について、掘り下げて考えています。
今回は「英語は結論から述べると簡単になる」というテーマです。
日本/アメリカの発想の違い
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日本とアメリカでは文化の違いからくる発想の違いがあります。
「いやあ、道が大変こんでいまして」
などと、まずはなぜ遅刻してしまったかと、その理由を先に話すようことが
よくあります。
一方、アメリカ人の場合は
「I'm sorry I'm late.」
と先に謝ってから、遅れてしまった理由を述べます。
・アメリカ人は結論を先に述べるのです。
このことを知って文を組み立てることが、とても重要だと思っています。
もう一つの例
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わかりやすくするため、もう一つの例を上げます。
例えば、
「その日の終わり頃にはすごく疲れていたので、寝るよりほかになかった」
という文を、
日本的な発想でそのまま英語にしてみると、次のようになります。
As I was exhausted towards the end of the day, all I could do
was to go to bed.
英語としては間違っていないでしょうが、アメリカ人が話すようなシンプル
な言い方にはなっていません。
彼らがこの英語を聞いたら、きっと苛々すると思います。
なぜなら、はじめの As I was exhausted towards the end of the day を
聞いても、結論が出ていません。
さらに all I could do was to を聞いても、まだ何が言いたいのかわかり
ません。
最後の go(went) to bed を聞いて、やっとこの人は「寝た」ということが
言いたかったんだとわかります。
結論が最後の最後になっているのです。
そのあいだずっと彼らは、この日本人は何を言おうとしているんだろうと
考えています。とても回りくどい言い方にしか、聞こえないと思います。
結論から話す
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I'm sorry I'm late. と先にズバッと結論をいうべきなのです。
英語は「結論から述べて、理由はあとから説明する」というような話し方
を心掛けるべきなのです。
そうすれば、短い表現で意思をしっかり伝えることができるでしょう。