英語に比べると、日本語は話すときに口の周りの筋肉に少し力が入ります。
このため、日本語を話す調子で英語を話そうとすると、どうしても、カタカナ英語的な話し方になってしまい、硬い感じになってしまいます。
昔から、お酒を飲んで英語を話すと滑らかに話すことができて調子がいい・・といわれます。
その理由を考えてみると、酔うと口に力が入らなくなりろれつも怪しくなるので、その方がかえって英語らしく聞えるということなのでしょう。
■最後の子音と次の母音は続けて発音
”滑らかに話す”ということは、同時に”話すスピードが速くなる”ということにもなります。
どういうことかと言うと、次の例文を見てください。
I found a bag and a camera.
アイ ファウンダ バッガンダ キャメラ
単語の最後の子音は、それだけでは発音しないことが多いのですが、次の単語が母音(a,i,u,e,o)で始まる場合は、例文のように続けて発音することになります。
普通に話すのと比べると、かなり早く滑らかに読めることがわかると思います。
★ワンポイント:
「子音のあとに母音が来たら、続けて発音する。」
これはぜひとも覚えておきたいものです。
■使いやすい形に変わる決まり文句
英語でよく使われる決まり文句も、使いやすい替に変えられている場合があります。
下記3つの例のように替えられるケースは、日常会話ではかなりありますので、聞いたときに戸惑うことのないよう確認しておいてください。
例1:
I want to ~(~したい)は、短く I wanna(ワナ)となります。
I wanna go shopping.
アイ ワナ ゴー シャッピン
(ショッピングに行きたいです)
例2:
be going to ~(~するつもりです)も、going to の部分が gonna(ゴナ)という形で使われています。
I'm gonna take a taxi.
(タクシーに乗るつもりです)
例3:
have got to ~(~しなくてはならない)は、会話では have to の 代わりに使われることがありますが、これもgot to(ガラ)と短く発音されています。
I've got to go now.
アイブ ガラ ゴー ナウ
(もう行かなくてはなりません)
2014年9月6日土曜日
このように発音すれば通じます!
日本の英語本の中には、カタカナで発音を説明しているものがあります。
そこに書かれたカタカナにしたがって発声をすることにより、発音記号を知らない人でも、正しく発音ができるようにしようとするものです。
■カタカナ英語も工夫次第で使える
しかしもう誰もわかっているように、実際に使ってみた場合、そのままではかなりの部分が通じないということがわかります。
例えば
・Do you have a hot dog ?
ホットドッグはありますか?
という文があったとき、hot dogを「ホットドック」と発音したのでは、まず通じません。
しかし、これを「ハッ ダッ」と言った場合は、きちんと通じます。
逆に言うと、相手もこれに近い発音をしているということなのです。
このように、英語の発音をカタカナで表すのはむずかしいのですが、それを通じさせるコツというのはあるのですね。
■すぐに使える4つのポイント
すべての場合に使えるわけではありませんが、次の4つは、相手の言うことを聞き取る時にも便利なので、覚えておくと良いと思います。
1) 「o」は「ア」になる
・hot ホット → ハッ
・monkey モンキー → マンキィ
・pocket ポケット → パキッ
・doctor ドクタァ → ダクタァ
2) 「t」は「ラリルレロ」になる
・beautiful ビューティフル → ビュリフォー
・better ベタァ → ベラァ
3) 「a」は「エァ」になる
・have ハブ → ヘァヴ
・mat マット → メァッ
・bag バッグ → ベァッグ
4) 「r」は「ゥ」と言ってから発音すると「l」音になりにくい
・ring リング → ゥリン
・rat ラット → ゥラッ
・right ライト → ゥラィ
■平板に発音すると通じるものも通じない
これもわたしたちにとって不思議なことなのですが、単語のどこを強く発音するかによっても、まるで通じなくなることがあります。
例えば、日本で新幹線の切符を買おうとして「静岡まで1枚ください」という場合、「シズオカ」のどこを強くいっても通じます。
しかし、英語ではそうはいかないのです。
ある人が、ニューヨークのセントラル駅からフィラデルフィア行きの切符を買おうとしたとき、平板な感じで行き先を告げたところ、全く通じなかったとのこと。
仕方がないので、アクセントの位置を1つずつずらして発音していったところ、3番目に「デ」を強く言ったところで通じたようです。
最初からフィラ「デ」ルフィアと言えば良かったのですが、このことから改めて、英語における発音の強弱の重要さを感じさせられたのでした。
そこに書かれたカタカナにしたがって発声をすることにより、発音記号を知らない人でも、正しく発音ができるようにしようとするものです。
■カタカナ英語も工夫次第で使える
しかしもう誰もわかっているように、実際に使ってみた場合、そのままではかなりの部分が通じないということがわかります。
例えば
・Do you have a hot dog ?
ホットドッグはありますか?
という文があったとき、hot dogを「ホットドック」と発音したのでは、まず通じません。
しかし、これを「ハッ ダッ」と言った場合は、きちんと通じます。
逆に言うと、相手もこれに近い発音をしているということなのです。
このように、英語の発音をカタカナで表すのはむずかしいのですが、それを通じさせるコツというのはあるのですね。
■すぐに使える4つのポイント
すべての場合に使えるわけではありませんが、次の4つは、相手の言うことを聞き取る時にも便利なので、覚えておくと良いと思います。
1) 「o」は「ア」になる
・hot ホット → ハッ
・monkey モンキー → マンキィ
・pocket ポケット → パキッ
・doctor ドクタァ → ダクタァ
2) 「t」は「ラリルレロ」になる
・beautiful ビューティフル → ビュリフォー
・better ベタァ → ベラァ
3) 「a」は「エァ」になる
・have ハブ → ヘァヴ
・mat マット → メァッ
・bag バッグ → ベァッグ
4) 「r」は「ゥ」と言ってから発音すると「l」音になりにくい
・ring リング → ゥリン
・rat ラット → ゥラッ
・right ライト → ゥラィ
■平板に発音すると通じるものも通じない
これもわたしたちにとって不思議なことなのですが、単語のどこを強く発音するかによっても、まるで通じなくなることがあります。
例えば、日本で新幹線の切符を買おうとして「静岡まで1枚ください」という場合、「シズオカ」のどこを強くいっても通じます。
しかし、英語ではそうはいかないのです。
ある人が、ニューヨークのセントラル駅からフィラデルフィア行きの切符を買おうとしたとき、平板な感じで行き先を告げたところ、全く通じなかったとのこと。
仕方がないので、アクセントの位置を1つずつずらして発音していったところ、3番目に「デ」を強く言ったところで通じたようです。
最初からフィラ「デ」ルフィアと言えば良かったのですが、このことから改めて、英語における発音の強弱の重要さを感じさせられたのでした。
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