2012年8月14日火曜日

◆英語学習での3つのアプローチについて

わたしはすでに11年間、独学で英語の勉強を続けています。
英語は自分の生涯学習になってしまいました。

もちろん脳力低下を防ぐためでもありますが、なんといっても英語が話せると
楽しい経験ができるからです。


■わたしの英語勉強
学生時代は英語の勉強は、あまり楽しいものではありませんでした。

英語は一つの学ぶべき学科であり、進級や卒業をしていくための学業のノルマ
の一つであったからです。

しかし、今は英語の勉強は、比較的楽しいものとなっています。

勉強そのものはそう大して楽しいものではないのですが、自分の会話力がアッ
プしていけば、より楽しく会話ができるようになるからです。またさらに多く
の友人を作るチャンスも広がるからです。

英語で話す力が上達していくほどに、より楽しい体験をすることができるよう
になると信じています。

そういう意味ではここ4~5年の体験を通して、英語は単なる学科ではなく、
楽しくコミュニケーションするためのツールであるということがわかりました。


■英語への三つのアプローチ
現在私は自分の会話力をアップさせるために、英語に対して三つのやり方で
アプローチをしています。

一つ目は、
ボキャブラリーアップをさせるためのアプローチ。
具体的には、単語、類似語の違いや使い分けを勉強し、それをブログの記事に
書いています。

二つ目は、
会話力アップのために、使える基本文を増やしていくというアプローチです。
具体的には、海外旅行での英会話力をアップしていくために、いろいろな場面
ごとによく使う基本文を覚え、使いこなせるように練習し、そしてそれを別の
ブログの記事に載せています。

三つ目は、
海外の友人とよりスムーズに会話ができるようになるため、スカイプでオンラ
イン英会話をしており、遭遇する場面ごとに具体的な会話の実戦練習を行う取
り組みをしています。そしてその内容をさらに別のブログの記事として載せて
います。

まとめると、
  1)ボキャブラリーの増強(単語+フレーズ)
  2)使える基本文の増強
  3)場面ごとの会話の実践練習

の三つの取り組みを通じて、自分の会話力をアップさせようと取り組んでいる
ということです。


■勉強の継続
従って、3つのブログを続けることが、わたしの英語勉強の継続となること
なのです。

勉強を続けることが大変だと思うことも多々ありますが、長い間続けてきた
ブログを廃止することも忍びないと思う気持ちがあり、勉強継続のためのエネ
ルギーの一つになっています。

現在、わたしのブログは全て日本国内向けのブログですが、いずれ近いうちに
全て英文の趣味のブログを作り、世界へ向けて発信したいという野望を持って
います。



2012年8月10日金曜日

◆アメリカ人と日本人の発想の違いによる主語選択の違い

このことは英会話をする上で、とても大事なポイントだと思います。
どういう単語を使うかとか、どういう構文を使うとか、文法はどうだ・・という
ことより以前の話です。


つまり、
日本人とアメリカ人の発想が違うため、使う主語が違う
ということです。


■一つの例
「自分の好きな仕事に就けなかったからといって、
                  すっかり悲観してしまうにはおよばない」

これはごく自然な日本語です。
これを英語で話す場合、あなたなら主語を何にしますか?

普通に考えると、
・たまたま学校を卒業して、就職した人に言うのでしたら、
  「you」を主語にするでしょうね。

・また自分を含めて、これから就職しようとする若い人たちに言うのなら、
  「we」が主語になるでしょう。

・あるいは、一般論として言おうとする場合にも、
  「you」を使うでしょう。


■英訳すると
そんなわけで、この日本語をこう話してみました。

You need not be disappointed just because you failed to get the job
that you had wanted.

ところが、この文を友人のネイティブに言ってもらったところ、全く違った文
になりました。

Just because I couldn't do the job I wanted to is no reason to give up hope.

Iを主語にして、英訳したのです!

日本語で言えば、
「私は自分の好きな仕事に就けなかったからといって、すっかり悲観してし
  まったりはしない」
というところです。


■重要なポイント
そして、注意して見るとすぐにわかると思いますが、
・ここでは難しい単語は一つも使われていません。

「悲観してしまうには及ばない」というところを、「希望をすべてあきらめ
る理由にはならない」と解釈して、うまく表現しています。

そして、最も大事な学ぶべきポイントは、
・主語が「I」になっている
ということです。


■日本人
これと同じ文章を何人かの日本人に翻訳してもらうと、
驚いたことに「I」を主語にして翻訳した人は一人もいませんでした。

例外なく「you」か「we」を主語にしていました。

日本人は、この文章の内容を個人的な意見でなく、一般論と考えているから
です。


■アメリカ人
ところがアメリカ人のネイティブは、この内容を自分自身の問題としてとらえ、
I」を主語にして文章を作ったのです。

(続く)