2012年5月4日金曜日

◆英会話ができるようになるための勉強方法は

少し前のことだが、高校は出たが英語はまったくできないという人に、
  「英語を話せるようになるためにはどうやったら良いの?」
と突然質問をされた。

普段、まったくと言っていいほど英語の話などしない人間だったのだが。

何を隠そうわたしの娘のことなのである。

いつも父(わたし)はせっせとウォーキングのときに、英会話を聞きながら歩いて
いることを知っており、また夜は夜で部屋に閉じこもってオンラインで英会話レッ
スンをやっていることを知っていたからである。

  「何で急にまた英語なんか?」

と聞くと、実は来年高校を卒業したらブライダルの専門学校へ行こうと考えている
らしい。


  「何でブライダルに英語が関係あるの?」

と聞くと、

「その学校は1年間、海外留学ができるの」
  「そしてそれは英語ができないとだめなの」

と。

  「じゃあ、どれくらいできなければならないの?」
  「TOEICだと500点、英検だと2級なの」

  「へー、そうなの」
  「TOEIC500点以上で20万円、450点以上で5万円」
  「英検なら2級以上で20万円、準2級以上で5万円の奨学金がもらえるの」

  「それで急に英語を勉強しようと考えたのか・・」
  「うん・・」

ということで、その勉強の仕方を教えて欲しいというものであった。

それならば、まずは中学英語をしっかり復習するべき・・ということで、そのこと
を話してみると、
  「中学校の英語の教科書は、もう英語はやらないと思ってリサイクルに出したの」
とのこと・・・・・・。

人間事情が変わればこうも心が変わるものかーと、びっくりしたものでした。


■勉強の仕方について
自分が47歳のときから英語勉強を再開し、話せるようになった経験を説明して、
その勉強のやり方についてわかりやすく伝えました。

ポイントは2つ。
  1)中学英語をしっかり復習し、自分のものにすること。
  2)リスニング/スピーキングが大事。セルフトーキングの訓練をすること。

そして必要な本と教材を渡して、まずは1ヶ月間しっかりとやり切るように話した
のでした。

  1)中学英語復習用のCD付書籍
  2)セルフトレーニング用としては PimsluerⅠの第1課と第2課



2012年5月1日火曜日

◆わたしの単語学習のやり方(その2)

わたしの単語勉強のやり方は2つありますが、今回は二つ目のやり方について説明
致します。

二つ目は「実戦を通して=オンライン英会話をやりながら覚えていく」というものです。

こちらもただ単に単語をにらめて覚えようとするのではなく、強くそして忘れにくく記憶
されるように、イメージや感情とリンクさせて覚えるようにしています。

オンライン英会話レッスンのときには、いろいろな会話をしている中で、単語が出て
こなかったり自分の知らない単語で話しかけられたりすることが、間々あります。

そういうときを単語を覚える機会ととらえています。

思い出せない単語や知らない単語が出たときに、サラッと通り過ぎたりはせずに、
すぐに確認をして覚え込むようにしているのです。


■単語が出てこないとき
まず自分が ”言おうとして単語やフレーズが出てこない場合” は、
無理をせずに先生に
  「I can't remember a word that I want to say you.」
  「So I'll check it by dictionary.  Just a moment please.」
と言って少し待ってもらい、
その間に辞書で単語を調べてから続きを話すようにしています。

レッスン途中に
  「思い出せなかった」「レッスン途中で調べた」「調べたあとで話した」
  「話したあとで先生からのリアクションが・・・だった」

というように、自身の感情とそのときのシーンがその単語にリンクしますので、かな
り覚えやすくなります。まずはこのようにして覚えるケースが一つ。

次は、先生がこちらに説明したり話したりしたときに、
自分がわからない単語が出てきた場合” です。

わたしは単純・ストレートなので、すぐに先生に質問をするようにしています。
  「What does ○○○ mean ?」
と。

すると先生は
  「こういう意味だよ」と言ったり
  「同じ意味の単語は○○○や△△△ですね」
などのように言って、説明してくれます。

時にはズバリ日本語の該当する単語を言ってくれる先生もいます。
(本当にわずかですが)

レッスンをしている途中に、わからない単語にスポットを当てて、意味を確認するた
めの会話を少しだけですがすることにより、そのやり取りと知らない単語とをリンク
させて印象深く記憶に残るようにしています。

何もせずにただ覚えようとすることよりは、数倍記憶に残り易くなると思っています。

■さらにあと一つ
そしてとどめですが、どちらもレッスンが終わったあとに、単語帳にメモして残すよ
うにしています。レッスンでのやり取りなどを添え書きして。

このメモで残す作業も復習の一つとなり、より記憶に定着し易くなります。
そして以後、何度かこのメモを見ることにより、そのときのやり取りや情景を頭の
中に浮かべながら、再度復習を行います。

このようにかなりの時間と手間をかけた単語は、必ず覚えることができるようにな
りますね。しかも感情やイメージと結びついているので、次の会話のときの再生も
スムーズになります。