2011年6月30日木曜日

◆羽田空港と香港行き飛行機の中で

1)羽田国際空港にて
羽田空港8:55発の香港行き飛行機。8:30より搭乗開始とアナウンス
があります。

これは日本では当然日本語でアナウンスされるのですが、海外ではどこ
の国でもローカルの言語と英語でアナウンスされます。もちろん日本語
でのアナウンスはありません。

(香港空港では日本人が多いので、日本語でのアナウンスもあったと思
います)

自分一人の旅行や、複数人の旅行でも自分たちで企画して行く場合など
は、案内してくれる人はいないため、自分で空港での英語のアナウンス
を聞き取る必要があります。

飛行機しかり、電車しかり、地下鉄やバスもしかりです。
まずは ヒアリング力が大事 になってきます。

2)行きの飛行機の中で洋画 「unknown」
ドイツの空港に着き、予約したホテルに向かったアメリカ人夫婦。
主人公の旦那役が空港でタクシーに乗るときに、スーツケースを運んだ
台車の上にカバンを忘れ、それをホテルに着いてから気がつき一人で取
りに戻る。

その途中で交通事故にまきこまれ、橋から川に転落。以後記憶を喪失。
病院のベッドの上で少しだけ記憶を取り戻し、妻のいるホテルに急行。

妻を捜し見つけたら別の男が妻の夫と名乗り、妻は「あなたは知らない」
と言う。さらには殺人者に追われながら、自分は誰なのかを探し求める・
・・というサスペンスの映画。

なかなかスリリングな映画でした。最後にどんでん返し・・です。

字幕の映画でしたが、できるだけ字幕は見ないで英語を聞き取るように
して見ました。

その中で印象深く残っている台詞があります。
事故後、主人公が命を救ってくれた女性のタクシードライバーにいくつ
か質問をしたとき、話しにくそうにしたため、すかさず言った台詞です。
「No need to explain.」  (説明しなくていいから)

飛行機内では日本未公開の新しい作品を、一般放映に先立ち上映して
いる場合が多く、今回の unknown も未公開作品だったようで、字幕での
映画でした。

最近はオンライン英会話で随分耳慣れてきたことと、いまだにSIM英語
をかかさず聞き続けているので、以前よりずっと字幕を見ずに英語の
音声を聞き取れていたように思います。

わからない単語であってもしっかりと発音が聞き取れているので、単語
のスペルが想像できるようになりました。

参考にですが、洋画で英語を勉強するつもりで見る場合は、英語の字幕
を表示して見るのが良いと思います。
 
次は、香港でHSBC銀行へ行くときに、あったことを書きたいと思います。
 

2011年6月28日火曜日

◆きょう、中国-香港より帰国しました!

ご無沙汰です。こうしてペンを持つのも・・・あっ違うか、タイプして投稿
するのがですね・・9日ぶりですね。

19日夕方から28日午前の約10日間、香港経由で中国に行って来ま
した。

中国といっても非常に大きい国で、端から端までだと飛行機で5時間以
上かかるようですが、今回行った先は南側のエリアで、比較的香港に近
いところで東莞市という街です。

有名な大都会である広州と深センの中間に位置する街で、香港からは
電車で1時間15分のところにあります。

仕事関係の出張で、今回は2月以来の海外出張となります。

飛行機は往復とも羽田-香港便を使いました。羽田-成田間の移動が
必要ないため、時間的にも費用的にもかなり楽になるからです。

わたしの故郷である秋田からだと、羽田に着陸してから成田に向かうこ
とは、時間とお金をかけて逆戻りすることになり、香港までの飛行時間
も長くなります。

いつも何でこんな無駄な移動が必要なんだろう・・と思っていたのですが、
羽田便ができて本当に楽になりました。

さて本題ですが、途中何カ所かで英語を使うことになり、中国語との切
り換えの混乱などを含めおもしろい体験もありましたので、少しずつご
紹介させていただきたいと思います。

まず最初に移動して行った途中の経路と、英語を使うことになった場所、
その状況について、簡単にご説明致します。

経路:
  大まかには 「秋田空港=羽田空港=香港空港-中国」 です。
  大陸側の詳細は、
              「香港空港…紅ハム駅(九龍)-中国/東莞駅…橋頭鎮」
の順に移動しました。
「=」は飛行機、「-」は電車、「…」はバスと車です。

英語の必要性:
出張ですが予約を含め全て自分で計画し移動しますので、途中香港のあ
たりでは何回か英語を使うことになるときがあります。

トラブルがなければほとんどありませんが、予定外のことがあるときは英
語がたよりとなります。

今回はその辺について解説し、海外旅行の際にはどんなところで英語が
必要になるかを再確認したいと思います。

経路の順に整理してみると、

1)日本国内 ⇒ もちろん不要
2)航空機内 ⇒ 不要 (ただし海外の航空会社は必要なものもあり)
3)香港到着 ⇒ 不要 (入国審査で問題なければ話す必要はなし)
4)中国移動 ⇒ 必要 (乗車券を買うときに必要となります)
5)中国入国 ⇒ 不要 (ただし通関のとき荷物で問題あれば必要)

今回は、飛行機内で1回、香港で行きに2回、戻りのとき1回、中国でも
1回、英語を使うことになりました。

飛行機では洋画観賞のとき、香港ではHSBCという銀行へ行ったとき、
そして中国から香港に戻ってきたとき、中国ではクラブでお酒を飲んだと
きに、英語を使うことになりました。

香港では、ホテルや銀行、ATMなどでは日本とは少しルールが違う部分
がありますので、その点を参考に解説しながら体験した内容について順
に書いていきたいと思います。
 

2011年6月23日木曜日

◆言いたいことを簡単な英語で表現する!

