2014年7月19日土曜日

間違っても構わない「不完全主義」でいこう!

いつも思っていることがあります。
「多少のミスは気にせずどんどん話す方が上達は早い!」です。

英語の話せない最初の頃は、なかなか自分の英語に自信がなく、そして
自信がないと話せないという状態が続きました。

そして、この文だと大丈夫だなと思えた時は、初めて少し話を返したり
したものでした。

日本人は英語を話すときに、非常に文法を気にしますが、実際のところ、
文法的なミスをすると話しが通じなくなってしまうのでしょうか。

例えば、三人称単数現在の「s」を抜かして
He playbaseball.
と言ったら、相手はぜんぜんわかってくれないでしょうか・・。

いいえ、絶対にそんなことはありません。
ちゃんと「彼は野球をする」という内容をわかってくれます。
ただ、(この人は「s」を抜かしたな)と思うだけのようです。

もし自分の言っていることが通じなかった場合、その時にあれこれ考え
れば良いのです。


■100パーセントは少数派 

英語を話す人は世界中のありとあらゆるところにいます。
ですが、100パーセント正しい英語を話すという人は、実際には世界でも
少数派だということ。

発音に関してもよく「正しい発音」といわれますが、あのイギリスでも
いわゆるクイーンズイングリッシュを話す人は、わたしたちが思ってい
るほど多くはないようです。

移民の人たちが多いこともあって、全員が正しい発音をしているわけで
はないのです。

また、アメリカは世界中からやってきた移民の人たちが作り上げた国な
ので、アメリカ国籍を持っている人の中にも、英語をあまり話せないと
いう人がたくさんいます。

まして、それ以外の世界中の国々で英語を話している人たちには、それ
ぞれの国の訛りや話し方の癖があります。

例えば、同じアルファベットを使っているドイツ人やイタリア人、フランス
人なども、訛りのある英語を堂々と話しています。


■アジアの英語を話す人々

わたしが行ったことのあるアジアの国々の英語を話す人達も、その国
独特の訛りの入った英語を、堂々と話していたものでした。

タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム・・・
しかしそれでいて、しっかりと通じていたのを覚えています。

英語の正しさが通じるための秘訣というよりは、訛りがあろうが、その
堂々とした話しっぷりが、本当の通じるための秘訣だと感じさせられて
しまったほど。(実際はそれだけではありませんが)

それなのに、なぜ日本人だけが文法や発音をそれほどまでに気にしな
ければならないのでしょうか。

とにかく通じることが言葉の最重要課題です!
日本語訛りの英語でも気にしない!    ・・・です。

正しい文法や発音も、もちろん大切です。

しかし、今はもっと楽な気持で、コミュニケーションの手段としての英語
を学ぶ時代です。日本語訛りの日本人英語があってもいいと思います。


大切なのは、仲良く愉快に話しができること・・なのですから。

なので、我々はネイティブではないので間違って当然と開き直り
不完全主義」の心で、どんどん前に出て話をしていきましょう!