英語に比べると、日本語は話すときに口の周りの筋肉に少し力が入ります。
このため、日本語を話す調子で英語を話そうとすると、どうしても、カタカナ英語的な話し方になってしまい、硬い感じになってしまいます。
昔から、お酒を飲んで英語を話すと滑らかに話すことができて調子がいい・・といわれます。
その理由を考えてみると、酔うと口に力が入らなくなりろれつも怪しくなるので、その方がかえって英語らしく聞えるということなのでしょう。
■最後の子音と次の母音は続けて発音
”滑らかに話す”ということは、同時に”話すスピードが速くなる”ということにもなります。
どういうことかと言うと、次の例文を見てください。
I found a bag and a camera.
アイ ファウンダ バッガンダ キャメラ
単語の最後の子音は、それだけでは発音しないことが多いのですが、次の単語が母音(a,i,u,e,o)で始まる場合は、例文のように続けて発音することになります。
普通に話すのと比べると、かなり早く滑らかに読めることがわかると思います。
★ワンポイント:
「子音のあとに母音が来たら、続けて発音する。」
これはぜひとも覚えておきたいものです。
■使いやすい形に変わる決まり文句
英語でよく使われる決まり文句も、使いやすい替に変えられている場合があります。
下記3つの例のように替えられるケースは、日常会話ではかなりありますので、聞いたときに戸惑うことのないよう確認しておいてください。
例1:
I want to ~(~したい)は、短く I wanna(ワナ)となります。
I wanna go shopping.
アイ ワナ ゴー シャッピン
(ショッピングに行きたいです)
例2:
be going to ~(~するつもりです)も、going to の部分が gonna(ゴナ)という形で使われています。
I'm gonna take a taxi.
(タクシーに乗るつもりです)
例3:
have got to ~(~しなくてはならない)は、会話では have to の 代わりに使われることがありますが、これもgot to(ガラ)と短く発音されています。
I've got to go now.
アイブ ガラ ゴー ナウ
(もう行かなくてはなりません)