日本人英語学習者の中には、英単語はたくさん知っているのに英語を
話すのが下手な人が多いという話を聞きます。

そういう人は、前回話した「冬眠」にしても、hibernate の意味は
知っているものの運用語彙ではなかったり、またその単語を覚えて
いても、いざというときにど忘れし、それを即座に簡単な英語で言いかえる
能力がないような人だと思います。

英語を話すのはネイティブスピーカーだけではなく、語彙の少ない子どもや
ノンネイティブもいるので、どんな人ともコミュニケートできるように
なるために、難しい単語で言う練習ばかりでなく、
簡単な表現で説明する練習が極めて重要です。

そこで、実際に問題練習を通じて、どれくらい簡単な表現でそれぞれの
単語を説明できるか、チェックしていただきましょう。

それでは次の日本語を英単語1つで言ってみましょう。
1)三脚   2)紙吹雪   3)踊り場

いかがですか?

正解は、
1)tripod    2)confetti    3)landing

しかし、いくら語彙を覚えても自分の知らない言葉は出てくるし、
どんどんと新語は生み出されるし、語彙の少ないネイティブの子ども
や大人、ノンネイティブなどにも通じる英語も重要です。

そこで今度は上の単語を簡単な英語で説明してみましょう。



どうですか?

以下に回答例を述べます。

1)three-leggedd object used to support a camera, telephone, etc.
2)small pieces of colored paper thrown at events such as wedding
    and parades.
3)level area at the top of a staircase or between two sets of atairs.

さていかがだったでしょうか?
うまく英語で言えたでしょうか?

こういった練習を積んで何でも英語で言えるようになれば、言いたい表現を
忘れてしまっても大丈夫です。

上記のように、oboject, person, substance, tool, disease などカテゴリー
を述べてから、

それに「関係代名詞」や「不定詞」などを使い、in which, that, used to
のようにして修飾部分を付け足していけば良いです。

いろいろと練習してみて下さい。

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それと連絡ですが、実は現在海外出張中です。
先の記事とこの記事は投稿予約したものです。

28日には帰国しますので、戻り次第、海外で英語を使った部分に
ついて、レポートをしたいと思います。

このあとについては、少しお待ち下さい。

2011年6月21日火曜日

◆基本文暗記と繰り返し音読の行き着くところ

わたしは以前2011年1月28日に「◆1分間英語で自分のことを話す特訓」
という記事を書きました。

自分のいろいろなことを1分間英語で話してみるのが良い。
その中にいろいろな基本文を散りばめて。

そしてそれを覚えておけば、基本文の復習ができるだけではなく、
いろいろな場面での話材としてスムーズに話を進める役に立つだろう。

まずは身近な8つのテーマ について行った。
「自己紹介」「好きな食べ物」「健康」「嗜好品(コーヒー)」、
「週末」、「コンピューター」、「旅行」、「英会話」
の8つ。

これを行ってからオンライン英会話では、それらの話題の会話が
とてもスムーズに話せるようになりました。

・・と書きました。

そしてその後のことですが、

・もっともっとスムーズに出るように、
・最初の1語を言い出せば、その後は流れるように、
・頭で考えて話すのではなく、口が覚えていて勝手に動く、

というようなことをイメージして、毎日毎日音読を続けています。

毎日毎日同じ文章を音読していったら、どうなるのだろうかと。

すぐに思い出しにくくなることや、思い出せなくなることを
心配して・・ということの方が当たっているかも知れませんが。

そしてその記事を書いてから4ヶ月たった今は、どうなったかと
言いますと、

・最初の1後を頭で考えて言い出せば、その後は口が覚えていて
  勝手に話していく。
従って、
・最初の1語を言い出すと、その後は流れるように文が出てくる
  というふうになりました。

頭では無く体で覚えているという感じで、まさに千本ノックのあとに
白球が飛んでくると体が勝手に動いていく・・というような感じです。

「それでどうなるの?」と言われる方がおられるかと思いますが、
自分でもよくわかりません。

行き着くところまで行ってみて、その先に何があるのかを確認して
見たいと思っているだけです。

イメージしているのは、全文章の基本文型は変えずにフレーズや
単語をその時々に変えても、同じようにスムーズな流れで文章が
湧き出てくるようになれるのならば・・ということです。

頭で考えてもその先のことはわかりませんので、やってみた結果で
確認して報告したいと思います。

ところで話は変わりますが、オンライン英会話で話をしていると、
本当にスムーズに文章が出てくるようになった気がします。

何が原因なのか、何の訓練が良かったのかまではわかりませんが。

(暗記した基本文を、何度も何度も何度も音読していることの効果
なのかな?・・・とうっすらと思っていますが、よくわかりません。)

2011年6月19日日曜日

◆英英辞書でスピーキング力UP!

