2012年7月7日土曜日

◆英語を簡単に話す工夫 「主語を考える」

わたしたち日本人は、日本語を英語で表現しようとするとき、ついそのまま
直訳したがる癖があります。

こんなときは無理をしないで、もとの日本語をちょっぴりひねったり、言い方
を少し工夫するだけで、より話し易く英語らしい表現にすることができます。

今日はその「英語を簡単に話す」ための、ワンポイントの解説をさせていた
だきます。

■主語を考える
やり方としては、日本語の主語をそのまま英語の主語にするのではなく、
    ・主語を置き換えてみる

ということです。
これは簡単に話すための、1つのコツになります。

具体的には、
    ・日本語の主語を英語の名詞、動名詞にする

あるいは「to buy books」のような、
    ・名詞に相当する不定詞句にする
    ・名詞節を主語にしてみる

というやり方をします。

つまり、
何々することは、何々であるが」というような節を、主語にする

ということです。

■一つの例
それでは一つ例を上げてみたいと思います。

例えば、
    「あなたの健康には、自転車に乗るのが良いでしょう」
あるいは
    「あなたは健康のため、自転車に乗るのが良いですね」

というような文があったとき、すぐに
    ・Your health ---
    ・You ---

としないで、「言いやすい主語は・・」と瞬間考えてみて、
    ・Riding a bicycle is ---

を選び、文を組み立てるということです。

    ・Riding a bicycle is good for your health.

という文になり、すごく話しやすい自然な英文となります。

こういったやり方をすれば、やさしくこなれた、しかも活きの良い英語になる
のは間違いありません。

どうぞ一度、試してみてはいかがでしょうか。