローチをしています。
一つ目は、
ボキャブラリーアップをさせるためのアプローチ。
具体的には、単語、類似語の違いや使い分けを勉強し、それをブログの記事に
書いています。
二つ目は、
会話力アップのために、使える基本文を増やしていくというアプローチです。
具体的には、海外旅行での英会話力をアップしていくために、いろいろな場面
ごとによく使う基本文を覚え、使いこなせるように練習し、そしてそれを別の
ブログの記事に載せています。
三つ目は、
海外の友人とよりスムーズに会話ができるようになるため、スカイプでオンラ
イン英会話をしており、遭遇する場面ごとに具体的な会話の実戦練習を行う取
り組みをしています。そしてその内容をさらに別のブログの記事として載せて
います。
まとめると、
1)ボキャブラリーの増強(単語+フレーズ)
2)使える基本文の増強
3)場面ごとの会話の実践練習
の三つの取り組みを通じて、自分の会話力をアップさせようと取り組んでいる
ということです。
■勉強の継続
従って、3つのブログを続けることが、わたしの英語勉強の継続となること
なのです。
勉強を続けることが大変だと思うことも多々ありますが、長い間続けてきた
ブログを廃止することも忍びないと思う気持ちがあり、勉強継続のためのエネ
ルギーの一つになっています。
現在、わたしのブログは全て日本国内向けのブログですが、いずれ近いうちに
全て英文の趣味のブログを作り、世界へ向けて発信したいという野望を持って
います。
2012年8月10日金曜日
◆アメリカ人と日本人の発想の違いによる主語選択の違い
このことは英会話をする上で、とても大事なポイントだと思います。
どういう単語を使うかとか、どういう構文を使うとか、文法はどうだ・・という
ことより以前の話です。
つまり、
「日本人とアメリカ人の発想が違うため、使う主語が違う」
ということです。
■一つの例
「自分の好きな仕事に就けなかったからといって、
すっかり悲観してしまうにはおよばない」
これはごく自然な日本語です。
これを英語で話す場合、あなたなら主語を何にしますか?
普通に考えると、
・たまたま学校を卒業して、就職した人に言うのでしたら、
「you」を主語にするでしょうね。
・また自分を含めて、これから就職しようとする若い人たちに言うのなら、
「we」が主語になるでしょう。
・あるいは、一般論として言おうとする場合にも、
「you」を使うでしょう。
■英訳すると
そんなわけで、この日本語をこう話してみました。
You need not be disappointed just because you failed to get the job
that you had wanted.
ところが、この文を友人のネイティブに言ってもらったところ、全く違った文
になりました。
Just because I couldn't do the job I wanted to is no reason to give up hope.
「I」を主語にして、英訳したのです!
日本語で言えば、
「私は自分の好きな仕事に就けなかったからといって、すっかり悲観してし
まったりはしない」
というところです。
■重要なポイント
そして、注意して見るとすぐにわかると思いますが、
・ここでは難しい単語は一つも使われていません。
「悲観してしまうには及ばない」というところを、「希望をすべてあきらめ
る理由にはならない」と解釈して、うまく表現しています。
そして、最も大事な学ぶべきポイントは、
・主語が「I」になっている
ということです。
■日本人
これと同じ文章を何人かの日本人に翻訳してもらうと、
驚いたことに「I」を主語にして翻訳した人は一人もいませんでした。
例外なく「you」か「we」を主語にしていました。
日本人は、この文章の内容を個人的な意見でなく、一般論と考えているから
です。
■アメリカ人
ところがアメリカ人のネイティブは、この内容を自分自身の問題としてとらえ、
「I」を主語にして文章を作ったのです。
(続く)
どういう単語を使うかとか、どういう構文を使うとか、文法はどうだ・・という
ことより以前の話です。
つまり、
「日本人とアメリカ人の発想が違うため、使う主語が違う」
ということです。
■一つの例
「自分の好きな仕事に就けなかったからといって、
すっかり悲観してしまうにはおよばない」
これはごく自然な日本語です。
これを英語で話す場合、あなたなら主語を何にしますか?
普通に考えると、
・たまたま学校を卒業して、就職した人に言うのでしたら、
「you」を主語にするでしょうね。
・また自分を含めて、これから就職しようとする若い人たちに言うのなら、
「we」が主語になるでしょう。
・あるいは、一般論として言おうとする場合にも、
「you」を使うでしょう。
■英訳すると
そんなわけで、この日本語をこう話してみました。
You need not be disappointed just because you failed to get the job
that you had wanted.
ところが、この文を友人のネイティブに言ってもらったところ、全く違った文
になりました。
Just because I couldn't do the job I wanted to is no reason to give up hope.
「I」を主語にして、英訳したのです!
日本語で言えば、
「私は自分の好きな仕事に就けなかったからといって、すっかり悲観してし
まったりはしない」
というところです。
■重要なポイント
そして、注意して見るとすぐにわかると思いますが、
・ここでは難しい単語は一つも使われていません。
「悲観してしまうには及ばない」というところを、「希望をすべてあきらめ
る理由にはならない」と解釈して、うまく表現しています。
そして、最も大事な学ぶべきポイントは、
・主語が「I」になっている
ということです。
■日本人
これと同じ文章を何人かの日本人に翻訳してもらうと、
驚いたことに「I」を主語にして翻訳した人は一人もいませんでした。
例外なく「you」か「we」を主語にしていました。
日本人は、この文章の内容を個人的な意見でなく、一般論と考えているから
です。
■アメリカ人
ところがアメリカ人のネイティブは、この内容を自分自身の問題としてとらえ、
「I」を主語にして文章を作ったのです。
(続く)
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