英和辞書での和訳と英英辞書では、意味のニュアンスが微妙にずれている
場合が多々あります。

英和辞書だけを使っていたのでは、和訳と実際の意味とのニュアンスの違い
を誤解したまま覚えてしまい、結局は使えない語がたくさん出てきてしまう
ということになりかねません。

スピーキング力をUPさせるのに、1人でもできる最高の方法の1つが、
「英英辞書を引いて「音読する」こと」
です。

これは単に英英辞書を引いてその説明を黙読するよりも、発信力をUPさせる
上でさらに効果的なアプローチとなります。

そしてさらに効果的なのが、その英語の説明文をリプロダクション(再生産)
する方法です。

つまり、定義を一度見たら辞書から目を離し、今見たことを思い出せる限り
口に出して言って見るのです。

その反対に一番悪いのが、英和辞書の意味を読んで納得しそれで終わって
しまうやり方です。

英英音読アプローチは、何らかの事柄を英語で言う場合にも非常に効果的です。

例えば「平泳ぎ」を和英辞書で引いて、"breaststroke"と覚えるだけでは
スピーキング力のUPはあまり望めませんが、

次のように英英辞書を引いてその説明を音読すれば、日本人の苦手な
基本動詞や句動詞に強くなり、表現力がどんどんUPしていきます。

freaststroke:
 a way of swimming
      in which you push your arms straight ahead
             and then
                   bring them back in a circle toward your sides,
                         while bending you knees toward your body
                                 and them kicking out
 泳ぎ方の一つで、
       両手をまっすぐに 伸ばし、
             それから
                   円を描いてわき腹の方へ戻し、
                         同時に ひざを体の方へ曲げてから
                               足を蹴り出す

みなさんはこの強調文字部分の日本語をスラスラと英語で言えますか?
意外と難しいのがこの「動作表現」です。
動作表現はこのように基本動詞・句動詞で言い表せることが多いのです。

以下、さらに例を2つあげます。

例1:冬眠する
   sleep all the time
         during the winter

例2:千里眼
   someone
        who claims to be able to tell
              what will happen in the future

少しずつ英英辞書を使うことに慣れていき、そしてどんどん
「音読&リプロダクション」をしましょう。

そうすれば、どんな単語でも簡単な英語で説明できるようになりますよ!



・・と、「英語スピーキング スキルアップBOOK」妻鳥千鶴子、
植田一三著、に書いてあり、自分も継続トライしています。

2011年6月17日金曜日

◆英語の表現力を広げていくやり方について

ただ表現力を広げたいと思っているだけではダメですね。
待っていてもそのチャンスはやってきません。

まずはそのフレーズを良く頭の中にインプットしておく必要があり
ます。誰でもそのくらいのことは考えて、各人いろいろなやり方でそ
のフレーズを覚えるようにしていると思います。

ですが、インプットしただけではまだまだ不十分です。
表現力を広げられた、その表現が身に付いたというレベルにはなって
いません。

本当にその表現力が身に付いたというレベルにもっていくには、実は
ここがスタートなのです。

ここである何かをやらないと、身に付いたと言えるレベルに持っていく
ことはできません。

それでは何をやれば良いのでしょうか?

それは・・・非常にあたりまえのことですが、
”使いこなせるようになりたい”、”使おう”と 「意識」すること
です。

これが必要です。

意識していないと、その表現が使えるチャンスが来たときに、頭の中
に浮かび上がってきません。

またその覚え方もやり方があって、単独で覚えるのではなく、
1対の会話のセット で覚えるのが良いです。

自分の覚えたい表現につながる相手の質問とをセットにするか、
相手の説明に対し、覚えたい表現を使い相手に質問をするという
パターンセットで覚えるのです。

いわば自分の覚えたい表現を引き出すためのトリガとなる文と、
セットで覚えるということです。


そしてあまり 一気に多くの表現に取り組まない ことです。
前にも申し上げましたが、
人間の頭の中に長期間残る記憶とするには時間がかかるからです。

ただ暗記するというのではなく、その表現を身につけるためなので、
しっかりと記憶の奥底に定着させなければなりません。

わたしの場合を例として述べますと、
わたしは1週間に5回ほどオンライン英会話をしていますので、
その中で試しに使うようにしています。

ときにその表現を使えるように、関連する話題に誘導したりすること
もあります。しかしその1週間の中で使えないこともままあります。

なので1週間1表現ですが、1ヶ月に4表現 としています。

わたしのように気楽に取り組んでいると、これくらいのペースが
ちょうど良い感じですね。

それでも1年に48表現を拡充するということになりますので、
1年で結構表現力が広がりますよ!

