2014年9月20日土曜日

滑らかに話すコツは口の力を抜く

英語に比べると、日本語は話すときに口の周りの筋肉に少し力が入ります。

このため、日本語を話す調子で英語を話そうとすると、どうしても、カタカナ英語的な話し方になってしまい、硬い感じになってしまいます。

昔から、お酒を飲んで英語を話すと滑らかに話すことができて調子がいい・・といわれます。

その理由を考えてみると、酔うと口に力が入らなくなりろれつも怪しくなるので、その方がかえって英語らしく聞えるということなのでしょう。


■最後の子音と次の母音は続けて発音

”滑らかに話す”ということは、同時に”話すスピードが速くなる”ということにもなります。

どういうことかと言うと、次の例文を見てください。

  I found a bag and a camera.
  アイ ファウンダ バッガンダ キャメラ

単語の最後の子音は、それだけでは発音しないことが多いのですが、次の単語が母音(a,i,u,e,o)で始まる場合は、例文のように続けて発音することになります。


普通に話すのと比べると、かなり早く滑らかに読めることがわかると思います。

★ワンポイント:
  「子音のあとに母音が来たら、続けて発音する。

これはぜひとも覚えておきたいものです。


■使いやすい形に変わる決まり文句

英語でよく使われる決まり文句も、使いやすい替に変えられている場合があります。

下記3つの例のように替えられるケースは、日常会話ではかなりありますので、聞いたときに戸惑うことのないよう確認しておいてください。

例1:
  I want to ~(~したい)は、短く I wanna(ワナ)となります。

  I wanna go shopping.
  アイ ワナ ゴー シャッピン
 (ショッピングに行きたいです)

例2:
  be going to ~(~するつもりです)も、going to の部分が gonna(ゴナ)という形で使われています。

  I'm gonna take a taxi.
 (タクシーに乗るつもりです)

例3:
  have got to ~(~しなくてはならない)は、会話では have to の  代わりに使われることがありますが、これもgot to(ガラ)と短く発音されています。

  I've got to go now.
  アイブ ガラ ゴー ナウ
 (もう行かなくてはなりません)