直訳したがる癖があります。
こんなときは無理をしないで、もとの日本語をちょっぴりひねったり、言い方
を少し工夫するだけで、より話し易く英語らしい表現にすることができます。
今日はその「英語を簡単に話す」ための、ワンポイントの解説をさせていた
だきます。
■主語を考える
やり方としては、日本語の主語をそのまま英語の主語にするのではなく、
・主語を置き換えてみる
ということです。
これは簡単に話すための、1つのコツになります。
具体的には、
・日本語の主語を英語の名詞、動名詞にする
あるいは「to buy books」のような、
・名詞に相当する不定詞句にする
・名詞節を主語にしてみる
というやり方をします。
つまり、
「何々することは、何々であるが」というような節を、主語にする
ということです。
■一つの例
それでは一つ例を上げてみたいと思います。
例えば、
「あなたの健康には、自転車に乗るのが良いでしょう」
あるいは
「あなたは健康のため、自転車に乗るのが良いですね」
というような文があったとき、すぐに
・Your health ---
・You ---
としないで、「言いやすい主語は・・」と瞬間考えてみて、
・Riding a bicycle is ---
を選び、文を組み立てるということです。
・Riding a bicycle is good for your health.
という文になり、すごく話しやすい自然な英文となります。
こういったやり方をすれば、やさしくこなれた、しかも活きの良い英語になる
のは間違いありません。
どうぞ一度、試してみてはいかがでしょうか。