☆注:
ここで述べている表現とは、ショートセンテンスというような
意味ではなく、応用性のある重要な一つの構文を意味しています。

2011年6月15日水曜日

◆中国広州空港のホテルでも英語に助けられました

2000年のとき初めて中国に行きました。
中国広東省の東莞市に工場があり、出張で3日ほど滞在しただけですが。

当時の中国は現在のように開けた感じではなく、少し暗くて怖い共産圏と
いうイメージがありました。

何かあると日本人はターゲットにされるような。
実際はそのイメージとはずいぶんと違ったのですが。

まあその話はおいといて、突然ですが、出張でのやるべきことが順調に
終わり、帰国することになりました。

行きは成田空港から広州空港に行き、そこで社用車に迎えに来てもらって
いました。

それで帰りもまた空港まで送ってもらうつもりだったのですが、一人の
ドライバーは体調悪くて休みで、もう一人はお客さんを香港へ送るため
に出たあとでした。

そのため良く使っている車があるとのことで予約してもらいました。
しかし実はタクシーではなく白タクでした。

あとでわかったことですが、中国の中では白タクはあたり前のようです。
法律で禁じられてはいるのかも知れませんが、日本のように厳しく
取り締まったりもしていないので、野放し状態のようです。

またホテルやレストラン、日本人料理店などもみな送迎車をもって
います。お客さんの依頼があれば、どこへでも送ってくれます。

社用車がないのでどこかの知っているところに、広州白雲空港までの
送迎を依頼したようでした。

何も知らないわたしとしては、タクシーなら少しは安心するのですが、
白タクでは安心することはできません。

ドライバーはどこの馬の骨ともまったくわからない人で、突然どこかの
小路に車を乗り入れられ、周りを大勢の仲間に囲まれたらアウトです。

結構緊張しながらへんな小路に入り込まないか・・などと気にしながら、
走り続けました。

・・・このまま途中のことを書くと長くなり、本題から逸れるので
また別の機会に投稿したいと思います。

ということで、20時30分頃、何もなく空港に着いたのでほっと一安心。

周辺がすごく渋滞していたのでホテルの少し前で”謝謝!”
と言ってから降りて、ホテルに向かって歩いていきました。

そしてホテルに入ってフロントデスクに行き、
「チェックイン、プリーズ」と言いました。

相手はきょとんとした面もちでこちらの顔を見るのですが、
何も反応しません。
「何でしょうか?」という顔をしているだけです。

英語がわからないのならということで、ホテルを予約してくれた人に
書いてもらった紙を見せると、すぐに予約をチェック始めたようです。

よしよし・・と見ていると、今度は確認が終わって顔を上げ、何かを
しきりに話してきます。何がなんだかわかりません。

仕方ないので紙の上に会社名と自分の名前、予約済、宿泊するなどと
書いて説明すると、またしきりに少し強い調子で返答してきます。
どうも予約がないと言っているような感じです。

異国の地で泊まる場所もなく放り出されることになるかと思うと、
冷や汗がタラリ・・という気持ちになり、すごくあせった状態になり
ました。

とにかく会話ができないと始まらないので、目の前にいる数人の
スタッフに
「あなたは英語が話せますか?」
と聞いても誰からも反応が無し。

「わたしは○○会社の△△です。部屋を予約してあります。」
などと言ってもやはり何も行動が起こりません。

そうこうしているうちに、その中の1名でどこかに電話をかけ、
何かを説明しはじめました。

その会話の意味は当然わからないので、何度も何度も
「困った」「お願いします」調の話をし続けていると、一人黒服の
スタッフが横のドアから入ってきました。

そして、「どうされましたか?」と英語で言ったので、瞬間
「良かった!話ができる!」と思い安堵がこみ上げてきました。

ですがまだ終わりではありません。

再度、会社名や名前、予約済のことを説明すると、すぐに
「申し訳有りませんが、そういう予約はありません。」とのこと。

何度も確認してもらっても「予約はありません。」の返答だけでした。

これは大変なことになったなと思いながら、あせる気持ちを落ち着か
せるためにゆっくりと深呼吸をしました。

というのも、会社に電話して確認してもらったり再予約してもらおうと
しても、携帯電話はないし一般電話の掛け方もわかりません。

とにかく心を落ち着けて頼みの綱である英語を話せるそのスタッフに、
「何とかして下さい。」「どこでも良いので泊めてください。」
「どうしても部屋がないのなら、このロビーに寝ていても良いですか?」
などと、必死に再交渉です。

どこかに泊めてくれないのなら、絶対に帰らない・・と必死で伝えた
せいか、下手な英語でも相手はわかってくれたようで、電話をどこかへ
掛けて交渉を始めました。

2~3分押し問答をしたあとでようやく話がついたようで、その人が
親指を上に立てて「OK」のサインです。

「あー本当に良かった・・・。」とぐっと気持ちがこみ上げてきて、
思わずその人に握手の手を伸ばしていたのを覚えています。

エレベーターで上に移動し6階で降りて部屋に入りました。
本当に狭い小さなシングルベッドとテレビがある部屋でしたが、
そのときのわたしにとっては、暖かくて安心のできる本当にノアの
箱船に助けられて乗ったような気分でした。

やはり海外で一人になる可能性があるのなら、絶対にカタコトでも
英語が話せる必要がありますね!

