2011年2月27日日曜日

◆すごく覚えやすい単語勉強方法のひとつ

それは日本語化した英単語を、まずは覚えるということです。

先の記事の説明の中で”シチュエーション”という語句を使っていますが、日本人なのに何で?少しキザっぽくない?・・と思われる方もおられるかも知れませんが、あえて使うようにしています。

それは「situation:状況、立場・・」という語句に慣れようとしているためです。すでにみなさんも「グッドバイ」「グッドモーニング」などは日本語のように使われていると思いますが、それと同じような考え方で英語を日本語のようにして覚えようという訳です。

英単語を少しでも日本語化させて記憶すれば、より強く身に付くしすぐに使えるようになるのではないかと思っているからです。

多少人にあの人は・・と思われる部分があるかも知れませんが、自分なりの考えをしっかり持ってそういうことにこだわって取り組む姿勢が重要と思います。もちろんTPO(時と場所と場合:time, place, occasion の略)を選んで切り替えはするようにしていますが。

そういう一つ一つの工夫が、少しずつ少しずつその人の英語力を持ち上げるのではないでしょうか。

そういう意味では、逆に日本語化された英語が街中に一杯ありますので、まずはそれを全て確認し直すというのも良い勉強になるのではないでしょうか?

席をキープする。テーマパークへ行く。計画をフィックスする。電車をチェンジする。トランジットで行く・・・・などなど、すごい一杯ありますよね。それらを全部、英単語でわかっているでしょうか?

こういうすでに日本語化している英語は、かなりスムーズに覚えることができるのではないかと思います。ですから何よりもまずは、このような日本語化した英単語を復習するのがとても効果的ではないかと思います。

そういう目で確認してみると、結構ありますよ。。。

2011年2月25日金曜日

◆よく使う重要基本文での会話例(その2)

毎日繰り返し音読して頭に刷り込み、瞬間的にその文章がでてくるように、また素早く単語を入れ替えて違うシチュエーションに対応できるように、練習を繰り返している会話例(その2)です。

今回は例えば”居酒屋などで知らない若い人と話すこととなったため、相手に話しかけている”というシチュエーションでの会話です。

No5 は非常に簡単な文ですが、自己紹介やその他で良く使う文です。
No6 も自己紹介などのときに使うことになる文です。セットで話すことになるでしょう。

また、No6 の後半の区切りは”~以上の間”というフレーズで、これはあちこちの場面で非常に良く使います。必ず覚えておくべきでしょう。

No7 の文は自分の考えを述べるときに良く使います。まず「I thought」と述べて次に言いたいことを述べる形です。重要構文というものではないかも知れませんが、実際の会話では良く使います。

なお日本語訳はありません。通常英語を勉強しているときは、極力日本語を使わないようにしているためです。ご了解下さい。

【02】大学生? →[額]→ 大学キャンパス
A: Aren't you a university student?

B: No.  I'm an office worker.
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄5
   I've been working for a medical company / for more than ten years.
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄6
A: Really?  I thought / you were / in your early twenties.
                  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7
   You look young / for your age.

B: Thanks.

2011年2月24日木曜日

◆よく使う重要基本文での会話例

ここしばらく自分で何度も何度も音読(すでに暗記済み)を繰り返している、重要基本文 を紹介したいと思います。

今日は初めてなのでまずその覚え方会話例内容について説明を致します。
会話例はそれぞれ良く遭遇しそうなシチュエーションで 15会話 選定しています。

ステップ1:
まずはこれらの会話例を最低限の基本文として、順に一つずつ記憶します。

最初の行は「会話例番号」「会話場面」「記憶のための保管引き出し番号」「思い出すためのイメージ」の順で書いています。

これは記憶術を応用したもので、1-頭-”会話例のイメージ”と結び付けて覚えます。

人間の体の上から順に1-頭、2-額、3-目、4-鼻・・・と自分で定義し、記憶のキーワード(思い出すためのキーワード)をしまう引き出しとしています。

思い出す際は、まず最初の文は1なので「頭」と考え、頭の上で2人の人が握手しながら自己紹介しているイメージを思い出します。そして自己紹介の会話だったなと思い出してから「How do you do?」と繋げて思い出していきます。

このように覚えることで、4番は鼻だな、そうすれば鼻の上に山の手線が走っているのをイメージし(これはまた次の記事の時に出てきます)「通勤」の際の会話例だなと、つなげて 瞬間的に 思い出すことができるようになります。

この会話例には4つのよく使われる基本文が含まれています。
このあと残りの会話例を順に書いていきますが、全ての会話例を覚えたあとでこれらのシチュエーションを替えたり単語を入れ替えたりして、応用編を練習していくことになります。

長くなるので、まず今日は触りだけということにして、今後更に細かく説明をしていきたいと思います。


【01】初対面挨拶  頭-2人が自己紹介中-

A: How do you do?  My name is Taro Yamada.
   Please call me Taro.

B: How do you do, Taro?  I'm glad to meet you.
   My name is James Clark.  Please call me Jim.

A: May I ask / where you come from?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄1
B: I come from Australia.

A: Do you mind my asking / why you came to Japan?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄2
B: No.  To learn Japanese and Japanese culture.

A: How long  have you been / in Japan?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄3
B: For five years.

A: What do you usually do / in your free time?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄4
B: I useally play tennis.  How about you?
   What do you like to do / in your free time?

A: I like fishing and swimming.