2011年6月13日月曜日

◆英語の勉強方法/習得のためのステップで補足説明

以前、英語習得のロードマップとして、6ステップで取り組むのが
良いと書かせていただきました。
今日はその補足を少しだけ書きたいと思います。

言いたいことは、
「中学英語がしっかり頭に残っている人はステップ3からで可」
ということです。

<ロードマップ>
-------------------------------------------------------------------------------------------
ステップ1:                                            【入門編】
  ・1~3語のショートセンテンスを覚える。
  ・ショートセンテンスで話す練習(体験)をする。
ステップ2
  ・重要単語を覚える。
  ・単語を並べて会話する練習(体験)をする。             -3ヶ月間-
-------------------------------------------------------------------------------------------
ステップ3:                                            【初級編】
  ・基本文型を覚える。
  ・シンプルな短文で話す練習(体験)をする。
ステップ4
  ・接続詞を覚える。                                   -3ヶ月間-
  ・二つの短文を接続詞でつなぎ、リズム良く話す練習(体験)をする。
-------------------------------------------------------------------------------------------
ステップ5:                                            【中級編】
  ・動名詞/不定詞を復習する。
  ・シンプルな短文に動名詞/不定詞を付けて話す練習(体験)をする。
ステップ6
  ・関係代名詞を復習する。                            -3ヶ月間-
  ・シンプル短文に関係代名詞と修飾短文付けて話す練習(体験)をする。
-------------------------------------------------------------------------------------------

英語の基礎知識があまり無い人や、中学英語をほとんど忘れてしま
っている人は、上記の通り進めるのが良いと思います。

しかし、中学英語がそれなりに頭に残っている人は、単語/ショー
トセンテンスを覚えるステップは省略しても良いと思います。

ただ単語だけを覚えようとする勉強というのは単調であり、あまり
おもしろいものではありません。
目的があればそれに向かって少しずつ使える単語が増えていくこと
が、少しは楽しいと思いますが。

また単語だけで覚えようとすると、覚える対象範囲が狭く忘れやす
いなど、かなり非効率的な勉強になるとも思っています。

そういう意味からも、ある程度の基礎知識がある人はステップ3の
「基本文型を覚える」というところから入っていくのが良いでしょう。

単語もショートセンテンスも文法も、
「それぞれ一つずつを別々に勉強する」
というやり方ではなくて、まず最初に基本文を覚えるという作業
から入ります。

単語を覚えるという単純なやり方ではなく、
まずは基本となる文章を覚え、その中で単語もショートセンテンスも
文法も一緒に復習していくというやり方が良いと思っています。

そしてその基本文の上で新しい単語/表現を横展開していく訳です。

このやり方の良いところは、ストーリーで取り組むことで記憶が
し易くなり、また勉強したことが即、自分の会話能力の向上になる
ということです。

勉強した分だけ直接的に会話能力の向上につながりますので、
効果がわかり易く、モチベーションの維持がし易くなります。

☆自分の状況に応じて、適当なステップより開始するのが良い
  でしょう!

2011年6月11日土曜日

◆第五ターム:英会話勉強再開。オンライン英会話も開始

中国では英語と同じやり方で中国語を勉強し、英語以上に話せるように
なりました。

またそのおかげで多くの中国の人とコミュニケーションができ、友達も
たくさん作ることができました。

やはり言葉の力は偉大です。
相手国の言語を話せるということはすごいことで、まったくそこでの
すごし方が変わります。

つまりあらゆる部分でアクティブになり、積極的に行動し楽しむことが
できるようになるということです。

中国語が話せるというだけで、かなりの人が友達になってくれました。
相手の方から友達になろうとして、話しかけてきてくれました。

外国人というか日本人がめずらしく、また興味があったからでした。

英語を話せるということも同様にすごいことだと思います。
日本国内にいるとその恩恵は少ないと思いますが、ひとたび海外へ
出かけるとそのありがたさは、身に染みて感じることができます。

お互いにもっともっと英語を頑張り、新たな領域にチャレンジ
していきましょう!

前段が長くなってしまいました。
今日は前段だけで終わってしまうところでした。すいません。

それでは第5タームの内容、行きます!

昨年の4月にいろいろとお世話になった中国に別れを告げて、日本に
帰国してきました。

そのときの印象としては、中国語はものすごく上達したのですが、
反面、英語は逆で若干ですがレベルを低下させてしまったと感じて
いました。

日本ではやはり英語の方が重要性が高いため、再度英語勉強に力を
入れようと決意しました。

と、言っても特別なことをするのではなく、わたしなりのやり方で
少しだけ積極的に勉強を行おうとするものです。

わたしなりのやり方、すでに何度か記事に書かせていただきましたが、
”ながら時間”を活用して気楽に楽しく勉強を行うということです。

内容的には、先に第3タームで書いたこととほとんど同じで、

①朝のウォーキング
     ・mp3プレーヤーを首にぶら下げ「SIM英語」を聞きまくる。
     ・「シンプルパターンイングリッシュ」「瞬間英作文」をメニュー
       に追加

②会社の通勤往復時
     ・「Pimsluer English」を聞き質問に素早く返答をつぶやく。
     ・森田太郎著「独習3時間少し話せる人の英会話練習帳」に載って
       いる会話例、「1分間スピーチ」をメニューに追加

③その他
     ・オランウータンだったと思いますが、ネイティブの英会話教師を捜し
       てマンツーマンでやろうと思い、カナダ人の講師に申し込みましたが、
       もうすぐ帰国するという理由のもとにメールで断られてしまい、実現
       しませんでした。

      (その後随分たっても、その人のデータはホームページからは削除
       されておらず、わたしはあまり歓迎されない相手だったようで、上手
       に断られたという感じでした)

     ・ときおり夜に時間があれば、ピクチャーイングリッシュを使い、
       ボキャブラリーの勉強を少しずつ追加実施しています。

とにかくこの①と②をバカの一つ覚えのように、徹底的に繰り返しました。
暗記できたとかスッと言えるとかのレベルではなく、夢でつぶやいている
のを見るくらい、愚直に繰り返したものです。

何事も徹底してやると、やる前との違いを感じることができる何かを成果
として得られるものです。そしてそれが自信になります。
・・というように、いろいろな良いことがありますよ。

④昨年10月よりオンライン英会話を始めました。
     ・レアジョブという会社のコースに入会し、1日25分、一週間に
       約5日、やっています。
     ・継続することがつらかったですが、8ヶ月を越えた今も続けて
       おり、ずいぶん会話能力がアップしたと感じています。

       詳細の内容につきましては、わたしのもう一つのブログ
       skypeで英会話を習得 オンラインで英会話を楽しもう!
       に詳しく書いていますので、そちらをご一読下さい。


成果:
     ・やはりオンライン英会話の成果が大きいですね。圧倒的です。
     ・緊張して会話していたのが随分薄らぎました。すごくリラックスして会話
       ができるようになりました。

     ・文章を話しながら次を考え(浮かんできて)、間が大きく空くことも無く
       良いリズムで話せるようになりました。
     ・英会話をやり始めた頃は、すぐに頭が英語モードになれるようにする
       ためには、どうするのが良いのだろうか・・などと気にしていましたが、
       今はまったく気にしないようになりました。

     ・常時英語モードが頭の裏側で待機中のようになっており、話し始め
       たらすぐに英語が口から出てくるようなレベルになりました。
     ・日本語で話をしているとき電話が鳴って受話器を取ると、相手が英語
       で確認をしてきたら、すかさず英語で応対できるようなそんな感じです。

会話能力:
     ・自己判定値:  85/100点

今、本当にフィリピンの講師の方と話しをすることが楽しいです。
お気に入りの講師に登録している人は30人ほどいますが、どんどん新しい
人にも会話を申し込んでいます。

英語の勉強を取り組み始めたのがきっかけですが、その後本当に自分の
視野を広げることができたなぁ(他国のことをいつも考えれるようになった)
と感じている今日この頃です。

2011年6月8日水曜日

◆英会話において文法の勉強は必要?それとも不要?

今日ある英語教材を売り込んでいるメルマガを読んでいると、
英会話には文法は必要ないと書いていました。

わたしはいろいろな意味から、文法は必要だと考えていますので、
今日は少し脇道にそれてそのことについて書いてみたいと思います。

まずそのメルマガに書かれてあったことは、文法の必要のない理由と
して、赤ん坊が文法を勉強して言葉が話せるようになるのではない、
と書いていました。

また、ネイティブが日常に良く使っているショートセンテンスを
覚えれば、英会話が話せるようになるとも、書いてありました。

しかし、どの程度覚えれば話せるようになる・・とは書いて
ありませんでした。

わたしはポイントはそこだと思います。

つまり単純にショートセンテンスを覚えていくのであれば、
ものすごい数を覚えないといけないと思います。

たまたま覚えているセンテンスが使える場合は、スラスラ言葉が
出るかも知れません。

しかし少しでも合わない内容ならば、まったく話せないのでは
ないでしょうか。

とかく日本人は正しく完全な文章にならないと、話さない、または
話せない傾向があります。

ものすごい数の単語やフレーズ、センテンスをそのまま暗記する
ことは、非効率的だと思います。
応用力がつかない勉強のやり方だと思います。

われわれ大人は、赤ん坊ではありません。
大人のやり方で効率良く英語を話せるようになれると思っています。

そのために文法というか、会話のための公式が必要
なのだと思っています。

学校でまず文法から勉強していますが、そういう意味で文法の勉強
と言っているわけではありません。

英会話を早く覚えるため、応用力を身につけるため・・という意味で、
文法が必要だと言っているのです。

ネィティブのフレーズを覚えることはそれなりに必要なことですが、
それだけでは不足だと思います。

文法は公式であり、骨格だと思います。
そこがわかって守りながら、あとは枝葉の部分である単語を
自在に入れ替えて、どんどん別の表現を言うことができます。

幹を覚えておき、枝葉は縦横に使い分けるということです。

それをしない場合は幹・枝・葉をセットで、ものすごい組み合わせ
を覚える必要がでてくるのではないでしょうか。

また、文法をひとつひとつ守れ・・と言っているわけでもありません。
その場合は、柔軟な自分を逆に縛り付けることになるでしょう。
柔軟に話せる能力を押さえてしまうでしょう。