※いつも前から順に理解していくため、適当なフレーズ毎に区切って読み、理解していっています。
※文の途中に入っている”/”はそこまでを一区切りとして、内容を理解したり話したりするようにしています。

2011年2月20日日曜日

◆英会話の習得上で大事な3つのこと

英会話を習得するためには何が大事なのか?何をどうやったら良いのか?簡単にレベルアップできる方法はあるのか?・・・などといつもいつも考えています。

というのは、回りの英会話に関する広告では、とても短期間で英会話が習得できます・・・的なものが多いですが、自分のやっていることと結果を合わせて考えると、亀がさらにゆっくりと歩いているようなスピードでしか、レベルアップを感じないからです。

自分のやり方が正しいのか、もっと他に良い方法があるのか・・と何度も何度も考えてしまいます。

しかし最適解ではないかも知れませんが、今までいろいろやってきた中で”このやり方が一番良いし、自分に合っている。”と思っているものはあります。

おかげで海外に行ったときはあまり不自由なくコミニュケーションできるようになったのですが、これまでのことをまとめてみますと 一番大事なことは次の3つ になるように思います。

1)”目的/目標/期限”を明確にする
・モチベーションを維持するのに絶対必要と思います。

2)基礎知識/能力のアップ
・話せる”基本文”を増やす
・さっと言いだせる文頭を増やす
・フレーズを増やす(表現する能力の拡大)
・”接続詞、副詞、時/場所”を表す表現をきっちり覚える
・文法の復習

3)”話せる場”を作りトライ
自分の現在の能力を知り、次へ役立てること。さらなるモチベーションアップにつなげる
・聞き取れるかどうか、ヒアリング能力の確認
・話して通じるかどうか、スピーキング能力の確認(発音のチェック含む)

実英会話の中で感情を動かし、記憶に強く刷り込む
・話せる楽しさ  ⇒ 快感とそのシチュエーション/文章をリンクさせて記憶
・話せない悔しさ ⇒ 悔しさを原動力にして復習し、再チャレンジ、快感へ

英会話勉強の心構えについて
まわりにはあまりにも多くの学習本や英語教材があり情報が溢れているため、逆にどのやり方でやるのが良いのか迷ってしまうと思います。

そのため少しやって効果が感じられないと、すぐに他へ目移りしてしまうことになります。そうやって教材の購入とわずかな実践を繰り返している方も多いのではないでしょうか。

そのためには自分でこれと思えるやり方に決め、腰を据えて長期間取り組むものと覚悟し、マイペースで楽しみながら続けていくというのが一番良いと思います。

楽しめるためにはやはり 「実践」と「上達を感じる」 ことではないでしょうか。



2011年2月17日木曜日

◆海外留学/英会話学校に行けば話せるようになるのか?

海外留学へ行ったり英会話学校に通うと英語が話せるようになるのでしょうか?

今までその部分について見て感じてきたことを書くと、”ならない人”と”なる人”がいます。

ならない人と同じことをせずに、またなる人と同じことをすることが、自分にとっても大事な取り組みの姿勢となるため、その2通りのタイプの特徴について整理してみたいと思います。

1)ならない人
・目標がない
・英会話をものにしようという強い意志がない
・日本人同士のグループ行動が多い
・単独でネイティブに人に接触しようとしない
・積極的に話そうとしない
・勉強をしない
・人と話をするのがあまり好きでない
・保守的。完璧主義かも

2)なる人
・自発的に毎日勉強する
・ネイティブの人に話しかけようとする
・話す機会を作ろうとする
・通じないと復習して次にまたチャレンジする
・モチベーションが高い。継続する
・徐々に通じ初め、話すことでの楽しさを感じるようになる
・人と話をするのが好きである
・革新的。不完全でもチャレンジする

というように、話せるようにならない人となる人の行動パターンは、まったく逆のように感じます。

つまり、仕方ないから英語を勉強するというタイプと、自発的に自分のために英語を身につけようと取り組むタイプです。

おのずと答えは見えてきますね。

英語はそうそう簡単には身に付かないため、強い意志と継続力がなければ途中で挫折してしまいます。しかしあるところまで継続できれば、そして実際に会話をして楽しさを感じれるところまでいけば、一層モチベーションが高まり、更なる継続のエネルギーが生まれます。

そこが話せるようになるのかならないのかの、分岐点ではないかと思います。
どうやってその分岐点まで行くのか・・・は、また次の記事で考察してみたいと思います。

2011年2月5日土曜日

◆基本文/本当に必要な英語の本は

基本文についてはあまりにもいろいろの本が出版されていて、多種多様なことが書かれているため、非常に迷うのではないかと思います。

いろいろとありすぎて、逆に迷わされてしまっているとも言えるのではないでしょうか。

わたしもかつてはそうでした。本屋で立ち読みをしていて、まことしなやかに書かれていてそれを読んでいてぐっとくる部分があると、つい買ってしまいます。

家に帰ると途中まで読んだ本、全く手も付いていない本に加え、新しく購入した本がそこに並び、結構何冊もたまってしまいます。結局いくらか読んでみて良いと思うものだけを継続し、その他は手がつかないという状態になります。

そしてまた何かのとき書店へ行くと、つい立ち読みして同じことを繰り返すことになります。

長い間その繰り返しをしてきて、結局最近感じている結論は、

①中学英語のまとめ本     1冊 (構文、文法)
②フレーズ集           1冊 (動詞+目的語)
③勉強の仕方についての本  1冊 (実績のある人の書いたもの)
④暗記のためのツール     mp3プレーヤー
⑤パソコン             CDより暗記するためのデータを抽出/編集/mp3作成

の4つで十分ではないかと思います。
あまりにもあり過ぎると本を渡り歩くことになり、かえって集中できなくなると思います。
1冊に絞り込むと何だかとても気が楽になりませんか?

まずは本当に良いと思える本に絞り込み、その本を全てそらんじれるくらい何度も何度も繰り返し読み、勉強するべきではないでしょうか。

そうでないと本当の意味では身に付かないでしょう。