時たま文法が間違っていても、日常会話なら全然問題がありません。
間違っていることに気がついたら、直しても遅くはありません。
気がつかなくても大けがはしません。

そのうち繰り返しているうちに、間違っていることに気づくように
なります。

そこで直して次のレベルアップに繋げれば、何も問題はありません。

2011年6月6日月曜日

◆第四ターム:中国で中国語8、英語2の割合で勉強(3年半)

第四タームは中国に3年半駐在したときの時期です。
はっきり言って中国語の勉強がメインだったため、英語能力は逆に少し後退
したと感じています。

おかげで中国語はぺらぺらになりました。

英語の勉強とまったく同じようなやり方で勉強しました。
もちろん独学です。

先に「5月8日 話せるようになるまでのロードマップ」の記事で説明させて
いただいた通り、6ステップでの勉強方法を行いました。

ステップ1~4はまったく同じで、
ステップ5(動名詞/不定詞)とステップ6(関係代名詞)の部分は、
少し文法が違いますが。

ですが、例えば
英語で 「If ~ 文」 は、中国語で 「如果 ~ 」(もし~なら・・)
                                                       ルー・グオ
英語で 「When ~ 文」は、中国語で 「 ~ 的時候」(~のときに)
                                                                    ダ・シホウ
というような感じで、結構同じフィーリングで勉強できました。

約6ヶ月で簡単な会話ができるようになり、
9ヶ月で普通の日常会話はできるようになりました。

漢字という日本と共通の部分があったため、かなり勉強がし易くて、
ピンインと呼ばれるアクセントの部分がむずかしかったですが、
全体としてはかなり早く覚えていくことができたように思います。

一方、英語の方はというと、かなり苦しみました。

それは何かというと日本語と英語に加え、更に中国語をやるようになってからは、
頭の切り換えが非常にむずかしかったことです。

2つの言語のときは切り換えにはあまり苦労しなかったのですが、3つになると
頭がサッと切り換わらずとてもむずかしかったです。

かなり混乱しました。

英語では”問題ない”は「No problem.」と言いますが、
中国語では「没問題」と言います。
                    メイ・ウェンティ

それが、英語で”問題ない”と言おうとして「No 問題」と言ってしまったり・・。
                                                                 ノー ウェンティ
中国語の能力が延びていくほどに、英語が出てきにくくなったのを覚えています。
最後の方は英語と中国語が逆転し、中国語の方がレベルが上になったと思います。

会話の自在さは、中国語の方が上になっていると思います。

そのときに英語関係でやったのは次の通りです。
どちらかというと中国語をやることで英語のレベルが落ちないように、
復習を定期的に続けたという感じです。

実施内容:
  ・朝のウォーキングの時にmp3プレーヤーでシンプルパターンイングリッシュ
    とSIM英語を聞く程度
  ・英語ができる中国人、アメリカ人、イタリア人、フィリピン人(歌手)と友人
    になり時々会話
  ・森田太郎著「少し話せる人の英会話練習帳」の会話例を全て暗記し、毎日音読
  ・英語と同じやり方で中国語を勉強。一般の多くの人とも会話

成果:
  ・森田英語がスムーズにそらんじれるようになった
  ・とにかく多くの欧米人と会話することができた
  ・こちらから気楽に声をかけ、臆することなく話せるようになった
  ・中国語がすらすら話せるように。日常会話は相手と同じペースで会話できる
    レベルに。

  ・突然何かがあったりするとき、スッと中国語が飛び出すくらいに
  ・英語と中国語の両立に悩んだ。言語の瞬時切り換えに頭が混乱
  ・中国語が良くなるほどに英語がレベルダウン、停滞

会話能力:
  ・自己判定値:  60/100点

2011年6月4日土曜日

◆英語に救われた経験(2)


当時のハノイノイバイ空港のチェックインはコンピューター化されておらず、
手入力でペーパー上でのチェックや確認で、1人1人の手続きにものすごく
時間がかかっていました。一人に15分以上かかるため、長蛇の列ができて
いました。

一度ぎりぎりになってあせったことがあるため、いつも余裕を持って
行くようにしていました。

チェックインを終わって手荷物検査行い通関が終わると、更にもう一つ
ゲートがあります。

そこでノイバイ空港の使用料、US$14を徴収されます。
(現在も徴収されているかはわかりません)


香港行きはゲート1なので、その付近のイスに座り本を読み始めました。

一人で海外の空港を移動するのですから、間違いがあってはならないため、
いつもゲートの前かゲートの様子が見えるイスに座るようにしています。

その時も土産を買ってからゲートの前へ移動し、近くの席で本を読んで
ゲートが開くのを待っていました

通常出発時間の20分くらい前までに係員がきてゲートや扉を開け、
飛行機に乗り込むための準備を始めます。

ノイバイ空港は小さい空港なので、そのくらいの時間から準備しても
全然問題ないからです。

ところがその時はその時間が近づいても係員が一向にやってきません。

おかしいなぁと思っていると、マイクでアナウンスがありました。
ベトナム語はわからないのでパスして、その直後に流される訛りの強い
英語を聞いて、何を言っているのか理解しようと努めました。

海外に一人で出かけると、結構こういう局面に直面します。
予定に変更がなければ特に問題ないのですが、変更が生じるとアナウンス
で知らされることになり、それを聞き取れなければなりません。

意識を集中して聞き、何とかわかりました。
使う飛行機の到着が遅れているため、出発が少し遅れるとのこと。

仕方ないなと思いながら、また小説を読み始めました。

更に10分ほどしても動きがないので、そのまま小説を読み続けて
いました。

そうしておもしろい箇所を読んでいるとき、またベトナム語でアナウンス
を始めたので、特に注意を払わず読み続けていました。

アナウンスはさらに続いており、どこからか英語に変わって放送して
いました。

最初は特に意識を向けていませんでしたので、頭の中の翻訳機能が作動
していなかったのですが、どこかでピーンとひっかかるものがあり、
意識をアナウンスへ向けると、
「....change the gate....」というキーワードでした。

すぐにもしかして・・と思い、繰り返しのアナウンスを聞き直すと、
機体がまだ到着していない。
どうも機体の到着は大幅に遅れそうだ。
予備の機体を出す。
ゲートを替える。

と言っているようでした。
(訛の入ったベトナム英語だったので聞き取りにくくて、
細部はカンピューターの処理結果です)

そうしていると、他の待っていた乗客が少しずつ席を立って別の方向へ
移動して行き始めました。

ぽつぽつとしての移動だったので、本を読むのに夢中になっていたら
気がつかなかったと思います。

アナウンスを何となく聞き分けることができたので、その移動を見て
すぐにピンときて、自分も遅れずに同じ方向へ移動して行きました。

するとそこは9番ゲートで、そのゲートからどんどん中へ入っていき、
別の飛行機に乗り込んでいるではありませんか。

そして確かに行き先が「香港」になっています。
飛行機に何とか遅れずに乗り込むことができました。

そして、機内の自分の席で機内サービスのなま暖かいビールに氷を
入れてもらって飲みながら、

「乗り遅れたら大変なことになっていたなぁーー」
「英語をやっていて本当に良かったなぁーー」

と思ったものでした。

2011年6月1日水曜日

◆第三ターム:帰国、独学+社内英会話教室に時々参加(2年1ヶ月)

さてベトナムでじっくり英語の勉強をして、せっかく30分以上話せる
ようになったのですが、日本に戻ったからといって勉強するのを止めたら、
一気に元の英語コンプレックスマンに戻ってしまうかも知れません。

せっかく今までの努力をして、英語コンプレックス人間を抜けられそうな
気になってきているのに、それを無駄にしてしまう勇気がありませんでした。

ということで、英語の勉強は同じやり方で独学で続けることにしました。

とにかく気楽に楽しく勉強をする・・というのがわたしのモットーですので、
ほとんどは家の中で机に座ってやるのではなく、外部で何かをしながら
メモ用紙やmp3プレーヤーを使っての勉強が中心でした。

とにかくあまり構えないで気楽にやるというのが、長く継続するための秘訣
と思っています。

以下が、そのときの1日の勉強のメニューです。

①朝のウォーキング
    ・mp3プレーヤーを首にぶら下げ、SIM英語を聞きまくる。

          スキップ(センテンスをフレーズごとに区切って空白が挿入)
オリジナル(ノーマルスピード、ノーマルセンテンス)
スキップ150(50%話すスピードをアップしたスキップ)
オリジナル150(ノーマルセンテンスを50%スピードアップ)

      何回も聞いて聞き慣れてくると、150%のスピードはあまり違和感なく
      各センテンスが聞き取れるようになってきます。

180%、200%もありますが、あまり使っていません。
将来のレベルアップのため取ってあります。

      ⇒おかげで、日常会話なら相手の言っていることを聞き逃すようなこと
        がほとんどなくなりました。

②会社の通勤往復時
    ・Pimsluer Englishを聞き質問に対し、素早く返答をします。

車の中で来る日も来る日もCDから質問されて、返答をつぶやき
まくりました。

      これを使っての勉強はとても臨場感があり、実践の雰囲気で投げ
      かけられた質問に対して、自分で素早く英語で返答する必要があり、
実践に近い形で練習を進めることができます。

③その他
    ・ある時期よりウォーキング時、シンプルパターンイングリッシュ
を聞いて、日本語を素早く英文でつぶやくことを始めました。
     (スピーキングに力点を置く)
・森田太郎著、独習3時間少し話せる人の英会話練習帳を開始。
例で載っている会話を、基本会話(基本文)として音読、暗記。

効果:
・基本文や多くの例文が頭に定着したからか、言いたいことを考えると
すぐに文型が浮かんでくるようになった。
・そしてそれにフレーズをつけて話せば良いように。

会話能力:
・自己判定値:  65/100点

第三タームまとめ:
・やはり今までの勉強を振り返ってみると、本当にこの「SIM英語」
と「Pimsluer English」の効果が大きいです。
・この2つをしっかりとやったことで、自分のスピーキング能力が
大幅にアップしたと感じています。